【名前】貫野 赤蘭(ぬきや しゃーら)
【性別】女
【所属】
科学サイド
【能力】物質生成(クリエイター)
【能力説明】
レベル1
指の先から5cm程の鉄製の『針』を生み出すことが出来る。
【概要】
暗部組織
パーティに所属する能力者の一人。
外見、実年齢共に10歳程度の少女だが、有数の戦闘技術の持ち主。
足りないパワーを能力で補い、相手の一点を針で貫く。
人体解剖学に精通し、服の上からでも的確に相手の神経を傷つける事で、
腕の動きを麻痺させたり、一突きで心臓を停止させ絶命に追い込むことすら出来る。
また神経を傷つけることに限らず、知識を活かした拷問も可能。
大規模なパーティーや集会等、大人数が潜り込めず、
また重装備や目立つ人間が護衛になれない場合、
依頼者にも知られること無く守るという任務を請け負う。
演算能力こそ高いものの、パーソナルリアリティが弱い能力者。
小学校一年の頃、同級生にレベルの低さを馬鹿にされた事をきっかけに、
自らの能力の貧弱さを補おうと、様々な知識を頭の中に詰め込み始める。
そこで会得したのが、人体の神経がどのように体内を走り、
それを傷つけることでどのような結果を及ぼせるかを即座に見抜く、
『能力』に寄らない、単純な知識による『技能』であった。
自らを馬鹿にした生徒を下半身のマヒに追い込み、
また静止した生徒、教師をことごとく病院送りにしたことから、
その危険性を問題視されて一時少年院に送致されていたが、
類まれなる才能を変われ、暗部組織にて活動することを強制される事になる。
活躍できる場所としての暗部に所属している事は、彼女にとって苦ではない。
自らの技能の活躍方向は『傷つける』事に向いていると理解しているし、
自らもそれ以外の方法で能力を使うつもりも無いためである。
プライドの高い少女。年齢にそぐわぬ、大人びた雰囲気を持つ。
ただ他人を無条件で見下すという事はなく、
彼女の客観的視点とはいえ、『実力』があるなら皆尊敬の対象となる。
『実力』の無い人間が自分を馬鹿にする事は、絶対のタブー。
同じメンバーの『宇梶』には自らの技能が殆ど通用しないため、少し苦手。
ただ、今でも彼の筋肉を貫く手段を模索しており、良く『実験台になってくれ』と頼んだりする。
『アルベルティーナ』は、その趣味の問題もあるが、非常に苦手。
『科学拳法』が、『一』を極めたといっても過言ではない彼女の『技能』と反する為である。
『洗滌』については『よく分からない』と言った所。
【特徴】
前髪を真っ直ぐに切りそろえたボブカットの少女。
白布地の花柄のワンピースを好んでよく着ている。
護衛状況にあわせて服装を変えるときも、白が基本。
【台詞】
「我慢ですか? 無理ですよ。神経を直接傷つけられるのを我慢できる人間は居ません。
痛みのついでに一生使い物にならなくなるという現実も突きつけられますし、ね」
「肋骨の隙間から針を突き刺してまず肺に小さな穴を開けます。
これだけでも痛いんですが、地獄はここからなんですよ。
肺に穴が開けば、いくら呼吸をしても酸素が補給されません。
片方だけ穴を開けると、吸っても吸っても酸素が足りない苦しみを味わうんです。
でも、死にはしません。死なない程度に、苦しいんです・・・・・・。
その次は眼球に針を突き刺しましょう。
ゆっくりゆっくり、顔を金具で固定して、かたつむりのようにゆっくり針を差し込みましょう。
それから・・・・・・あれ、もう吐いちゃうんですか? お疲れ様でした」
最終更新:2011年10月09日 20:08