【名前】クトウルウ
【性別】男
【所属】
微睡み誘う暗闇
【能力】「大いなるクトゥルフの招来」
【能力説明】クトゥルフ神話において超有名な旧支配者であるクトゥルフの力を行使する魔術。
クトゥルフ神話の設定によってクトゥルフは、四大属性の水の属性であるとされておきながら、大量の海水によって身動きを封じられテレパシーも届かなくなっているという矛盾がある。
それを、地球上の海水とは異なる液体を司ると言う解釈で発動するのがこの術式。
常温で液状である金属、水銀をクトゥルフに変形させる魔術。
見掛けはまんまクトゥルフ神話で語られる「烏賊の触手を生やした蛸の顔に、巨大な鉤爪の手足、ぬらぬらした鱗~」という姿。
ある程度ならば形を意図的に崩す事ができ、不定形にする事もできる。
単純な戦闘では比重が重い水銀の体であるため、肉弾戦は非常に強力。
真の力は自身の半径数百mに無差別にばら撒くテレパシー。
異界の法則を流し込まれた一般人達は基本、割と洒落にならん心的外傷持ちになるだけだが、
稀に、独学で魔術師になれる程の才能に目覚める事がある。
魔術師相手には効果は無いが、自我が弱い子供や、繊細な芸術家気質には効果抜群。
欠点はサイズの限定、大いなるクトゥルフの異名を元にし構築したが故に、大きさを10m以下にする事ができない。
それだけの巨体を維持するための魔力消費が必要。
水銀の量的に足りなくても、中身をスカスカにする事で見掛けの大きさを確保する事はできるが、もちろん脆くなる。
一部に集中する事で、打撃のインパクトの瞬間には強度を確保できるが、それには集中力が必要。
ちなみに稀に魔術の才能に目覚めると言っても。その稀には、宝籤で1等賞+前後賞を取るのを連続3回繰り返すレベルの運が必要。
効果抜群な子供や芸術家気質持ちでも、宝籤1等賞を取れる運がいる。
【概要】魔術結社「
微睡み誘う暗闇」の構成員。
魔術師であるものには宗派問わず悪感情は無いが、そうでないもの一般人は見下しにかかる選民思想の持ち主。
科学にも魔術にも根拠の無い迷信俗信に振り回される奴が何よりも嫌い、なお、その迷信俗信を判定する基準は彼の偏見。
彼が迷信だと思えば迷信という無茶苦茶な論拠。
迷信判定されると、相手が魔術師であるならばともかく、一般人だと上記のクトゥルフの招来で、頭の中に異法則を叩きこんで常識を無理やり塗り替える。
これは相手を狂気に導くだけでしかないのだが、本人としては善い事をやってやったという無償の行為でしかない。
判定は、「目玉焼きにはマヨネーズかけて食べた方が美味しい」レベルの事で迷信扱いする。
拠点は夢堕ちる館と名付けてある、海に面した小屋を幾つも所有している。
外見上はあばら家に毛が生えたようなものだが、地下には魔術に必要な水銀をしこたま貯め込んでいる。
【特徴】ぎょろついた目をした魚面の中年男性。海藻のように妙にテカテカヌルヌルしたローブを着用している。
年齢は40代程。
【台詞】「浅慮なる無知蒙昧な君等よ、この世には確固たる真意があると知りたまえ」
「真実は狂気を伴い、狂気こそが真実を暴く」
「ふんぐるいむぐるうなふくとぅるふるるいえうがなぐるふたぐん――」
【SS使用条件】自由
最終更新:2018年10月22日 23:20