【名前】ジギスマンド=ノールズ
【性別】男
【所属】魔術サイド/必要悪の教会
【能力】得意分野は『儀式魔術』で、本来事前準備が重要となる『儀式魔術』を突発的な戦闘に利用できるように改良した術式を扱う。
【能力説明】
  • 魔法陣術式
『儀式魔術』の手法を利用した術式。
『儀式魔術』は『召喚魔術』と『喚起魔術』の二種類に分けられる。
そのうちの『喚起魔術』はヒエラルキーにおいて人間より下位に位置する存在が対象となるものを指す。
そのため『喚起魔術』では円状の魔法陣の中に術者の身を置いて安全を保ち、円外に配置された三角形の魔法陣の中に対象を呼び出す。
三角形状の魔法陣の中に呼び出された召喚対象は、『神の子』の威光を借りた術者に服し、命令に従う。
この一連の手法から、『円状の魔法陣』に外敵からの攻撃を防ぐ防御効果を、『三角形状の魔法陣』に外敵を操る効果をそれぞれ付与している。
魔力を注ぐことによって円状の図形が『円状の魔法陣』として機能し、わずかながら分け与えられた『神の子』の威光によって円の内側にいる者を外部からの攻撃から守る。
また、これと同様に、『三角形状の魔法陣』は内側にいる者を『神の子』の力によって術者の命令に従うように強制することが可能となる。
使用する『図形』は即席で描いたようなものでも代用できるが、本来の『儀式魔術』で使うような緻密なものほど効果が向上する。
【概要】
イギリス清教の神父。
三十代という若い年齢にして『司教(ビショップ)』の役職を手に入れている。
儀式魔術を得意とする魔術師としての側面もあり、魔術サイドにも顔が利く人物。
イギリス国内の複数の宗教施設(比較的小規模な聖堂や教会など)を包括的に管理する権限を与えられている。
清教内では高い地位に就いているが、その素性はイギリス清教の転覆を狙っている反逆者。
水面下で魔術サイド他勢力とのコネクションを構築しており、『向こう側』の利益のために謀反を企てている。どうやら『向こう側』の魔術師が何かを吹き込んで唆したらしい。
『魔力を貯蔵・増幅させるシステムを確立し、国内各地に大規模儀式魔術の拠点を築き上げる』というのが具体的な計画内容。
秘かに有している子飼いの魔術師達(全員幼女でロリコン疑惑浮上)と共に行動を開始しており、既に計画の『第一段階』に着手している。
例のシステムは『何十人もの人間を並列に繋いで魔力を循環させる』という風な構造になっていて、いくつかの人身売買組織へまとまった数のオーダーをしているらしい。
そのシステムをノールズが管理を任されている宗教施設に敷設することで、清教の目を掻い潜って大規模儀式魔術拠点を用意することが可能となる、などという安直な魂胆のようだ。
ちなみに最大主教であるローラ=スチュアートはノールズの不穏な動きを察知しているようだが、ノールズ自らが尻尾を見せて『大義名分』が整うまであえて泳がせている。
【特徴】
金髪碧眼のイギリス人男性。
どちらかといえば『慎ましい』と表現されるような、装飾が控えめの法衣を着用している。
年齢は三十代後半程度と司教にしては若い方だが、物腰柔らかで温和な雰囲気をまとっており、それなりに風格がある。
普段は優しげに目を細めているが、素性を現すと腹に抱えたドス黒さを吐きだすように態度が豹変し、目が据わった恐ろしい笑顔を浮かべる。
【台詞】基本的には穏やかな声色の敬語。人称は「私」「貴方、貴女」「彼、彼女、~さん」。
「ええ、はい。私がジギスマンド=ノールズ司教ですが」
「……はて、何のことでしょう。私にはさっぱり身に覚えがありません。ですからひとまず、その物騒なものを下ろしていただけないでしょうか?」
「子飼いの部隊ですよ。私の管轄下にある教会で保護されていた孤児達から選び出し、私自身の手でここまで育て上げた腕利きの魔術師達です。……さて、貴方一人であの子達の相手が務まりますかな?」
【SS使用条件】
ご自由に。

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最終更新:2014年02月05日 22:43