『 抄訳演算計画(シンプリファイズ計画)』
武装能力計画(カスタマイズ計画)の数年前に行われた計画。
実験内容は『能力者の“自分だけの現実”を人為的に干渉し、能力の応用性を大幅に狭める事で演算の簡略化、またそれによる能力強度の向上化を図る』と言うもの。
簡単に言えば、“一点特化型の高位能力者”を作り出そうと言うもの。
例えば低能力の電気系能力者の場合、
電気系能力の一部である磁力操作しか使えなくなってしまう代わりに、
演算がワンパターン化する事で磁力操作の能力強度は飛躍的に上昇する、といった感じ。
但し、能力のどの部分が特化されるかは受けてみるまで分からず、
この計画があくまでも武装能力計画へ移行する為の試験的なものだったので、
ほぼ手探りの状態での実験なので、
結果は被験者である“置き去り”の子供達83名の内、成功例の5人以外は全員死亡。
その内一人は精神的疾患とトラウマを併発して殆ど廃人となり、残りの4人も人格が大きく歪んでしまったという、悲惨な結果に終わった。
その代わり被験者の身体を全く考慮しない実験だったためか、
成功例の中には武装能力計画では生まれなかったレベル4になれた者もいる。
ちなみに成功例は現在高校に通う年齢になっており、
素性を隠して学校生活を謳歌している者もいれば、暗部で活動している者もいる。
またちなみに、この実験はある事件が切欠で表面化しそうになったため、
武装能力計画に移行するのに数年もの時間がかかってしまった、という背景もある。
(またまたちなみに、あるオリキャラがこの実験の成功例の一人…らしい)

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最終更新:2012年03月05日 20:35