【名前】クトゥグア
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「生ける炎(クトゥグア)」その他へパイトスに由来する魔術
【能力説明】「生ける炎」
クトゥルフ神話において炎の神格の首領として語られる旧支配者の一柱『クトゥグア』を元にした魔術。
己が身を超高温の炎に変える魔術であり、攻防一体をなす強力な魔術


…というのは表向き。
本来はギリシャ神話の鍛冶神へパイトスが、河の神スカマンドロスと闘った逸話を元とした魔術である。
へパイトスはその際、決して弱まらぬ炎を放ち河の水を瞬時に沸騰・蒸発させ、スカマンドロスを屈服させたとされるが、これを「『決して弱まらぬ炎』はヘパイトスの力を象徴的に表したものであり、ヘパイトスは炎によって外部から水を加熱し、蒸発させたのではなく、水自体を何らかの方法で直接蒸発させた」と解釈。
さらにヘパイトスが元々は雷と火山の神としての性質を持っていたことから、「ヘパイトスは河の水をプラズマ化することで水を瞬時に消滅させた。つまりヘパイトスには物をプラズマ化する力があった」と曲解し、これを魔術に利用している。
その効果は、上記の解釈のとおり物体のプラズマ化とその操作。
具体的には自身の周囲の指定の空間に侵入したものを無差別に超高温のプラズマと化し、ごく短時間のみ操作できる。
彼女は自身の身体の周囲に自身を覆うようにしてこの魔術を使用しており、魔術使用中の彼女は一見すると人型の炎に見えるようになっている。
弱点としては周囲の空気すらプラズマへと変えるため呼吸が困難になることと、元とした伝承の都合上魔術の使用時には足が動かなくなること。それを補うために彼女は身につけるライダースーツに酸素ボンベを仕込んでいたり、魔術による爆風を用いて移動したりしている。
【概要】魔術結社「微睡み誘う暗闇」に所属し、クトゥルフ神話における旧支配者の一柱『クトゥグア』を名乗る魔術師。
身体つきと声から女性であることは分かるが、それ以外は全くといっていいほど正体不明。
とはいえ結社の性質上、珍しいことでもないが。
結社のメンバーが騒動を起こしているところには大抵出張って来ているが、同じようなことをしている他のメンバーとは異なり、彼女はひたすら傍観者に徹するため、一部の例外を除いて結社のメンバーからは全く気にされていない。


彼女の本当の目的は、同じ結社に所属していた幼馴染を連れ戻すこと。
彼女が微睡み誘う暗闇に所属しているのも、幼馴染がこの結社に所属しているという情報を手に入れたからである。
彼女の傍観者としての態度もこれに由来し、もし幼馴染を見つけたら街一つをマグマに沈めてでも無理やり連れ戻す、とのこと。


実は、彼女の幼馴染は既に結社に所属するとある魔術師に自らの構成要素の一つとして取り込まれてしまっており、もう人間としては死んだも同然の状況にある。
彼女は幸か不幸かこのことを知らないが、仮にこれを知った場合、街一つがマグマに沈むよりよっぽどひどいことが起きるのは想像に難くない。
【特徴】金髪くせっ毛の気の強そうなお嬢様タイプの女性。
普段は投資家として活動しているため、服装は基本的にレディーススーツ一択。
魔術師として活動する時はフルフェイスのヘルメットを被り、全身にぴっちりとしたライダースーツを着込む。
また、魔術による耐熱処理を施したバイクを愛用している。よくぶっ壊れているがその度に修理しているようだ。
【台詞】
「おっと、私は傍観者だよ。手は出さないから安心してあのバカ騒ぎに…ってあんのクソデブ!まーた自爆しやがった!!」
「どこにいるの…?どうして私を見捨てたの…?(寝言)」
「夢…そう夢だこんなことがあるもんか目が覚めればみんな元どおりになっているはず早く目覚めなきゃでもどうすればいいそうだ夢をぶっこわせばいいのよそうすればめざめるはずうんきっとそうだよねそうじゃなきゃいけないわあはははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
【SS使用条件】特になし

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最終更新:2016年06月15日 01:33