【名前】御山 明(おやま めい)
【性別】男/性格は女
【所属】科学
【能力】伝導運搬(ダイレクトアタック)Lv4
【能力説明】
固体や液体を媒介とする振動の伝導現象を操る能力。対象となる振動は能力者の体内を伝わる振動と能力者本人の運動で生み出された振動。
地面を蹴ったり棒で水面を叩いたりして発生した振動は操れるが投擲のような能力者本人から地続きではなくなってしまう物体の振動は操れない。
伝導している振動の伝導力や強さに指向性を任意に変更することで物理的防御があまり意味をなさなくなる近接戦闘のみならず、
地雷的運用が主となる遠距離戦闘にも対応できる他骨伝導の仕組みを利用した伝達手段も持ち合わせる。
能力者の体内を伝わる振動を操る性質上敵から受けた攻撃に伴う振動は操作対象となる。
当たり前だが許容範囲を超えた振動は制御しきれない。指向性を持たせた伝導振動は10本までが限界。
伝導数が増える度に振動の強さは減衰を余儀なくされるがそれでも人間を破裂させるくらいの破壊力は持たせられる。
数を絞れば尚更破壊力は増すと同時に伝導距離も伸びる。10本の場合は本人から42mまで。数を減らすごとに10m伸び、1本の場合は132mまで伸長する。
【概要】
暗部組織『トループ』の【後駆部隊<リアガードトループ>】のトループチーフ。本名御山明(おやま あきら)。オカマ。近年流行りの「男の娘」と呼ばれるのを極端に嫌う。
オカマという言葉も蔑称なのだが御山自身は気にしていないどころか妙なプライドを持っている。
万が一自分のことを「男の娘」と呼んだ仲間にはお仕置きとしてヘッドロック後頭蓋骨に能力による伝導マッサージを行う。
闇に落ちる前は未成年ながら裏の世界で「メイ」という名前でオカマバーの若き現場リーダーとして働いていた程。金を稼ぐために当時は会計や発注なども兼任していた。
闇に落ちる切欠になったのもオカマバーの常連客であった研究者が暗部の標的となりバーを舞台とした血みどろの殺し合いに巻き込まれたからというものであった。

闇に堕ちたもののアブノーマルな趣味を持つ裏世界の住人と客商売していたために学園都市の闇をそれとなしに耳にしていた御山は比較的早く順応していった。
現在は御山明(おやま めい)と改名し、新しくできた暗部組織『トループ』に身を置いている。
過去の経験から後方支援任務に適していると見做され、格闘能力を含めた戦闘力も加味して後衛部隊のリーダーに抜擢。
主に物資・兵器の補充や下部組織への指示役として活躍中だが、メンバーが使う金も含めて必要経費をかなり細かく見ている。
事前の経費申請はもちろん急な出費の際もこと細かに理由を説明しなければならず、説明できなければヘッドロック後頭蓋骨に(以下略)。

そんな御山の夢は学園都市でトップのオカマバーを建てること。そして後衛部隊の本拠地は何を隠そう店長御山が構えるオカマバーの地下に存在する。
バーに姿を見せる『トループ』の男性メンバーを毎度口説き、いろんな事情を抱える女性メンバーに気を掛ける姿は間違いなく母性溢れる一人の女性である。
【特徴】
成長期に背が大きく伸びた結果2mを超える巨体となったが首から上は小柄というアンバランスな体型。
元来中性的な顔立ちに化粧や金髪のポニーテールも組み合わさり首から上だけなら女性にしか見えない。
髭が生えやすい体質なために暇さえあれば髭剃りをしている。『トループ』の会議にも髭剃りを片手に顎を泡立たせながら参加することもある。
【台詞】女性が使う言葉を野太い声質から吐き出す。
「今回の経費申請・・・また劔が一番ね。まだこうやってちゃんと事前申請してくれるだけマシか。さあてあの子の借金返済分を捻り出すためにも何処を削ろうかしら?」
「ふふ~ん、誰があたしのことを男の娘と言ったのかしら?今ならお仕置きの強さを三途の川を渡る直前までで留めておいてあげるから正直に白状しなさいな?」
「確かに戦闘には不向きな能力かもしれないけど染色の交渉は立派な戦闘だわ。・・・断っておくけど染色の能力には掛かっていないわよ?彼、あたしと触れ合うの避けてるし」
【SS使用条件】
ない

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最終更新:2015年03月06日 12:44