【名前】ライア=ジュディス
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「アストレアの天秤」「星乙女の聖域」
【能力説明】「アストレアの天秤」
ギリシャ神話における正義の女神アストレアとその持ち物であり、人の罪を測るとされる天秤に関する逸話を基にした魔術。
鳥の羽を加工した霊装を地面に刺し、刺した場所から半径2mの円形状の地面を天秤の片方の皿に見たて、さらに同じように地面を任意の大きさでもう片方の皿に見たてて発動する。
この『皿』を設定できる範囲は、術者を中心とした半径1kmの円の内部のうち、何らかの方法で術者が認識している場所。
効果としては、羽の刺さっていない方の『皿』の上にいる人間の心臓をその人間の罪に応じて加重するというもの。
この場合の罪とは過去にどれだけ他人を害したことがあるかということであり、人を殴った程度で約2倍、一人でも殺人を犯していれば1000倍以上にもなるため、裏の世界に身を置いている人間であれば確実に即死する。
ただし、羽の刺さっている『皿』の上に術者以外の人間がいた場合、効果を発揮しなくなるという弱点があるほか、当然ながら生身の心臓がない相手(人工心臓をつけていたりとか)には効果がない。
「星乙女の聖域」
乙女座に関する神話の1つであるアストレアの逸話を基にした魔術。
アストレアは神話において地上の人間が人間同士で争い始めたことで地上を去り、天に昇って乙女座になったといわれる。
この逸話から、逆説的に『アストレアのいる地には争いは存在しない』と解釈し、さらに術者をアストレアとして設定することで術者の周囲から争いを排除することができる。
具体的な効果は、術者が自身を傷つけうると認識したものを術者の周囲から弾き出すというもので、一度認識すれば雷撃だろうが業火だろうがレーザーだろうが弾き返し、強度としては学園都市の最新兵器をしても突破不能と非常に強力。
…なのだが、対象を認識しないといけない都合上、攻撃を認識できなかった場合はモロに喰らうため、やっぱり聖人のように高速で動ける相手にはフルボッコにされる。
また、この魔術を使用している間は移動することができないので、最悪スナイパーに認識外から狙撃されるだけでもあぼーんする。
極めつけに多量の一酸化炭素を撒かれた場合、下手をすれば一酸化炭素ごと自身の周りの空気を吹き飛ばして自滅する。
と弱点を突かれればかなり脆い魔術でもある。
ただ、その弱点も探知系の魔術を併用すればある程度補うこともできるため、容易に突破できるわけではない。
【概要】ドイツのとある魔術結社に所属する魔術師。
魔法名は「iustitia006(剣をもって理となす)」。
性格は傲岸不遜で自己中心的。
人に従うことをよしとせず、他人からの命令は基本無視する。間違いなく集団行動はできない。(魔術師一般に言えることではあるが)
だが一度何らかの形で約束事をすれば、相手が自ら約束を破らない限りその約束を果たしてくれるという義理堅い面もある。(最も当人が望んだ形で果たされるかはわからないが)
また、人に借りを作ることを極端に嫌っており、もし借りを作った場合はどんなことをしてでも清算しようとする。
過去には一宿の借りを返すためにネットで買ったえちいメイド服を着て一日中メイドの真似事もしたとか。
戦闘では念入りに準備をし、自分にとって有利な場所を用意し戦うという魔術師の戦闘の基礎を突き詰めた非常に手堅い戦い方を得意とする。
【特徴】長身で金髪をポニーテールにしたグラマラスな美女。
いかにもデキる女といった雰囲気を漂わせており、普段はスーツを着ているため一見すると有能な社長秘書のようにも見える。
が、常に顔には嘲笑を浮かべ、口から出る言葉もその表情に違わぬ棘のあるものなため、初見でいい印象を抱かれることはまずない。(ただし一部の特殊性癖の持ち主を除く)
【台詞】
「騙された?おいおい、人聞きの悪いことをいうなよ。私は約束どおりに仕事をしただけさ。おっと、君の足りてない脳みそじゃあそれすらも理解できないかな?」
「そうだな……一つ質問をしようか。プレイヤーに動かされている駒と決められたルールの範囲で駒を動かすプレイヤーとルールによってプレイヤーと駒を縛るゲームマスター…………君ならどれになりたい?」
「うふふ…どう?綺麗でしょう?ご・しゅ・じ・ん・さ・ま?」
【SS使用条件】特になし
最終更新:2016年03月10日 20:38