【名前】木原 濾過(きはら ろか)
【性別】女
【所属】科学/学園都市
【能力】無し
【能力説明】同上
【概要】
木原一族の一人で、「永遠」を司る木原。非戦闘要員。
研究や実験に携わる形で、主に学園都市の「裏側」で暗躍している。
外見だけ見れば小学校低学年くらいの幼女だが、実年齢は四十代前半というロリババァ。
研究員になりたての頃は「細胞の老化抑制」をテーマにし、体細胞を不老化させる研究を行っていた。
しかし、テーマを追求していく過程で様々な関連分野に触れ、刺激を受けた結果、やがて究極のアンチエイジングとも言える「不老不死」という概念に辿り着く。
「少しでも長く生きながらえること」「科学によって永遠に生き続けること」を信条・目標にしているため、自分が「生存」することを最優先に行動する。
よって、自分の生死が関わることには一番の安全パイを取る慎重な性格だが、そのためには迷いなく他人を切り捨てるという木原らしい残忍さも併せ持っている。
要は、自分の命が何よりも可愛い。
ただし自分自身が「不老不死」になることも目的の一つなので、自身の身体を実験対象にすることは厭わない。
むしろ積極的に身体を改造し、薬剤投与による免疫機能の向上、放射能照射による遺伝子操作、特殊な呼吸法に寄よる細胞の活性化など、やや行き過ぎたアンチエイジングを施している(特徴欄に後述)。
「不老不死」に関わる分野なら見境がなく、どんな犠牲があろうと手段を選ばない。
抗老化療法から健康食品や再生医療までありとあらゆる研究事業を手掛けているため、「三途製薬サプリメント開発部・研究顧問」「瀬戸際大学再生医療科・外部研究顧問」「バイオテクノロジー応用能力開発実験・主導研究員」等、数多くの役職や肩書きを持っている。
二五〇年法にも一枚かんでいるとかいないとか。
また、秘密裏に人体冷凍保存(クライオニクス/コールドスリープ)の人体実験にも手を出しており、既に数十人の
被験者を氷漬けにしているらしい。もちろん非合法。
ちなみに、過去に「人格のデータ化」「情報生命体」等をテーマとした研究にも参加したそうだが、「自分が求めているものとは方向性が違う」と、あっさり手を引いてしまった。
【特徴】
実年齢は四十代前半だが、科学的な改造によって小学校低学年くらいの容姿に保たれている。
外見だけならば、十三学区の小学校にでも通っていそうな可愛らしい幼女にしか見えない。
「薬剤投与による免疫機能の向上」「放射能照射による遺伝子操作」「特殊な呼吸法による細胞の活性化」等々、最新技術の粋を集めたアンチエイジングが施されている。
明るい茶髪を二つに結い、サイズが大きすぎる大人用の白衣を羽織っている。
白衣は研究員になった当初に着ていた物。「自分の研究の成果(=自身に施したアンチエイジング)を分かりやすく確認するため」という意味合いで、今も同じものを使い続けているらしい。
【台詞】丁寧な言葉遣いで、幼い外見にミスマッチな「上流階級のおば様」のような口調。一人称は「わたくし」「あなた」「~様」。
「お初にお目に掛かりますね。わたくし、木原濾過と申す者です」
「歴史を紐解いてごらんなさい。これまで強大な力を手に入れた権力者が、最後に求めたものは一体何でしょうか。――――ええ、不老不死ですよ」
「ごめんなさいね、あなたには死んでもらいます。でもこれが一番の安全策というのならば、仕方がないことでしょう?」
【SS使用条件】
ご自由に