【名前】衣縫諏砂(いぬい すずな)
【性別】女
【所属】科学
【能力】均衡崩壊(デモントリック)レベル4
【能力説明】念動力によって擬似的に壁を作り出し、その壁を通過しようとする気体分子をその速さによって選別することで、熱的に不均衡な状態を作り出す能力。
具体的には、念動力の壁(以下念動壁)を作り出す際に低温側と高温側を設定しておき、低温側から高温側へ移動しようとする高温の気体分子および高温側から低温側へ移動しようとする低温の気体分子はそのまま通し、低温側から高温側へ移動しようとする低温の気体分子および高温側から低温側へ移動しようとする高温の気体分子は通さないようにすることで、低温側の温度を下げ、高温側の温度を上げることができる。
念動壁は一枚しか展開できないが、約320平方メートルまでの大きさかつ自分を中心として半径15メートルまでの空間になら長方形のような平面だけでなく、球体や直方体の面を構成するように展開するといった風にある程度自由に展開・移動することが可能。
特に、立体の面を構成するように念動壁を展開した場合、その立体の内部に当たる空間内の温度を上げ続けるか下げ続けることができるため、基本的に能力を使う時には何らかの立体の面を構成するように念動壁を展開することが多い。
ただし、能力の特性上膨大な演算を行わなくてはならないため、念動壁を最大面積で展開した場合10分ほどの能力使用で脳が限界に達し、一時的に昏睡状態に陥ってしまう。
また、念動壁を使って炎などを防ぐこともできるが、念動壁自体の強度が大したことが無い上、気体分子以外に対しての干渉力が皆無なため、ある程度以上のレベルを持つ発火能力者の放つ炎は防ぐことができない。
【概要】葵葉高校付属中学校二年生。
いかにも元気なスポーツ少女といった見た目だが、その実極度の面倒くさがり。
さすがに一般常識の範囲内ではあるが、最低限人間として生きていけるだけのことしかやらないという目標を掲げており、勉学やスポーツだけではなく食事も最低限生きていけるだけしかとらず、さらには洗濯が面倒という理由で制服以外の服を4種類しか持っていない。
学校では大抵の休み時間机の上に突っ伏しており(ちなみに寝てはいない)、放課後や休日の半分は寮の部屋に引きこもっているという軽度の引きこもりライフを満喫している。
しかし、他人と最低限のコミュニケーションはとっており、さらに数人とはいえ友人はおり、その中には親友と呼べるほど仲の良い友人もいるため、ボッチというわけではない。


実は、小学五年生までの彼女はレベルを上げるために昼も夜もなくひたすらに演算能力を鍛えるという生活を送っていた。
しかし、五年生最後の身体検査(システムスキャン)で目標としていたレベル4となったことで目標を見失ってしまう。
それ以来何事にもあまり興味を抱くことなく1年ほどを過ごしていたのだが、卒業直前に突然「そうだ!今まで必死で努力してきたんだから、今度は全力で怠惰に過ごそう!」と思いつき、それ以来「最低限人間として生きていけるだけのことしかやらない」ことに全力を傾けている。
とはいえ、根は真面目なため、怠惰に過ごしているするべきことは一応きちんとやった上で怠けており、そこまで生活が乱れているわけではない。
【特徴】身長142cm。限りなく黒に近いダークブラウンの髪をショートカットにしている。
ロリ顔ロリ体型だが、胸だけは人並みにある。
服装は基本制服一択。
よく氷砂糖を舐めている。
【台詞】
「食事?とってるわよ?なんてったってワタシの目標は『最低限人間として生きていけるだけのことしかやらない』だからね」
「ううっ……。立ちくらみがする……。糖分が足りないわ……」
「ああ…砂糖ってホントおいしいわぁ。脳に栄養が送られていってるって感じがする」
【SS使用条件】死ななければ

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最終更新:2014年03月05日 14:40