【名前】菱木 栄傑(ひしぎ えいけつ)
【性別】男
【所属】科学
【能力名】一定座標(フィクスポイント) レベル4
【能力説明】
念動力系の一種で、念動力によって2物体の位置関係を3次元座標上で固定する能力。片方の物体を「原点」とし、もう片方の
物体に念動力をかけることでその「原点」との位置関係を固定する、という手順で能力を行使し、
能力を行使された2物体の距離・方角などの位置関係は念動力を振り切らない限り変えることができなくなる。
対象となる2物体は「物体‐物体」、「自分‐物体」といった風に指定する(「物体」は、建造物など動かないものだけでなく
人や乗り物など動くものも可)。能力の及ぶ範囲、対象の物体の質量の限界値はそれぞれ、120m、95kg。ただし、
2物体の質量を合計して95kg以下でなければいけないのではなく、実際に念動力をかける物体(「原点」でない方の物体)の
質量が95kg以下であればよい。

実際の活用例は以下の通り。
その①定点固定:動かないもの(建造物など)を「原点」にとり、対象に能力を行使。「原点」が動かないので、対象はその点に固定される。
その②連行:自分自身を「原点」にとり、対象に能力を行使。自分が動けば「原点」が動くので、対象は自分と一定の位置関係を保ったまま移動する。
その③高速移動:移動する物体(乗り物など)を「原点」にとり、自分に能力を行使。その②と同じように、その物体が動けば自分はその物体と
一定の位置関係を保ったまま移動する。      

 ただし、その②の連行中対象が壁にぶつかれば、自分が壁に向かう方向に移動しても対象が壁を素通りすることはできず、壁を壊すほどの力で
自分が動かなければ自分も対象も動けなくなる。このように、物理法則よりも座標の固定が優先されるようなことにはならない。

【概要】第5学区に住む大学生であり、救済委員。なかでも穏健派よりである。
    高校入学と同時に風紀委員になったが、規則や態度など諸々の厳しさに徐々に音を上げ始める。
    さらに教職に就く意志もなかったため、風紀委員や警備員といった「公式の」警察的組織から逃げることを決意。
    大学入学を期に救済委員へと鞍替えした、要するに意識が甘い奴。
    一応、人を救いたいという意思はあるため、前線に立つことはいとわない。
    戦闘では基本的に能力主体で、上記の活用例のほかその②でわざと相手が壁やら街路樹やらにぶつかるように走ってボコボコにしたりもする。
    元風紀委員のため、格闘術も『一般人よりは』強い(能力非行使の黒子に敵わない程度)。けれど筋力自体は並。
【特徴】高校までは基本的に制服で過ごしていたが、救済委員加入後は「非公式」「反規則」を強調するためか、
    長めの髪を鮮やかな赤茶色に染め上げ服装もチャラめ。…が、探さずとも普通にいる程度の不良っぽさであり、
    170cm未満と小柄かつ細い体格であることも手伝って無理に背伸びしちゃってる子にしか見えない。 
【台詞】一人称は基本「俺」で割と粗暴な口調。ただし救済委員としての活動中(とくに迷子の道案内など)は
    穏やかになり、一人称も「僕」や「私」に変化することがある。
    「風紀委員やら警備員やら、あんなギチギチの環境にいるより救済委員のほうがよっぽど人助けがしやすいっての。俺個人の意見だけどな。」
    「違うっつの。違うからその『無理してると大変だね』とか言いたげな生温かい視線を送ってくんなよ…くそ…。」
    「その駅でしたら、ここから5分もかかりませんよ。よろしければ、私が道案内をしましょうか?」
【SS使用条件】特になし。

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最終更新:2012年07月23日 15:26