【名前】九泉 待李(くずみ まつり)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】黄泉蓋剣、再臨霊廟ほか、飛鳥文化的な中国色の強い神道魔術
【能力説明】
『黄泉蓋剣』
『土』の気によって作り出した平べったい大剣。モチーフは石室の蓋。
黄泉平坂と横穴式石室の類似性を利用し、『向かってくる攻撃を防ぐ盾』としても使える。
また、地面に突き立てることで『再臨霊廟』を形作るパーツの一つにもなる。
『再臨霊廟』
『黄泉蓋剣』を無数に打ち込んで霊廟型の結界を作ることで発動する魔術。
日本では古来より、祖先や偉人の御霊を神として祀る信仰が存在していた。
この術式では偉人を神にして運用する方程式を最適化、先鋭化し、土地に残る
『その人が存在した形跡』から対象の人生の足跡を逆算、『黄泉蓋剣』を使って作った
『黄泉平坂の入り口』から出た力を泥に封入して、対象を模した泥人形を生み出す。
生み出された泥人形は主に『生前の逸話』を基に構成された魔術を扱うが、
対象人物を神話化させるというより、対象人物の逸話や人生を物差し代わりに
封入された力を動力にした新たな神道系魔術を作っている、という方が正しい。
その為、必ずしも通常の魔術のように効率的なものが出来上がるとは限らず、
術式が機能しないこともあり、封入された力を使い果たせば泥人形も崩壊する。
土地に残る形跡を用いるという点から、再現する人物は死人や偉人でなくともいいが、
最低でもその土地に数か月は定住した人物でなければいけない。
【概要】
近畿地方を中心に活動している野良の魔術師の少女。曰く『奈良はホーム』とか。
『死んで残るのは生きてきた足跡だけ』というある意味現実的な考えの持ち主で、
それゆえ『自分の足跡をどんな形でもいいから残したい』という自己顕示欲が強い。
最近はその傾向が『誰かを傷つけてもいいから』という方向に傾きつつあり、
その為に術式に改造を加えていたりと大分恐ろしいことになっている。
大分大人びた気性だが、上記の通りところどころ子供っぽく、未熟な部分もある。
【特徴】
烏帽子のような帽子がトレードマークのロリっ娘。
髑髏のネックレスなど、全体的にパンクっぽい印象。
曰く『まぁ、和製ゾンビ魔術みたいなもんだしちょうどいいでしょ』とのこと。
【台詞】
「感傷なんて無駄なのよね。結局、死んだ後に残るのは足跡だけなんだし」
「私の寿命はあと何十年なのか……泥人形としてしか掘り起こせない人生なんて御免なのよね」
「あー、このゾンビ、別に死人じゃなくても作れるのよね。たとえば――私自身、とか」
「……そもそも天寿を全うできるとも限らない。
 なら、寿命を縮めてでも大きな花を咲かせた方が効率的なのよね」
【SS使用条件】
特になし

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最終更新:2016年06月18日 12:43