【名前】金城凪沙(きんじょう なぎさ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】無風地帯(カームエリア)レベル3
【能力説明】
大気系能力の一種。
自身の周囲の大気に干渉し、風のベクトルを停止させ強制的に無風状態を作り上げる能力。
逆に言えば風を操る能力者なのに風を止める事しか出来ない。
しかし用途が限定的である分他の大気系能力よりも強制力が強く、『停止』に限って風の制御で劣る事はまずない。
理論上は、ハリケーンの暴風域の中でもトランプでピラミッドを作れるとされる。
この能力は意識的に解除しない限り常時発動しており、故に彼女のスカートは『鉄壁』である。
【概要】
霧ヶ丘女学院に在籍する高校一年生。
自他ともに認める模範的な委員長キャラであり、十年連続でクラス委員長を務め続けていることを誇りに思っている。
生真面目な性格で、曲がったことは見過ごさず言いたいことははっきり言う。そんな彼女を煙たがる一部の生徒を除けば、周囲の人間関係は概ね良好。世話焼きな一面が同性にも好印象を抱かれる要因らしい。
小学校低学年の時、男子グループの間で流行っていたスカートめくりを委員長として注意してから暫くの間、集中的に標的にされたことがあった。当時はレベルが低く、男子の風力使いになす術もなく弄ばれたことが悔しくて堪らず、一念発起して能力開発に取り組んだ結果、現在の『鉄壁のスカート』を手にするに至った。
中学は共学に進んだが、彼女の『鉄壁のスカート』の噂は既に近隣の学区にまで轟いており、腕に覚えがある風力使いの男子生徒たちに連日挑戦され、それらを悉く退けた。しかしいい加減付き纏われるのもうんざりしてきたので、高校はお嬢様学校である霧ヶ丘女学院に進学した。
彼女にとってはようやく手に入れた平穏な日常だったが、突っかかってくる男子がいなくなったらそれはそれで物足りなさを感じるというジレンマを抱えており、人知れず悶々と悩んでいる。秘密を打ち明けた親友からは「実はMなの?」と返されたが、当人は頑なにそれを認めようとしない。
【特徴】
同年代の女子より少し背が高くスタイルがいい。胸はCカップで当人曰く「まだ発展途上」とのこと。
艶のある黒髪のセミロング。高校デビューでコンタクトにしたが馴染めず、結局中学と同じ赤渕の眼鏡を掛けている。
霧ヶ丘の制服をきっちりと着こなしており、余計なアクセサリーなどは身に付けていない。スカートの丈は長くもなく短くもなく、並。
トランプでピラミッドを築くことが子どもの頃からの密かな楽しみだったりする。
【台詞】
普段委員長として振る舞う際は敬語寄りの堅い言葉遣いだが、友人同士の女子トークでは年相応のくだけた喋り方になる。
「起立、礼、着席。……あの先生、一限目の始めから欠伸しないでください」
「そうなのよ、中学の時なんてそりゃもう大変でさ。他校の男子まで道場破りみたいに『たのもー!』って、そんなのがしょっちゅう。どんだけパンツ見たいんだって話じゃない。まあ私に挑んだ風力使いの男子連中は一人残らず返り討ちにしてやったんだけどね」
「やった……、ついにやったわ、私。遂に積年の悲願だったピラミッド十段を積み上げた!!もう最初に買ったトランプなんて図が殆ど剥げ落ちちゃってるし……、そう思うと感慨深いものがあるわね。……よし、次は十一段に挑戦よ!!」
「違っ、私ドMとかそんなんじゃないから。ただ今まで当たり前に向かってくる男子がいなくなって張り合いがないってだけで、別にそれで欲求不満になってるとかじゃないわよ。そんなの変態みたいじゃない!」
【SS使用条件】
特になし

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最終更新:2017年03月16日 22:29