【計画名】『樹形図の遡行者(バックワードトラベラー)』計画
【概要】
『結果』と『原因』は常に1セット。
もしも世界中の『結果』を集め、正確に『原因』を突き止められるなら、
その『原因』からさらなる『原因』を正確に演算することだって可能になる。
そうして演算を進めて行けば、ドミノ倒しのようにやがてあらゆる『原因』を突き止めることができる。
――という理念のもとに、『結果』から『原因』を正確に突き止める為の超高性能コンピュータを作る計画。
『時間遡行』により未解決事件や歴史的な謎の真相究明を目的とする。

というのは全て『建前』であり、実際には樹形図の設計者に変わる演算装置を開発しようというだけ。
といっても『予測演算』ではなく、既に起こった実験の『末路』から『失敗原因』を推測演算し、
新たな研究に役立てようというコンセプトの運用法が予定されているらしい。

名目上のトップは別に置かれているが、真の発案・計画主導者は『日引流涎』。

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最終更新:2014年02月05日 23:03