【名前】贔屓 圓(ひいき まどか)
【性別】女
【所属】
科学サイド
【能力】加熱射線(ヒーティング)
【能力説明】
電気操作系の能力で、レベル4。
ミリ波の電磁波を放射し、誘導加熱による皮膚の表面温度の上昇を誘発させて、相手に火傷のような錯覚を引き起こす。
効力は周囲500メートル範囲。
殺傷に至るほどの威力を持たないので、「あくまでも安全に」大勢の人間による暴動の鎮圧することなどが可能。
今のままで十分軍事的価値があり、即戦力として投下できるレベルだが、能力の向上には有望性があり、改善すれば効果範囲が広がる。
皮膚が焼かれている様な感覚になるため、能力を受けた者はよく発火系能力者と勘違いするらしい。
【概要】
十三学区の至って平凡な小学校に通う女子小学生。
小学生という年齢層の中では抜きん出た高レベル能力者のため、能力開発分野においてメジャーな他の教育・研究機関への転校を進められたが、そのすべてを断っている。
彼女が一般的な小学校に留まる理由は簡単で、「レベル4としての優越感が心地よいから」らしい。
曰く、「『上の下』になって埋もれるより、『下の上』として周囲から特別な存在であり続ける方が好み」とのこと。
「能力の向上にまだまだ有望性がある」という教育機関側の主張も無視し、既に進学先も一般的な普通レベルの中学校へ決定している。
いろんな意味で勿体無い少女。
また、能力の差の劣等感を煽るその性格ゆえ、レベルが低い能力者からは敬遠・敵視されやすい。
【特徴】
黒を好み、それが衣服にも(過剰に)反映されている。
私服はすべて喪服のように黒一色で、もはや「毎日葬式?」ってレベル。
良いところのお嬢様のような格好で、基本はリボンタイ付きのブラウスとジャケットとプリーツスカートに黒の革靴。
ランドセルは当然の如く黒。女の子だけど気にしない。
腰までの黒髪をツインテールに結っている。瞳も黒。肌は白く、身長低め。
【台詞】
一人称:あたし。二人称:あんた。~わ、~よ、等の女口調。
「高望みはしないわ。私は、今の『ちょっと人より能力が優秀』っていうこの立ち位置で十分満足してるの」
「レベルの差ってそんなに大きな問題かしら? あなたの抱く劣等感こそが、あたしを高みに持ち上げているのよ?」
【SS使用条件】ご自由に
最終更新:2011年09月25日 20:18