【名前】パルノーチニャヤ
【性別】女性
【所属】魔術
【能力】『黄昏の衣(ヴチェールニャヤ)』『暁輝の衣(ウートレンニャヤ)』
【説明】
 スラヴ神話に登場するオーロラを司る姉妹、ヴチェールニャヤとウートレンニャヤの性質を注ぎ、その名前を冠する霊装。総称は「極光姉妹(ゾリャー)」。
 外見はオーロラの様な布で、前者は夕焼け色、後者は夜明け色をしている。
 「戦士をオーロラのヴェールで護る」という伝承を基に、『聖女よ、貴女のヴェールで私を覆い、全ての敵と全ての武器とから、どうか私を御守り下さい』と詠唱することで、「オーロラに似た防護結界(ヴェール)を術者の周囲に展開する」魔術を発動する。
また「オーロラを司る」を「光に関連する事象を司る」と拡大解釈する事で、光線の発射による長距離攻撃や光の屈折による存在の隠蔽などが可能。
愛する夫であるユーリの必殺魔術「極光戦車(ダジボーグ)」の完全発動にはパルノーチニャヤ、即ち極光姉妹が必要らしい。
【概要】
 ロシア成教・
殲滅白書所属の女性魔術師。ソーニャの友達の一人。
 本名はアイーシャ=V=ゾルカリツェヴァ。偽名はスラヴ神話に登場する極光の三姉妹の、真夜中の三女(パルノーチニャヤ)に由来する。
 既婚者であり、愛する夫の負担を少しでも減らす為だけに魔術を修得し、殲滅白書の一員となった強妻。良妻賢母の四字熟語が相応しい人間で、家族をこよなく愛し、慈愛と母性本能に満ち溢れた女性。
 炊事や洗濯、裁縫など家事全般が得意で、ショッピングやお洒落が好き。極光姉妹は彼女がひたすら紡いで作り上げた代物で、形状がオーロラを連想させるのは魔術的な意味も勿論あるのだが、彼女がひらひらふわふわした服や小物を好むのも一つの要因。
 酒に弱いくせに酒好きで、酩酊状態になった彼女を止めるのはユーリでも困難。実はカナヅチ。
【特徴】
 27歳。163cm。51kg。オーロラに似たドレスとベールを身に纏う。ロシアの様な純白の長髪と肌色の美人。瞳は金色。貴婦人の風貌。
【台詞】
「ねぇユーリ。ふふ、この服、どうかしら? ひらひらふわふわしていて、とても可愛いと私は思うのだけど」
「酒だ酒ぇ~、もっと酒を持ってきなさぁ~い」
「アイーシャ=V=ゾルカリツェヴァ。ユーリ=G=ゾルカリツェフの妻にして、貴方を打倒する女の真名よ。確と心に刻み込みなさい」
【SS使用条件】ご自由に。 
最終更新:2011年12月17日 10:42