【名前】アイリア=レイヤー
【性別】女
【所属】科学
【能力】酸素副腕(デンジャーアームズ)レベル2
【能力説明】空気中の酸素を集めて圧縮し、腕のような形にして操る能力。
あくまで腕のような形の酸素の塊を操るため、腕自体は能力者とは独立している。
腕の出せる力はレベル相応で最大で成人男性と同じくらい。かつ同時に展開できる腕の数は2本、長さも一般的な腕とほぼ同じと特筆すべきところはない。
が、操作しているのが比較的反応し易い物質である酸素なため、周囲の環境によって能力の安定性が大きく変動する他、高圧かつ高濃度の酸素を操る都合上、爆発的な燃焼を引き起こしたり、また悪用すれば人を酸素中毒にし、最悪殺すことすら可能。
だが能力者がアホの娘で炎を大きくする以外の活用法には全く気付いていないので、そんな使い方をされる日は永遠にこないだろう。
【概要】葵葉高等学校付属中学1年の女子生徒。
両親はコテコテのイギリス人だが、彼女自身は日本で生まれ育ったため、全体的な感性は日本人のそれにごく近い。
だが、英国人の遺伝子がそうさせているのか、はたまた父親からの遺伝か、主に日常生活で起きた問題を解決する際に斜め下の解決策を取ろうとすることがある。あと紅茶が大好き。
学園都市に来たのは(映画で見るような)忍術を科学的に再現する方法を学び、あわよくば忍術に応用のきく能力を得るため。
そしておおよそ望み通り酸素で不可視の腕を作るという浪漫溢れる能力(本人談)を手に入れた……のはよかったものの、肝心の能力の出力自体が大したことなかったため、彼女の夢は実現しなかった。

普通ならここで終わる話だが、彼女はいつも通り『力が足りないなら持ち上げるものを軽くすればいいじゃない』という斜め下の解法にたどり着き、それを実現するためにダイエットや体づくりの本を調べて計画を立て、苦しい食事制限や運動にも耐え…とその明らかに方向性の間違っている努力をした結果、およそ1年後にはレベル2の能力ですら壁に張り付けるという驚異的な体重の身体を得た。
どう考えても成長に悪影響がでそうだが、そこは学園都市の肉体改造術であり、同級生と比べても特に影響は出ていないとのこと。流石学園都市の技術は格が違った。

上記のことから分かる通り、斜め下の発想さえなければ努力家で割合に優秀な生徒ではある。
とはいえ斜め下の発想をする印象が強すぎるのか、半分くらいのクラスメイトからは「リアル英国面」やら「人間版パンジャンドラム」やらと碌な認識をされていない。
【特徴】身長130cmちょっとの華奢な体格の少女。
つるぺた幼児体型で脂肪がほとんどついていないため、同じ歳の少女と比べてもかなり体重が軽い。
が、中学校に入学してしばらくした頃から体の一部に脂肪が付き始めたため、悪い病気にでも罹ったのではないかと戦々恐々としているとか。
服装などはそこまでエキセントリックなものではないが、母親譲りの金髪蒼眼な上に梅雨だろうが夏だろうが関係なしに赤くて長いマフラーを身につけているため、いろんな意味で目立つ。
【台詞】
「おはよう!いい空気だね!」
「ふふん、すごいでしょ!忍法壁張りの術ってね! え、ダサい!?」
「『えいこくめん』ってなあに?……え?知らない方がいい?何それ気になる!」
【SS使用条件】特になし

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最終更新:2016年01月23日 10:17