【名前】飢留 留玻璃(きりゅう とめはり)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「ティンダロスの猟犬(ハウンドオブティンダロス)」「ジレルスの結界石(ストーンオブジレルス)」
【能力説明】
「ティンダロスの猟犬」は、2通りの術式である。
①ティンダロスの猟犬それ自体ではなく、その存在を基とした暗殺(?)呪術。
ターゲットの匂いが染み付いている物品を触媒として発動する。
この際の「匂いが染み付いた」とは、犬が嗅ぎ分けられる程度の匂いが染み付いていれば良い。
発動すると、ターゲットの至近にある鋭角から、触媒を核にした「ティンダロスの猟犬」を模した使い魔が出現し、攻撃を仕掛ける。
端的に言えば、この術式は
「触媒を核にした、死んでも復活する物体の作る鋭角に対してのみ瞬間転移が可能な匂いを追うティンダロスの猟犬を模した使い魔」
を作るというものである。瞬間転移する条件は、対象が猟犬から5m以上離れた場合と、使い魔が拘束された場合。
転移可能距離は30m。使い魔の戦闘能力は一般的な灰色狼くらい。使い魔を作るまでがこの術式であるため、
使い魔の持続時間はおよそ30日というかなりの長さを誇る。
欠点として、この術式は使用者の正気度を削るため、あんまり連続して使うと正気を失い狂人や廃人になる。
具体的には一度使ってから半日間をおけば、大体削れた正気度が回復する。
また、これで相手を追うのはあくまでも使い魔であるために、幻想殺しを使われるとすぐに猟犬が消滅する。
ちなみ、核とした触媒を破壊されても触媒ごと復活するが、触媒がある部位に別な匂いのついた物品を突っ込むと、
使い魔が対象を特定できず、行動することができなくなる。
②「ジレルスの結界石」に封じられたティンダロスの猟犬を召喚・使役する魔術。
「ジレルスの結界石」はオリジナル、真正品であり、この術式の補助用の魔術道具としても用いられる。
①と違い、猟犬に対して物理的に打倒することは不可能であり、猟犬自体も圧倒的に強い。
出現するときには、転移ではなく時間的に偏在することで出現する。
つまり、あらゆる時間あらゆる鋭角において出現する、ということである。最も時間に関しては
術者が把握できるように、時間移動をしないように制限を掛けられている。
また幻想殺しを使用しても、消えた後で別の角から湧いてでる。
欠点は
1.ある程度方向性を定められるとはいえ猟犬自身が行動するため、巻き添えがひどいことになる(知覚した存在を殺害するため)。
2.召喚中は魔力とSAN値がガリガリ削られていくため、そう長時間出せる存在ではない。
3.魔力が底をつくor術式が途切れると、ターゲットをやった後に使用者が殺される。使用者自身が意図的に術式を遮断した場合は送還される。
4.猟犬への命令・封印は結界石を用いるため、結界石が壊されるor奪われると使用者が詰む。
5.使用中~使用後1日の間、狂気に落ちる。
である。
【概要】
日本人のクトゥルフ系魔術師。18歳。魔法名は「abyssi666(深淵は此方を窺い見る)」
彼女の両親は邪神崇拝者であり、それらしいアイテムの蒐集をしていた。彼女の保持する「ジレルスの結界石」は
両親で奇跡的に入手できたアイテムである。が、彼女の両親は崇拝者ではあるが魔術師の才能は無いため、結界石が
オリジナルであるということに気づかなかった。
5年前、彼女の両親が邪神を召喚しようとして娘である彼女を生贄に捧げようとしたが、彼女は必死で抵抗、
その際に結界石に封じられていたティンダロスの猟犬を偶然召喚し、両親を殺害した。
その後、ティンダロスの猟犬は彼女を殺そうとしたが、彼女は一流の魔術師になれるだけの才能を持っていたため
結界石に猟犬を再封印することに成功、事なきを得た。
その後、家からあるだけのそれっぽい魔術書(大半はインチキ本)を持ち出し逃げ出した彼女は独学で魔術を習得し、フリーランスの魔術師として活動している。
基本的には人探しをするが、偶に殺し屋的な仕事も受けている、というか魔術的にはそっちが本来の使い方。
性格は内気だが、偶に正気を失ってるのか第4の壁を叩き壊したような発言をする。メタい。
彼女のメタ発言は誰が聞いても、自分自身で思い出してみても"狂人の戯言"としか思われない、思えないためにそれが正確な情報だとしても
誰も、自分自身ですら信じられない、という特徴がある。
【特徴】
黒目黒髪のストレート。パッと見は日本人形のような髪型である。背丈は普通で胸は控えめ。
普通にしている分には日本美人といえる顔立ちをしているが、狂気に落ちたときは瞳孔が開きっぱなしで焦点が合わず、
目も限界まで見開いているためになまじ人形のような美人なだけにとても怖い。まるで貞子である。
【台詞】
一人称「私」
二人称「あなた」
「こんにちは、失せ物探しの依頼で来ました。」
術式①使用中はカタコトになる。文章的にはカタカナ混じりになる。狂気度が上がるとカタカナの割合が増える。
「ターゲット…補足しタ。申し訳無いノだケれど、死んデくだサい。」
術式②による狂気に落ちた状態は、メタ台詞全開でしゃべる。その際は【】を使う。
また口調も変わる。この際の一人称は「ワタシ」、二人称は「キミ」
【ヤア、こンにチハ。コの文章を読んデイルそこのキミ、相手が次どンナこトをすルノか読み進めて教えてクレナいカな?】
【主はイルノか、だッテ?居るわけ無イジャん。主の本名ガ鎌池○馬ナラとモかクサ。】
【SS使用条件】
生死関わらずどんな用途でもok。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年04月22日 14:03