【名前】第六天魔王(だいろくてんまおう)(本名不明)
【性別】男
【所属】魔術
【能力】『天魔波旬』
仏教の世界観では 三界といってこの世を大きく三つに分ける。
無色界:欲も色も離れた精神のみの世界
色界:欲にはとらわれないが色(物質・肉体)のある世界
欲界:欲望にとらわれた世界
欲界は地獄界や我々のいる人間界だが、天界の下層6天(欲天)を含む。
その欲天の最上天が他化自在天(第六天)であり、その他化自在天つまり欲界を支配しているのが「第六天魔王」
仏道修行者を色や欲で惑わし、天魔、天魔波旬とも呼ばれており仏敵、欲界最強の魔王でもある。

アウレオルス=イザードの黄金錬成と似て非なる魔術。黄金錬成は術者の思い描いたものを現実にするが、
こちらは『相手の思い描いたものを実現し陶酔させる、あるいはそれによって生じる矛盾や欠点を増幅させて相手を倒す』
(例えば相手が胸が大きくなりたいという願望を抱いていれば、その重さで動けなくしたり胸部を破裂させるといった攻撃を行う)
種を明かせば幻覚なのだが、それによる痛みや、苦しみ、死は本物である。幻覚から戻れず生ける屍となる者も。
ただし『術者を倒したい』というような、術者を傷つけるような願望は一切受け付けない。
術の性質上『強い願望』ではなく『俗な願望』や『下品な願望』『他人にはどうでもいいような願望』が優先される。
黄金錬成のように相手を倒したいと思うだけでは一切発動せず、天罰術式のように敵意を持った相手を即戦闘不能にする力もない。

発動条件は、相手が術者の言葉をわずかでも聞き流す程度でも無意識でも耳に入れること。
次に術者の直接攻撃を受けるか、何らかの攻撃を術者に加えるか、あるいは術者に触れる必要がある。
範囲外に行くと術は解除されてしまうが、範囲は術者から半径500mほど。
ただし術者の血液や爪など体の一部が付着している場合そこを起点とするため、ほぼ無限となる。
どうやらこの術式そのものがまだ未完成なようだ。

【概要】
戦国時代、本能寺の変で闇に葬られたはずの邪道魔術を用いるため
神道系魔術組織からのお尋ね者となっている。最近になって学園都市に潜伏していることが明らかになった。
「第六天魔王」からレベル6あるいはそれにつながると考えた、とある研究施設の協力を得これを支配する。
そのため科学の知識もある。新しいものや科学的なものは魔術サイドの人間では珍しく意外と寛容に受け入れる。
たまに人気のない時間に、ゲーセンでUFOキャッチャーでカナミンやゲコ太を狙う姿が目撃されているとかいないとか。
性格は敵対する者には残虐非道にして傍若無人。味方に対しては意外と寛容な一面も。
だけど基本的には自分以外は臣民か愚民。本名は苗字も名前も日本人でトップクラスにポピュラーな名前らしい。

【特徴】
30代~40代と思われる外見で長いあごひげを生やしており、子供が見たらすぐ泣きそうな鋭い目つきをしている。
黒髪の茶筅髪を無造作に束ね、術式を行うための経文が体全体に書かれている。
そのため普段は包帯やマスクで顔を隠し、できるだけ露出度の低い服装をしている。
黒いスーツ姿と黒いネクタイでいることが多い。この服もよく拡大してみると経文がびっしり。
180前後の長身で細マッチョ。腰に漆黒の刀を携えており、これを武器や術式に用いることが多い。
術を用いず普通に刀や他の武器で戦うこともある。
外見は同じ異名で呼ばれていた、とある英雄を意識しているのかもしれない。

【台詞】
「我は第六天魔王、魔術と科学双方を総べる者なり」
「冥土の土産にィ、貴様のォくだらぬ思想をォ実現させてェやろうぞ」
「こやつと知り合わなければ、貴様はこのような目にもあわなかったァ。違うかァ?」
「愚民風情が我に刃向うかァ、笑止ッ!!」

【SS使用条件】
どう考えても悪役です。本当にありがとうございました。
ブチコロシてもいいのよ。

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最終更新:2011年11月14日 18:02