【名前】エインセル(通称)/ローレンシア=ロイジャーベリー(本名)
【性別】女
【所属】魔術/一般人
【能力】『私は貴方(A.I.N.S.E.L.)』
【説明】
『妖精エインセル』に似た魔術的記号を持つ希有な身体の持ち主で、自身の身体がそのまま『霊装』として機能する。
あくまで『霊装』なので、自身で魔力を精製することは不可能。
他者が魔力を注ぐことによって、妖精エインセルの能力を模した術式『私は貴方(A.I.N.S.E.L.)』が発動する。
『エインセル』とはイングランド北部に棲むとされる少女の姿をした妖精で、その名前はノーサンバーランドの方言で『自分自身』を意味する。
この名前と伝承から転じて、『エインセル(=エインセル)」に向けた攻撃は、すなわち「自分自身(=エインセル)」に向けた攻撃である』とする術式。
一言で言うと、受けた攻撃をそのまま相手に跳ね返す。
防御に徹することしかできないが、その分防御力は高く、体内の魔力が切れない限りは半永久的に相手の攻撃を無力化することができる。
ただし、エインセルの有名な伝承に基づき、炎系統の術式だけは防ぐことができないという制約がある。
【概要】
イギリスの辺鄙な片田舎出身の、弱冠10歳の幼女。孤児。
生まれつき妖精エインセルに似た魔術的記号を持つ希有な身体の持ち主で、そのため魔術サイドの一部からは『生きた霊装』と揶揄されている。
元々オカルトとは何のかかわりも持たない一般人だったが、『霊装』としての稀少性が高いため、様々な魔術師・魔術組織から狙われる羽目に。
エインセルを追う魔術サイドの人間の目的は様々で、『裏ルートで売り飛ばして大金を得るため』とか、『霊装のコレクションに加えたい』とか、『身体を解剖して魔術的に研究したい』とか、中には『ただ単に外見の良さから愛玩奴隷にしたい』という者もいるらしい。
自身は魔力を精錬することはできないが、過去に魔術師によって注がれた魔力を体内で循環させているため、攻撃を受けると自動的に術式が機能する。
エインセル本人は自身の体質に気付いておらず、自動的に発動する術式は「よくわからない不思議な力」、追いかけてくる魔術師は「よくわからない危険な人」として認識している。
現在は自身の術式を利用しながら、魔術サイドの追手から逃げ回り続けている様子。国内の教会を転々としているらしい。
じきにいずれかの魔術勢力が保護(という建前の捕獲)に動くかもしれない。
【特徴】
腰辺りまで伸びた輝く金髪と白い肌と碧眼。
全体的に色素が薄く、金髪はアイボリー系で碧眼はターコイズブルーっぽい。
伝承で記述されているエインセルの特徴と同様に、耳の先が少し尖っている。
まさに妖精と形容するに相応しい美貌で、嫌でも人目を引くため周囲から浮きやすい。
【台詞】微妙におどおどした感じの普通口調。人称:私/あなた
「な、なんでみんな私を追いかけまわすの? 私の何が目的なの?」
「あ、あなたは誰ですか……? また私を捕まえに来たの?」
【SS使用条件】ご自由に。

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最終更新:2012年03月26日 22:52