【名前】三円朋鹿(みまる ともか)
【性別】女
【所属】必要悪の教会
【能力】「妖刀」
    魅入られるように美しく、見た者の心を奪うと言われる日本刀によくある逸話を使用した術式。
    刀身を極彩色に塗りたくり、鍔や鞘、柄などにピカピカ光る悪趣味なガラス球で装飾されている日本刀で、
    刀に対する冒涜と言っても良い見掛けだが。
    抜き放ち振るう所を見せ付けられた相手は数秒の間放心してしまう。
    欠点は一度しか効果が無く、同じ相手には連続して使用する事ができない、逆に嫌悪感を与えさせるだけ。
    村正などの由緒正しい妖刀伝承がある刀なら、二度三度も魅了できるのだろうが……。

    「三円流剣術」
    刀を天に突き上げた上段の構えから踏み込みつつ勢い良く振り下ろす。
    剣術と言うには大雑把極まりないが、呼吸法と日本刀と言う記号を用いた肉体強化魔術を併用させるために、
    踏み込みは亜音速に達し、その一撃は鉄さえも紙のように引き裂く。

    「三円特性発煙弾」
    逃走する時などに使用する。
    缶ジュースを真ん中から半分に切ったようなサイズで、点火すると小さな空き地が包み込まれる量の煙が出る。
    魔術的な効果は何も無い。

【概要】必要悪の教会には入ってから日が浅い新入り
    元は神道系武家派の魔術師だったが、武家政治から結成された経緯を持ち、多少なりとも女が軽んじられる武家派の一員である事に多大な不満を抱いていた。
    そして毎日毎日、本当の自分が評価される日とやらを夢想して、やる事もやらずに不平不満ばかりを口にし続けた結果、周囲からは煙たがられてしまう。
    それは自業自得と言えるのだが、彼女はそれすらも自分が女だから疎まれていると誤解して不満を高めていた。
    遂に不満を爆発させた時、完全実力制で性別は問われないと言う必要悪の教会を知り、日本を出奔して英国に渡る。
    ちなみにその時、武家派を抜けると宣言して回ったが(誰かに引き止めて貰いたかったのか、一人で旅立つのは怖いので連れが欲しかったのか)誰からも相手にされない事に涙目で去ったようだ。

    小心者で臆病者で見栄っ張りで優柔不断、強大な敵と戦う時は口では強がりを言うものの、見てわかるほど体が震えて泣きそうな顔になる。
    会話では、芝居がかった口調で物を言い自分を偉く見せる事に励んでいるが、煽られたり無視されたりするとすぐにボロが出る。
    睡魔に勝てずに二度寝をするのは日常茶飯事で、物を買う時もやたらと時間をかける。
    炊事、洗濯、掃除がとことん駄目な女、部屋をゴミで溢れさせるのが大得意。

【特徴】17才程度の女性。身長156cmほど。
    むやみやたらに自信満々な顔(人によっては下卑た笑みと認識する)をしている、見目麗しい並乳の少女。
    藍の剣道着(衣袴)を着て、ブラジャーではなくサラシを巻きつけ、ショーツではなくフンドシを履いている。
    背中にかかる程度の長さをそのまま流している。

【台詞】一人称、私。二人称、お主。
    通常は芝居かかったエセ時代劇的な口調だが、慌てると普通の女口調。その時は二人称、あんた。になる。
    「お主が○○か、私は三円友華……なるほど。良い眼をしておるな。」
    「峰打ちじゃ安心せい」
    「我が剣は天地と一つ!」
    「守音原か……お主の頭は相変わらず。って……ひゃぁ!?顔近付けないでよ!涎!涎拭いてお願い!」
    「冠華か、お主の顔を見る羽目になるとはな、何処ぞで野垂れ死…………ちょ、ちょっと何処に行く気!?無視って酷いと思わない!?」
    「あ、あやつ等と一緒にするな!私は見聞を広める為に日本を出たのだぞ!……だーかーら、私は追い出されてないんだから!」
【SS使用条件】特に制限は無いです。
       半ば追い出されるように日本を出た日本人魔術師トリオとして弄られ役ででも。

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最終更新:2012年03月26日 22:54