【名前】玉倉夜織(たまくら・やおり)
【性別】女性
【所属】霧ヶ丘女学院
【能力】夢遊交信(チャネリングスリープ)レベル4
【能力説明】眠っている人間の「夢」を透視したり侵入したりする能力。
読心系能力の変わり種で、いわば夢専門の精神ハッカー。
通常覚醒時は「夢透視」で相手の夢を分析することで
意識下の願望や不安、過去の記憶を読みとることができるが、
その時の夢の情景に現れてこない記憶まで読みとるには実際に夢に侵入することが必要。
「夢操作」は睡眠・瞑想状態になって相手の夢に侵入し、その内容を改変したり相手と対話したりするスキル。
基本的に夢の中でなら何でもできるが、記憶や人格の改竄のような大掛かりな精神操作はできない。
大抵の場合、相手は覚醒すれば夢の内容の殆どを忘れてしまうが、
簡単なメッセージなら意識下に残すことができる。
「こんなことをどこかで言われた気がする」という程度のおぼろげな記憶であり
軽い暗示としても作用するが、行動を大きく左右する程の効力はない。
また、普段眠っている時も、ランダムに他人の夢の断片を拾ってしまうことがある。
通常能力が及ぶのは目の前で眠っている相手のみだが、
睡眠時の範囲はほぼ学園都市全域。ただし対象は一度に一人。
【概要】
霧ヶ丘女学院二年で、旧家の出身のお嬢様。
人目を惹く容貌、高貴で浮世離れした雰囲気とやや神秘的な(オカルトチックな)能力のため一部で有名。
家風に相応しい大和撫子を理想としており、実際言動も所作も嗜好も実に雅で淑やかであるが、
自分の容姿に似合わないことで密か悩んでいる。
和装のビスクドールのようなミスマッチさがイイという声もあることを本人は知らない。
趣味はお香で、手持ちの着物などには香りを焚きつけている。
制服には何もしていないが、懐に梅花の匂い袋を忍ばせている。
たまたま拾った他人の夢が悪夢だった場合、改変して夢の主を助けたりもする。
「悪夢に現れては人を導き、風雅な香りを残して去る謎の麗人」として都市伝説になっているとかいないとか。
休日には医療機関などに協力し、
昏睡状態の患者(非道な研究の犠牲となった子供たちなど)の意識を取り戻させる手助けをすることもある。
【特徴】純日本人だがやや西洋的な顔立ちで、全体的に色素が薄い。
さらさらの長い茶髪に榛色(緑がかった薄茶)の虹彩を持つ色白美人。
近くにいるとかすかに梅の薫物の香りがする。
私服はほぼ和服。若い娘にしては渋い色合いのものを好む。
【台詞】ややゆっくり喋るおっとり口調。古めかしい言葉を使う。
一人称は私(わたくし)、二人称は貴方/貴女、三人称は彼の方。
目上の人間には様付けだが、親しい相手や目下・年下の人間は呼び捨て。
「暗香浮動――無明の闇にも人を導く標はあるもの。
私が来たからには、もう泣くのはやめるのです」
「夢の通い路に、現し世の隔たりは関わりありません…」
「――善き夢を」
「やはり私には、似つかわしくないのでしょうか…」
「…ば、ばばくさい…?私が、ばばくさい…!?」
【SS使用条件】死ななければOK。

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最終更新:2012年01月04日 01:21