【人名】クラリス=チャーチベル
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『ホープダイヤ』『六月の花嫁(ジューンブライド)』『装飾術式(オーナメント)』
【能力説明】
『ホープダイヤ』
オリジナルの宝石ではなく解析によって再現された魔術鉱石。
自身が基点となって魔法陣を構築し、地脈・龍脈からの世界の力を供給して呪いの術式を自動的に作成し続けるだけの代物であり、既に無数の呪いを完成させている。
その数の全てが一回限りの方式で作られたもののため、既存の解呪方法は通用しない。
所有権の剥奪が起こらない限り、所有者を追尾し続けるが、破壊に対する自己防衛は持たない。
結婚指輪に嵌めこまれており、『聖なる装飾』の性質を利用して『呪い』を他者に展開する。
『六月の花嫁(ジューンブライド)』
花嫁衣装とウェディングブーケ、結婚指輪の三つの霊装によって構成される術式であり、象徴する『聖母《マリア》』と『女神《ジュノン》』の二重の属性を獲得し、
その他にも世界各地の結婚に関連する術式や記号を組み込んでおり、徹底的に自身への祝福の加護を得ることで『呪い』への耐性としている。
花嫁衣装は結婚式という最高の晴れ舞台を用意する魔術的意味を持つことから、外的要因を調整し、それ自体が攻撃を軽減する防御結界となる。
ウェディングブーケは白百合の花束で作られており、『聖母』の宗教的記号であるとともに『杯』に対応する魔術的記号を有しているため、水の魔術を行使する象徴武器となる。
更に白百合の持つ宗教的由来の曖昧さから『蓮の杖』に変更し、炎の魔術を行使することも可能。しかし、複雑な機能を持つ霊装のため繰り返し変更すると意味を成さなくなる。
『聖なる装飾(オーナメント)』
「人生の喜びを見出だす」「生活環境を美化する」といった人間の装飾文化の有する魔術的意味を利用し、装飾に関連する霊装を容易に生み出すために作り上げた術式。
花嫁衣装やウェディングブーケもこの術式によって作成されている。装飾とは見せびらかす物であることから『見た者への伝播』という性質を持つ。
【概要】
ローマ正教に属する元修道女であったが、恋に落ちた相手と駆け落ちを決心したものの、その前夜に修道女であることを知られたことで拒まれる。
失意のうちに彼女は教会を離脱し、理想の相手を見つけようと世界各地を回っていたものの、そのうち結婚という行為そのものに執着するようになる。
結婚式を繰り返し挙げることで誰よりも聖母と女神に祝福されることを望み、また自分自身以外の人間からは幸運を奪うという歪んだ思想を持つようになった。
学園都市での結婚式を目論見んで侵入している。結婚した相手は色々大変な目に遭って死ぬ可能性が大。年下好み。
魔法名は『神の恵みを挙げる者(Gratia135)』
【特徴】
純白の花嫁衣装を身にまとった20代の見目麗しい金髪女性。
レースに編み込まれた紋様一つ一つが意味を成している。
【台詞】
「『結婚式』の挙行にはどうしても新郎役が必要なのよねー。よーし私好みなあの子に決めたわ。」
「マリアベル御手製! 愛妻弁当をブチかましにやってきましたよぉーっと。一生懸命作ったんだから、しっかり噛みしめて味わいながら頂きなさいよねー。」
「ふふふふ、なかなかに結婚生活楽しめたけど、流石に飽きちゃったわねー。 ってことでちゃんと不慮の事故に見舞われて死んでくださーい♪」
「一番大事なのは雰囲気よー! そうね、ヴェネチア名物『海との結婚』はいかがかしら」
【SS使用条件】
特に無し
最終更新:2014年02月05日 23:13