【名前】シェイヴ=マクダイア
【性別】男
【所属】魔術
【能力】神餐の槍
【能力説明】
パンを乾燥させて作られた食器を参考に、パンを硬化して生み出された槍の霊装。
パンは神の子の肉を象徴しているだけでなく、ロンギヌスの槍や十字架、聖杯など
主な聖遺物の意匠を大体網羅している為、クレーン車で振り回したときのような破壊力を持つ。
ただし無理やり象徴を複合させている為魔術的には非常に脆弱であり、
ちょっと横槍を入れるだけで封入されている力が暴走し、ダイナマイト並の爆発を引き起こす。
それどころか、何度も振るっていればそれだけで自壊してしまう程度でしかない。
……が、実はそれこそが狙いの魔術であり、爆発のベクトルは(事前に指定していれば)自由。
また、パンさえあればいくらでもお手軽に再構成できる。
ちょっと考えれば分かる罠でもあるのでそこまで脅威のある魔術ではないが、
どちらかというと大爆発後の色々な『後始末』が面倒臭いという構成の術式。
【概要】
ローマ正教系に肩入れしている30代後半程度のフリーランスの魔術師。
肩入れしているといってもローマ正教の思想に共感しているわけではなく、単に利害の問題。
魔術師としてそれなりの自負を持つが、同時に自分がそこまで強くはないことも自覚しており、
『駄目で元々』(失敗してもいいように事前に準備をしておくの意)を信条にしている。
術式の関係上、使用後は天使の力がバラ撒かれて魔術的な『後片付け』がちょっと面倒なため、
敵味方問わず『あんまり関わり合いになりたくない』という感じで敬遠されている。
勿論これは本人がリスク調整した結果である。魔法名は『Fames812(飢えより出づる牙)』。
【特徴】
無精髭を生やした茶髪のおじさん。目は大体無気力な感じだが、同時に感情が読み取りづらい。
だぼっとした感じの服を着ていて分かりづらいが、中は防弾チョッキなど完全防備。
【台詞】
「おや、オジサンの『特性』は理解してるよね? それでもなおお呼びがかかる、かぁ……」
「この術式は破られる為の術式。つまり、オジサンはその後のリカバリーの達人でもあるわけだ」
「……いやー、オジサン今まで色んな方法で術式を破られてきたけど、
象徴を逆用して自分の術式に利用されたのは初めてだよ。流石に今回は死ぬかと思ったねぇ」
「食べ物は粗末にしちゃいけない……んだけどねぇ。まぁ、時と場合と程度によるってことで」
【SS使用条件】
特になし
最終更新:2016年05月30日 18:12