【名前】木原摩訶(きはら まか)
【性別】女
【所属】科学
【能力】不明
【能力説明】
記憶金属搭載型戦闘用義体(サブ・メタモルフォーゼ)
“技術で異能を超える”
というコンセプトの基に作り出された戦闘用の義体。
服の上からでは全く見分けがつかない。
人工骨を覆う金属は、人工骨から流れる微弱な電気を読み取って形を変化する
学園都市製の特殊記憶合金で、
彼女の場合、下半身と鎖骨から指先にかけてはほとんどこの金属と人工骨、それと外部からの電気を完全に遮断できる伸縮性に優れた膜でできている。
義肢と脳を直接リンクすることにより、本人が思っている通りに自由に体を動かしたり、常人ではあり得ないレベルの怪力を発揮したり、金属の形や硬度を自由に変質させる事が可能。
また金属の部分は少し損傷してもすぐに修繕して元に戻せる。
戦闘の際には金属の形を変えて全身から無数の針を出したり、
金属を極限まで硬くして肉弾戦に持ち込んだり、
金属で体全体を覆って攻撃を防いだり、
普通の人間ではあり得ない動きや形に変形して敵を翻弄したり。
とにかく多彩な戦闘手段を駆使する。
【概要】
『武装能力計画』の研究で責任者“代理”になっている女性。
“超能力の特化、最適化における能力者の影響”というテーマに基づいた研究を続けており、とある諸事情で不在の責任者に代わって研究の指揮をとっている。
他の“
木原一族”と同じように、検体の限界を一切考慮しない、
倫理を度外視した研究方針で、まともな研究者では精神を病んでしまうほどの残酷なのだとか。
もともと超能力を技術再現する研究で責任者を務めていたのだが、
ある暗部組織に彼女以外の研究者を殺害され研究は中止となってしまっていた所を
責任者にその優能さを買われて代理に任命された。
研究員の中でもとびぬけて知的好奇心が旺盛で、自分が気になった事はやってみるまで気が済まない性質。
それが赤の他人であろうが自分であろうが、また例えどんなリスクが生じようが構わず、
気になった事を納得し、完全に理解するためにはどんな犠牲も厭わない。
まるで子供が無邪気にトンボの羽をむしり取るかのように、
純粋な興味本位で人間を残酷な実験台にしようとする。
逆に世間一般の倫理観、常識、というより知的好奇心の障害になり得るものが何よりも嫌いで、責任者の研究に付き合おうと決めたのも
そう言った科学の発展に必要なものを抽出したような純粋な研究が行えると思ったからである。
まさに倫理観のない研究者連中を動かすに相応しい人物といえる。
が、感情を全く表に出さないせいか研究者達には一歩距離を置かれている感が否めない。
【特徴】
大学生くらいに見えるが実年齢は不明。
金色の、腰まで届くような長い髪を後ろで結わいており、
目はカラコンを入れているのか澄んだ青色をしている。
体系はかなりのナイスバディーだが、これはサブ・メタモルフォーゼで
作り出したものであり、脱いでも鉛色のてかてかした金属なだけである。
顔はほりが深い美形、まるで欧米の血が混じっていそうであるが、国籍は不明である。
服装は体の義肢を隠すように肌の露出が少ない服を着ている事が多く、
特に最近は上下朱色のライダースで統一しているらしい。
その上から白衣を羽織っている。
普段は口数が少なく、感情の起伏も乏しい、というよりないに等しい。
何を考えているか分からないような顔で実験を観察している事が多いが、
一旦好奇心に火がつくと目にほんの少し生気が宿り、ただ黙々と好奇心の解消に尽力する。
【台詞】
「・・・」
「ねぇちょっと、あなた・・・私の知的好奇心の礎になって頂戴?」
「倫理?科学の発展にもっとも必要のないものね。科学の進歩にもっとも必要なものは興味、ただそれだけよ」
【SS使用条件】
殺せ
最終更新:2012年04月05日 22:26