【名前】雛鳥此花(ひなどり このは)
【性別】女性
【所属】科学
【能力】愛情産物(ポイズンクッキング)
【能力説明】
超能力ではなく調理の技術。
特別な材料は何も必要とせず、愛情をもって、食べる人を笑顔にしたいという真心の赴くままに、普通の食材を調理するだけで良い。此花の手で作られた料理は、その有り余る愛情と思いやりによって此の世の「料理」という概念から逸脱したモノとなっており、それを食べた人間は莫大な愛情に耐えきれず、眩暈や嘔吐、激しい腹痛、下痢など深刻な体調不良に陥る。中には一口食べただけで何故か満腹になり、不思議と眠くなる人間もいるらしい。
【概要】
繚乱家政女学校に在学。一定の試験を突破し、実地研修を任されているエリートメイド見習い。御主人様至上主義者。 主人を第一に考える思考のせいか、物事を主観的にではなく客観的に見ることに慣れている。相手を喜ばせること、相手に尽くすことが得意で、それを生き甲斐としているが、反面、人に尽くされるのは苦手。実地研修を任されているだけはあり、清掃、洗濯、接客、子守、補佐……ありとあらゆる責務を一人前にこなせるエリート。
しかし味覚障害なので料理だけ絶望的に下手。レシピ通りに作れば済む話なのに、本人の善意でアレンジしたり隠し味を入れたりすることによって糞不味くなる。毒物が混入していないにも関わらず、彼女の料理を食べた人間はRPGで言うところの「状態異常(バッドステータス)」となる。下手すれば死人も出るので洒落にならない。料理下手な女の子萌え~とかそんなこと言ってる余裕はない。そのため、実地研修先には学校側から「此花には料理を作らせないように」と通告がなされる。
御主人様をいざという時に護れるように警備員の体術を修得しており、そこらのスキルアウトなら簡単に無力化できる。
【特徴】
16歳。157cm。40kg。細身で色白だが不健康さはない。可愛らしい小顔に、パッチリとした瞳。睫が長い。髪は黒いお団子型のシニヨン。服装は常に機能性を重視したヴィクトリアンメイド服。
【台詞】
「お帰りなさいませ、御主人様」
「御主人様、お食事の用意が出来上がりましたよ。 え、要らない? そんな、ご遠慮なさらず、是非口に運んでみて下さい! いつもより張り切って作ったんですから!」
「御主人様の命令なら何であろうと従います。それが、メイドという者ですから」
【SS使用条件】ご自由に。
最終更新:2011年12月24日 00:46