【名前】ラファエロ=アゴスティネッリ
【性別】男性
【所属】魔術
【能力】国王樹槍(ランチャディロムルス)
【説明】
直訳するとロムルスの槍。ロムルスがパラティウムの丘に槍を突き刺すと、槍から根が生え大樹へと成長し、
ローマを見守ったとされる「ローマ建国神話」を基に作り上げた霊装。
外見は枝が複雑に絡み合って形成された槍であり、ヤドリギ、ビャクダン、ツチトリモチなど数多くの寄生植物を主な材料としている。
地面に突き刺すと、その土地に根を張り寄生する。そして、成長する際に水と土のテレズマを絶えず吸い上げ、余剰分を水と植物に変換・還元し、
一体化した範囲内を瞬時に緑化する。広い範囲に根を張り寄生するには相応の時間がかかり、例えば学園都市全域に根を張るには一ヶ月を要する。
大樹の根が傷付き、その傷が原因で樹が弱り、それに伴ってローマも衰退したという弱点的な逸話も基にしており、
槍の根を半数以上傷付けると成長と維持に必要な養分(テレズマ)を供給出来なくなり、急激な速さで槍と周囲の草木が枯れ始める。
【概要】
霊装を利用して世界各地の砂漠や環境破壊された土地の緑化運動に励んでいるローマ正教徒。
魔術を自分の為でなく"環境"の為に使っている珍しい魔術師(?)。
美しい自然をこよなく愛し、それ故に昔と比べて自然が少なくなっている地球の現状に心を痛めているが、
現代社会に於いて自然という資産が消費されるのは仕方の無い事も理解している。
エコロジストであり極度の節約家で、余計な出費や無駄使いを極力抑え、再利用出来る物は全てリサイクルしていたら、
いつの間にか一ヶ月一万円生活が当たり前になっていた。そのお陰で貯金は凄まじい事になっている……
と思いきや、お金の殆どは募金に消えてしまっている。
温厚で理性的な人物だが万事をエコの方に優先してしまいがち。趣味は森林浴と自然の写真撮影。
【特徴】
35歳。175cm。59kg。
不揃いな深緑の髪に蒼天色の瞳。垂れ目。色白で全体的に頼りない印象の優男。地味な色のスーツを着用。
【台詞】
「緑がどんどん失われていく様を見るのは、あまり気分の良いものじゃないね」
「日本は良い国だね。山と緑が多く現存していて、空気がとても美味しい。ローマ正教の中には、日本を嫌う人が沢山いるけれど、僕は好きだよ」
「国王樹槍。僕はこの霊装で、地球の砂漠化を食い止めてみせる」
【SS使用条件】ご自由に。
最終更新:2012年02月04日 22:43