【名前】カグヤ
【性別】女(元男)
【所属】科学/暗部
【能力】複数存在(バックアップ) レベル4
【能力説明】
洗脳能力(マリオネッテ)の亜種。
自分の思考パターン、記憶、体の癖、その他もろもろを相手の脳に上書きすることにより、『自分』を量産することが出来る。
作成した自分は『自分を害する行動はとれない』こと以外は殆ど自分と同じとなるが、
思考パターンなどを上書きするせいか、複数存在(バックアップ)は勿論元が能力者だったとしても一切能力が使えなくなる。
また、上書き専用の能力であり、遠隔操作、能力の解除などは一切できない。
【概要】
暗部組織『
テキスト』の下部組織にて活動している少女。
元々は『平取 隠矢(ひらとり かぐや)』という暗部の男性だったが、
外部の『学園都市とは別種の異能を開発している機関』と結託して学園都市に反旗を翻し、
結果『テキスト』に囚われ、拷問の末に薬物で脳を破壊され『死人部隊(デッドマンズ)』に堕ちた。
彼女自身は捕まる直前の時期にうっかり隠矢に捕まり、つかまった後の自分を救うために『上書き』されたもう一人の『彼』。
元々の性格通り粗野で暗部の人間らしいチンピラっぽい口調だが、急いで『上書き』した為かところどころ記憶が欠落しており、
『彼が学園都市に反旗を翻すに至った理由』、『暗部に所属する以前の記憶』などは失われている。
元は女装趣味も何もない普通の男だった為、女の体に大いに困惑しているとか。
殆どの『彼』は『テキスト』の人員に殺されたが、彼女に限っては作られた時期が新しかった為殺害を免れた。
現在は『テキスト』の下部組織に所属し、最早手の施しようがない彼を『救う』――つまり、自らの手で幕を下ろす為の機会を狙っている。
能力は一切使えない為、上書きの際に獲得した暗部流の反則的格闘術と両腰のホルスターに収めた拳銃などで戦う。
また、彼を追っていたのは超城の仕事だったらしく、彼女のことは物凄い苦手としている。
【特徴】
綺麗な黒髪を一本にまとめたおさげにしている。
くりりとした瞳を常に睨みつけるように半分閉じており、まるで生まれたての子猫がライオンの威嚇の仕方を無理矢理やっているような滑稽さを感じる。
元は国鳥ヶ原の生徒だったのか、
国鳥ヶ原学園の制服(高一)を大胆に着崩している。
その制服の上にウエスタンなベルトをつけ、ホルスターに拳銃をひっかけているのを隠そうともしていないのが特徴。
【台詞】暗部の人間らしい粗野な口調
「……ああ? うるっせえな白モヤシ。下部組織の俺にならデケェ顔できるとでも思ったか?
テメェも同じだろうがよ。おら、どうした? 這いつくばって謝れ」
「………………クソッタレ、何で男の俺がこんな目に……」
【SS使用条件】とくにないですことよ