【名前】天目一箇(あまのめ いっこ)
【性別】男性
【所属】魔術
【能力】天目一箇神の術式
【説明】
「鍛冶神の鎚」
 天目一箇神の象徴たる鍛冶術を基にした魔術。
 天目一箇神は八振の八重垣剣を造り、天叢雲剣を天照皇大神の為に造り、岩戸隠れでは天照大神を岩屋の外に導く為の祭祀に使う刀剣類や斧を造ったとされており、天目は鍛冶神の性質を鎚型の霊装に注ぎ込むことで鍛刀する。
 金属の塊を鎚で叩けば質量を保存したまま一瞬で刀剣状に変化させ、刀剣が粉砕しても鎚を振るえば復元できる。
 より性能の高い刀剣類の霊装を鍛刀する際には、鎚だけでなく専門の神殿を用意する。
「天剣術式」
 古代の農民は太陽を一眼と見た。
 その一眼の太陽神と農耕の守護神である雨の神(龍蛇信仰)を結び付けた。
 その時に天目一箇神は、一眼であるが故に本来の鍛冶神とは別の農耕神としての神性を持った。
 この術式は鍛冶神としてではなく農耕神としての性質に着目し、「雨」を「剣の破片」に対応する事で、粉砕させた刀剣の破片を豪雨の如く殺到させる魔術である。
【概要】
 神道系武家派所属の魔術師。
 多くの刀剣霊装を鍛え上げてきた鍛人。
 髭の似合うナイスマッチョダンディ。
 細かい事はあまり気に留めず我が道を突き進む豪放磊落な人物。
 鍛刀に関しては妥協も譲歩もせず、装飾や形状など細部に渡るまで徹底的に拘る職人気質の持ち主。
 納品期限が過ぎても自分が納得するまで夜通し鍛える事も多々あるが、最終的に申し分無い出来に仕上がるので誰も文句は言えない。
 物事を中途半端に投げ出したり諦めるのを極端に嫌う。天目一箇は偽名。
【特徴】
 57歳。215cm。130kg。術式補正の為に右の眼球を抜き、眼帯で隠している。燃え立つように炯々と光る隻眸。岩石を荒削りした様な威圧的で迫力満点の顔立ちと筋骨隆々たる巨躯。獣毛の如きワイルドヘアー。
【台詞】
「この程度で疲れんじゃねえよ。全く、近頃の若者は情けねえったらありゃせんわ」
「うむうむ、これは我ながら最高の出来だ! どうだ坊主、いっちょ思い切り振ってみろ、絶対に吃驚するぞ、がはははははは!」
「儂の刀剣を莫迦にすると言うのなら、ああ、是非も無い。大人しく斃れておけ」
「望むのはただ一つ。儂の鍛えた剣が、何処かの誰かを救う為に、何処かの誰かに振るわれる事よ」
【SS使用条件】ご自由に。

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最終更新:2012年02月14日 20:06