【名前】ヘリオ=ストロップ
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『死針(スコルピオ)』
【能力説明】
黄道十二星座の一つ、『さそり座』の力を引き出す魔術。
両腕に刻まれたさそり座の刺青が魔術の核であり、そこに魔力を流しこむ事で腕を中心に肉体が変化。
両腕と両手は血管が浮き上がると同時に硬質化し、指先もナイフの先端のように鋭く尖る。
指先は毒を持ち、英雄オリオン、或いは太陽の馬車を引く馬を刺し、毒で狂わせ殺した、その力を具現化する。
指先に触れた、刺されたものは『毒』に侵される。
おおよそ現存する『毒』、そして効力を弱めれば『薬』の効果も再現可能だが、
この『毒』の効果は侵食する魔術に寄るものであり、科学的な解毒は通用しない。
それどころか、生物以外の固体や液体、空気すらも侵食する事が可能。
物体を侵食してボロボロにしたり、毒液、毒ガスの生成等、応用が効く。
【概要】
『
革命者の王冠』、『第三瑠璃暗躍部隊』の千人長を勤める少女魔術師。
元々はギリシャ系列の魔術に特化した魔術結社に属していた魔術師であり、
『革命者の王冠』の存在を危険視したその結社によって送り込まれた暗殺者。
だが、ティアに返り討ちに会うと同時に、『暗殺の道具』として『作られていた』彼女自身を救済される事で、
『革命者の王冠』と彼女に対して忠誠を誓う事を決めた。
『第三瑠璃暗躍部隊』の千人長として暗殺を主な任務としており、
当然そのスタイルは『綺麗さ』というものを一切廃した、一方的な『殺害』。
毒ガスを利用して一切姿を見せずに魔術結社一つを壊滅させたり、
敵の仲間を『毒の塊』にして放置する等、非道な手段も当然のように取る。
勿論正面切っての戦いでも決して弱いということはなく、身を隠す技能、死角を付く技能、
その他、様々な格闘技能を身に付けており、十分に渡り合う事が可能。
サーカスにおいてはその身軽さを活かして、空中演目を披露する。
『第三瑠璃暗躍部隊』という存在が『裏仕事』の側面を持っているという事もあり、
自分の手がどれほど汚れても、破滅的な結末を迎えても構わないと思っており、部下にも任務を流さない事がしばしば。
その所在を常に把握しているのはティアぐらいで、『第三瑠璃暗躍部隊』の幹部でも居場所を知らぬ場合がある。
時には『いつの間にか一仕事終えていた』何て言う事も。
自分を救ってくれたティアにはやや傾倒している節があり、
夜になると時折彼女のベッドに潜り込んでは一夜を共にする事がある。
【特徴】
ショートヘアの赤毛を持つ、高校生ぐらいの少女。口元は赤いマフラーで覆われ、サングラスを着用している。
マフラーは魔術的な意味を持たせて編まれた代物で、いざという時には防具にも武具にもなる代物。
服装はノースリーブパーカーにタイトパンツ、肘まで覆う長手袋という出で立ち。
魔術を使うと手袋が破れるので、換えを常備している。
【台詞】
「私がこうやって声をかけたという事は、貴方の肉体は既に『毒』に侵されていると言う事。
つまり、死にたくなければ、貴方にはもう知っている情報を洗いざらい吐くしか選択肢がないと言う事。」
「『媚薬』って知ってるかしら。『死ぬほど』気持ちいいと言う事よ」
【SS使用条件】
特になし
最終更新:2014年02月17日 20:52