登場人物一覧



メインキャラクター

織斑一夏

 本編の主人公。世界で唯一ISを操縦できる男性。専用機は「白式」。朴念仁。15歳→16歳(原作6巻)。

篠ノ之箒

 ヒロインの一人。ISを発明した篠ノ之束の妹。専用機は「打鉄」→「紅椿」(原作3巻)。一夏のファースト幼なじみ。15歳→16歳(原作3巻)。

セシリア・オルコット

 ヒロインの一人。イギリスの代表候補生。専用機は「ブルー・ティアーズ」。15歳→16歳(原作11巻)。

凰鈴音

 ヒロインの一人。中国の代表候補生。専用機は「甲龍」。一夏のセカンド幼なじみ

ラウラ・ボーデヴィッヒ

 ヒロインの一人。ドイツの代表候補生にして同国のIS特殊部隊「シュヴァルツェ・ハーゼ(黒ウサギ隊)」の現役隊長(階級は少佐)。専用機は「シュヴァルツェア・レーゲン」。人造人間であるとされており、千冬によれば15歳。

シャルロット・デュノア

 ヒロインの一人。フランスの代表候補生。専用機は「ラファール・リヴァイヴ・カスタム2」→「リィン=カーネイション」(原作11巻)。父親はIS開発企業「デュノア社」の社長。一人称は

更識楯無

 ヒロインの一人。対暗部用暗部の一族「更識家」の17代目当主であり、現役ロシア代表。専用機は「霧纏の淑女(ミステリアス・レイディ)」。本編のヒロインで唯一の2年生

更識簪

 ヒロインの一人。楯無の妹で日本の代表候補生。専用機は「打鉄弐式」。趣味はヒーローアニメ鑑賞

アイリス・トワイライト・ルクーゼンブルク




一夏たちを取り巻く大人たち

織斑千冬

 一年一組の担任で、世界最強のIS操縦者「ブリュンヒルデ」の称号を与えられている実力者。一夏の実姉。

山田真耶

<やまだ まや>(CV:下屋則子)
 一年一組の副担任。元日本代表候補生であり、入学から間もないとはいえ代表候補生であるセシリアと鈴の二人がかりでも太刀打ちできなかった実力者で、現役当時は「銃央矛塵(キリング・シールド)」と呼ばれていた。専用機は「ラファール・リヴァイヴ」。
 おっとりした性格であり、温和な姿勢から生徒たちから「まやまや」等のあだ名で呼ばれ親しまれている。一方でやや妄想癖があるのか、一夏絡みのトラブルに遭う度にあらぬ事を想像してしまう一面もある。
 イラストでは演出上緑色のショートヘアとして描かれ、背格好は「子供が無理して大人の服を着ました」と年齢に反し幼い印象で表現されているが、作中でもトップクラスの巨乳であり、一夏をして「プリン帯」と表現するほどのものを持っている。
 「アーキタイプ・ブレイカー」ではアップデートによりプレイアブルキャラクターに追加され、他のヒロイン同様戦闘に参加させられる他プレゼントやカード進化でイベントが観られる。

雪子

<ゆきこ>(CV:岡村明美)
 箒が両親や千冬以外で信頼している大人の一人で、篠ノ之一家が居なくなった篠ノ之神社を管理している女性。箒が幼い頃から彼女を見守っていた。
 原作4巻と第1期OVAに登場し、帰省した箒に神社の夏祭りの手伝いをさせていた。その折に、偶然一夏と会った箒の反応を見て現況を察し二人きりにさせるなど柔軟な姿勢を見せた。

篠ノ之柳韻

<しののの りゅういん>
 箒と束の父親。篠ノ之神社の神主にして篠ノ之道場の当主。原作6巻に箒の回想として触れられ、箒の中にある男性像の原点として描かれた。

チェルシー・ブランケット

(CV:後藤麻衣)
 オルコット家に仕える専属メイド。セシリアの歳の離れた幼なじみで彼女の理解者であり、立場を超えた親友同士ともいえる女性。
 一夏が千冬以外に好感を抱いた数少ない女性の一人であり、それ故一夏は一時ヒロインたちから「年上が好み」という疑惑を持たれた。
 原作9巻でセシリアに自身の料理との食べ比べを提案した勇者であり、原作におけるセシリアのメシマズをほぼ改善させた功労者。
 実は妹のエクシアの生命を救う為に亡国機業と関係を持っており、一時は自身も亡国機業のIS操縦者としてセシリアと対峙した。
 「エクスカリバー事件」における共同戦線の後、マドカからブルー・ティアーズ三号機「ダイブ・トゥ・ブルー」の譲渡を要求されたがこれを拒否し、そのまま戦闘となるが楯無に助けられなんらかの庇護下に入り姉妹共々免罪された。

*

楊 麗々

<ヤン・レイレイ>
 原作6巻にて登場した中国の候補生管理官。鈴の直属の上司ともいえる女性で、あの鈴が頭の上がらない数少ない人物
 甲龍のキャノンボール・ファスト用パッケージ「風(フェン)」のトライアルのため学園に訪れ、鈴の一夏とのショッピングを阻んだ。
 アニメをはじめとした他のメディアには未だ登場していない。

クラリッサ・ハルフォーフ

(CV:瑞沢渓)
 ドイツ空軍IS特殊部隊「シュヴァルツェ・ハーゼ(黒ウサギ隊)」の副隊長で、現在の同部隊における現場責任者。専用機は「黒い枝(シュヴァルツェア・ツヴァイク)」。
 ラウラとは「越界の瞳(ヴォーダン・オージェ)」の移植処理を巡って確執があったとされるが、ラウラが恋を知って以降はその設定がウソなんじゃないかというほどの溺愛ぶりを見せ、移植処理に失敗していないのにもかかわらず敬意からかラウラを真似て部隊全員が片目に眼帯を着けている。
 事ある毎に一夏対策の為にプライベート・チャネル(原作以外のメディアではわかりやすさから携帯端末)で連絡してくるラウラに一喜一憂しながら趣味の日本の少女漫画から得た間違った日本知識を吹き込んでいる。つまり、ラウラの「お前は私の嫁にする」という発言を生み出した張本人
 千冬にも尊敬の念を抱いているようで、原作11巻でとうとう一夏たちと対面した際には千冬をお姫様抱っこして降下してきた一夏に対して初期のラウラの如く嫉妬していた
 「超ヒロイン戦記」にも登場し、ラウラの攻撃技「オペレーション・ブレイクスルー」の攻撃演出に部下共々オオトリで出演している。

アルベール・デュノア

 シャルの実父で、デュノア社の社長。シャルを「ISを操縦できる男性」として代表候補生に擁立し、IS学園に送り込んだ張本人。
 本編の二年前に妾腹のシャルを見出し、検査の過程で彼女にIS適正があった事から自社のテストパイロットとして登用するも、本人とは2度程度しか会っておらず、直接会話した事も数回だけだったという。
 原作11巻で渡英中の一夏たちに突如接触を図り、シャルの専用機の交換と調整の為に呼び寄せた。言葉少なに機体変更を命令する彼にシャルも抵抗し、結果的に自社の第3世代機「コスモス」との模擬戦を提案する。
 実は本心からシャルの母親の事も愛しており、娘のシャルの身も内心では案じ家督争いから遠ざける意味も含めて彼女を学園へ送った事を一夏との問答で語った(しかし性別詐称のリスクも考えると本末転倒な願いでもあり、下手を打てばシャルは一生牢獄入りになっていたかもしれなかった)。

ロゼンダ・デュノア

 アルベールの正妻で、シャルからすると義理の母。本邸に招かれたシャルを殴り「泥棒猫の娘」と罵るなど、原作2巻時点のシャルからの心象はかなり劣悪だった。
 原作11巻にて一夏との殴り合いで傷だらけになったアルベールを介抱している姿が描かれ、シャルの母親に対するアルベールの愛情には思うところがあった模様。
 実は子供を産めない身体だった事が語られ、それ故のシャルに対する仕打ちだったと思われる。デュノア社での一件が終息を見せた際に、自身もシャルと向き合う決心を固めていた。

ジェイムズ

 デュノア社に仕えるシャルの使用人である初老の紳士。デュノア社の人間の中では唯一シャルに壁を感じさせない好々爺だが、シャルに近づく悪い虫の気配にはめざとい。
 原作11巻でフランスを訪れた一夏たちを歓迎し、事態が収束しフランスを発つ際にはシャルの変化に気づき一夏を牽制していた。

シャルの母親

(CV:嶋村侑)
 シャルの実母であり、本編の二年前に他界している。アルベールの愛人であり、彼との間にシャルを産むもデュノア社とは離れた環境で彼女を育てていた。本名不詳。
 アニメ第2期第6話で初めて彼女の人となりが描写され、シャルとの短くも暖かい日々が回想されていた。
 原作11巻においてデュノア社が模擬戦に用意した第3世代機の名が彼女がアルベールから贈られた思い出の花である「コスモス」だという事と、「ラファール・リヴァイヴ・カスタム2」と「コスモス」が引き起こした共鳴現象(レゾナンス・エフェクト)の中で垣間見せられた記憶の中でアルベールとの間に確かな愛情があった事が描写された。

轡木十蔵

<くつわぎ じゅうぞう>
 IS学園の学園長。表向きには女性が学園長を務めているのだが実務は夫である彼が取り仕切っており、普段は柔和な表情をした初老の校務員として学内で慕われている。
 彼が真の学園長である事は現状では楯無以外の誰にも知られておらず、彼もまた更識家の内情を深く知っている節がある。
 亡国機業の存在も前々から察知しており、楯無を通じて動向を探っていた。原作のみの登場人物であり、アニメをはじめとする他のメディアには未だ登場していない。

ログナー・カリーニチェ

 かつてのロシア代表であり、楯無に蹴落とされる形で代表の座を奪われた。楯無からは「狐目年増」と呼ばれている。専用機は「ロシアの深い霧 零号機」。
 原作11巻にてドイツ国境付近を飛行中の一夏たちが乗ったセシリアの自家用機を攻撃し、楯無に対し明らかに自身が年上でありながら「お姉さま」と慕いながらも愛憎入り混じった感情を撒き散らしながら楯無と激突した。
 詳しい戦況は描かれなかったものの、この戦闘は全世界中継されていたらしく「ロシア代表と元代表の痴話喧嘩」としてロシアは大恥をかかされる事となった。

*



影で暗躍する者たち

篠ノ之束

 ISを完成させた天才科学者。箒の姉であり、千冬の幼なじみ。様々な局面で暗躍し混乱を演出する。

クロエ・クロニクル

(CV:佐倉綾音)
 束に付き従う長い銀髪の少女。外見は12歳ほどで、普段は瞑目しているが見開かれたその目は白目が黒く、その中で黄金色の虹彩が不気味に輝いている。
 生体同期型IS「黒鍵(くろかぎ)」と融合しており、電脳空間へのハッキングはもとより大気成分を変成しての惑乱をも可能とするなど電子戦においては破格の能力を持つ。その一方で生身自体はそれほど強くはないようで、千冬を幻術で殺害しようとするも敵わないと察するなり手を引き、原作8巻ではその帰りにあっさりオータムに拉致され人質にとられる等のハードウェアの脆弱さが強調されている。
 一夏やラウラにはラウラに酷似した印象を与え、自らを「ラウラになれなかったもう一人のラウラ」と自嘲し、逆にラウラを「完成品の『月の落とし子(ローレライ)』」と呼ぶなど謎が多い。

マドカ

(CV:茅野愛衣)
 亡国機業に属し、「織斑マドカ」と自称する謎の少女。専用機は「サイレント・ゼフィルス」→「黒騎士」。
 一夏から見ても若い頃の千冬と瓜二つであり(CHOCO版のイラストではデザインが大きく変更されており、似ているどころか2本の角のようなアホ毛が生えた)、自身も「私はお前だ」と発言するなど織斑家と深い関係を示唆している。
 殺人に対し何の呵責もなく、特に一夏に対しては苛烈なほどの殺意を向けている。組織内では「M」と呼ばれ、スコールによって体内に監視用ナノマシンを注入されており、もし命令に逆らえば一瞬で脳中枢を焼き切る処置が施されている。
 ロケットペンダントを大事そうに持ち歩いており、中に何が秘められているのかは不明だが戦闘時でさえ着用していた。
 原作10巻では過去に何かしらの人体実験を受けていたと思しき回想シーンが挿入されていた。

スコール・ミューゼル

(CV:平野文)
 亡国機業の実行部隊「モノクローム・ファクター」の実質的指揮官。ウェーブのかかった煌びやかな金髪をたたえた妖艶な美女で、幾度かIS学園に攻撃行動をとっている。専用機は「ゴールデン・ドーン」。
 オータムとは公私共にパートナーであり、オータムが学園側に捕縛されたと聞いた時には普段の冷静さを欠き取り乱す様子も見られた。
 テロリストでありながら無益な殺人行為を避けており、Mに対して強引な措置をとってまで殺人を抑制していた。
 原作7巻において予約していたレストラン(スコールの行きつけだった)のドレスコードに引っかかっていた一夏を正体を伏せ助けた縁から、亡国機業でありながら露見後も彼からさんづけで呼ばれている。
 実は部分的に身体を機械に置き換えており、原作9巻の楯無との戦いで負傷した際に露呈した。
 それに関連してか取引していた米軍の秘匿艦内部の電子端末に記載されていた十二年前の米軍死亡者リストの中に「スコール・ミューゼル」の名が記載され、しかも十数年前を最後に更新された検死記録より現在が若い等、外見からは想像もできない実情を抱えている事が示唆されている。
 「アーキタイプ・ブレイカー」では2018年年越しイベントにてまさかの篠ノ之神社に年越し詣でに来ていたところで一夏と鉢合わせし、りんご飴を巡る争奪戦の最中に現れた絶対天敵に対抗すべく一時共同戦線をとった。
 それとは別に後日アップデートにより追加された第10章において構成員総出で学園を襲撃し、独り潜入した学園地下区画にあった何か(おそらく後述の人型絶対天敵を覆っていた樹木と思われる)を目撃し、事態を静観すべく撤退した。

オータム

(CV:西墻由香)

レイン・ミューゼル

(CV:不明(アーキタイプ・ブレイカー))

フォルテ・サファイア

(CV:不明(アーキタイプ・ブレイカー))

アリーシャ・ジョセフターフ


ナターシャ・ファイルス

 米軍特殊部隊「イレイズド」の隊員で、原作3巻と小学館版コミックにて専用機「銀の福音」の操縦者を務め、その暴走に巻き込まれた。
 「銀の福音」が停止した後、自分を救った一夏にお礼のキスを見舞い、千冬に対し愛機を暴走させ凍結処分に陥らせた人物への怨嗟と更なる波乱への忠告を残し去っていった。
 原作6巻ではイレイズドを襲撃してきたマドカに対し、封印されていた「銀の福音」を守るべく生身で「銀の鐘」を担ぎ応戦していた
 同僚のイーリスとは固い絆で結ばれており、彼女の事を「イーリ」と呼んでいる。

イーリス・コーリング


篝火ヒカルノ

<かがりび ->(CV:遠藤綾)

カレン・カレリア

(CV:斎賀みつき)

エクシア・カリバーン




学園に暮らす人々

布仏本音

<のほとけ ほんね>(CV:門脇舞以)
 一年一組のクラスメイト。髪は栗毛のツーサイドアップで、手を覆うほど長い袖の制服が特徴。
 登場当初は名前がわからず、一夏からうろ覚えで「のほほんさん」と呼ばれているなど単なるモブキャラクターだったが、巻を追う毎にキャラクターが盛られていき最終的に楯無の生徒会執行部の一員であると同時に更識家に仕える一族という設定まで付与された。
 非常に悪食であり、ケーキに巻かれていたテープについたクリームを舐めまわすのはまだいい方で、原作5巻の夕食では茶漬けの上に鮭の切り身を載せて更に生卵を投入しグチャグチャに掻き混ぜあまつさえズルズル音を立てて食らうという行儀の悪さの極地ともいえる悪辣ぶりを垣間見せた。
 第1期アニメでは谷本や相川とよく3人でつるんでいる姿が見られ、比例して生徒会が深く絡む第2期ではなぜか出番が激減していた。
 原作10巻では度重なる裏切りに遭い心身共に傷ついた一夏の苦悩を察し人知れず慰めるなど、彼の心のケアに大きく貢献した。
 「アーキタイプ・ブレイカー」ではなんと彼女も専用機持ちとなり、専用機「九尾ノ魂」を駆るプレイアブルキャラクターとして大きく出世した。

谷本癒子

<たにもと ゆこ>(CV:〆野潤子)

鷹月静寐

<たかつき しずね>(CV:和田カヨ(第1期アニメ)、上田麗奈(第2期アニメ))
 箒の第2のルームメイト。

相川清香

<あいかわ きよか>(CV:佐藤有世)

四十院神楽

<しじゅういん かぐら>(CV:)

岸原理子

<きしはら りこ>(CV:)

夜竹さゆか

<よたけ ->(CV:)

ティナ・ハミルトン

 鈴のルームメイト。存在自体は原作3巻にて「大胆な水着を着た生徒」として登場しており、続く4巻にて鈴のルームメイトとして登場した。
 原作9巻の口絵にて全身像が描かれる等、これまで四度しか登場せず原作以外のメディアに出演していないモブキャラクターとしては破格の待遇を受けている。

如月キサラ

 原作12巻で初めて描写されたセシリアのルームメイト。淫夢に喘ぐセシリアをたしなめていた。後述の「セシリアのルームメイト」とは執筆されていた時期や著者も考え意図的に区別して記述する。

黛薫子

<まゆずみ かおるこ>(CV:)

布仏虚

<のほとけ うつほ>

三年生

(CV:不明)


一夏にまつわる人々

五反田弾

<ごたんだ だん>(CV:保村真)

五反田蘭

<ごたんだ らん>(CV:小幡記子)

五反田厳

<ごたんだ げん>

五反田蓮

<ごたんだ れん>

御手洗数馬

<みたらい かずま>

村上信三郎、山本十蔵、吉岡修一、寺田克巳、クリス・マッケンシー

 原作7巻にて蘭を泣かせてしまった一夏を襲った、「蘭ちゃんファンクラブ同盟」を名乗る屈強な漢たち。

人里花梨

<ひとざと かりん>
 「恋慕身邊的你」にて鈴の回想に登場した中学生時代のクラスメイト。一夏に告白したようだが、何度か彼女の口から数馬の話題が出ていたため、一夏は「数馬に告白しようとして間違えて自分に告白した」と解釈しフラれてしまった。

中入江文、灯下枝理

<なかのいりえ ふみ、とうもと えり>
 花梨と同じく「恋慕身邊的你」にて鈴の回想で言及された中学生時代のクラスメイトたち。こちらは印象が薄かったのか、名前が挙がっただけで何も語られなかった。

無頼

<ぶらい>

少女

(CV:宮本侑芽)


一般市民

清洲景子

<きよす けいこ>
 臨海学校で一夏たちが宿泊した「花月荘」の女将。原作3巻の出迎えの際に登場し、一夏を「しっかりしてそうな感じを受けます」と評した。

向島光一郎

<むこうじま こういちろう>
 原作4巻で言及された、夏休みに開園したウォーターワールドのオーナー。下品な趣味を持っているようで、女性を見世物とした水上ペア障害物レースを主催していたが、本人の知らぬ所で暴走したセシリアと鈴によりウォーターワールドそのものを破壊された

木崎、岸本

 日本が誇る屈強な女性メダリスト。木崎はレスリングで金メダルを、岸本は柔道で銀メダルを獲得した実力者。原作4巻の水上ペア障害物レースで抜群のコンビネーションを見せたが鈴の奇策により脱落した。

ゆり

 「ノブリス・オブリージュ」にて一夏と共に追っ手から逃走していた途中にセシリアが出会った迷子の少女。
 彼女の名前からセシリアは「百合は英語でゼフィランサスという」と発言した(この訳は誤りで、ゼフィランサス自体はむしろヒガンバナの仲間である)。


「あいえすっ!」の登場人物

セシリアのルームメイト

 一夏と和解しようと努力するセシリアの行動による副次的被害をモロに食らいまくっている不憫な生徒。相部屋に豪華な家具を置かれてスペースを取られ、三時間にも及ぶ長風呂を心配し、深夜の長電話に悩まされ寝不足気味になっていた。
 前述の「如月キサラ」の下地となったキャラクターと思われるが、著者が違ううえに描かれた時期も大きく離れているため同一人物とは言い難い。

折野壱佳

<おりの いちか>
 劇中作「IF<インフィニット・フォーチュン>」の主人公。明らかに一夏をトレースした境遇のキャラクターであり、自分に似ていると看破した一夏は困惑していた。

折野千尋

<おりの ちひろ>
 劇中作「IF<インフィニット・フォーチュン>」に登場する担任教師で、壱佳の兄。千冬を模倣したキャラクターで、彼も攻略可能なのかは不明。

東雲総司

<しののめ そうじ>
 劇中作「IF<インフィニット・フォーチュン>」における箒に相当する攻略対象。オリジナルと同じく、風呂上りに壱佳と再会していた。

セシル・オーウェル

 劇中作「IF<インフィニット・フォーチュン>」におけるセシリアに相当する攻略対象。オリジナルであるセシリアからは「鼻持ちならない男」と憤慨されていたが、直後に「似たようなこと言ってたような…」と苦言を呈されていた。

鳳廉韻

<ファン・レンイン>
 劇中作「IF<インフィニット・フォーチュン>」における鈴に相当する攻略対象。オリジナルと同じく二組に転校してきた幼なじみだが、手にはなぜか肉まんを持ち語尾に「~アル」と喋るなど、鈴の琴線に触れまくっていた。

佐藤先生

 劇中作「IF<インフィニット・フォーチュン>」における真耶に相当するキャラクター。なんと彼も攻略対象であり、著者の今拓人氏曰く「当初は佐藤ENDにする予定だった」とコメントされていた。

ヨシダマユミ

 原作における食堂のおばちゃんの仮称。著者の今拓人氏が担当編集者との打ち合わせの際に「食堂のおばちゃんではいちいち長い」として急遽つけられた。
 調理実習の際に転入直後のラウラが校内で食材を現地調達しようと食料庫に忍び込んだ所を見咎めたが、ラウラの熱意に胸を打たれ彼女に「どエライカレー」の作り方を伝授した。
 あくまで「あいえすっ!」の打ち合わせにおける仮称に過ぎず原作とは関係がないと注釈が加えられていた。
 なお、彼女に限らず「あいえすっ!」にはヨシダという名前が複数回登場するが、関係者の中に「ヨシダ」さんは一人も居ないらしい……。


「アーキタイプ・ブレイカー」の登場人物

凰乱音

<ファン・ランイン>(CV:)
 台湾の代表候補生で、名前から察せられる通り鈴の従妹。突如飛来した絶対天敵と戦う為に急遽学園に召集され、本来は日本でいう中等部の生徒だが特例的に飛び級で転入してきた。専用機は「甲龍・紫煙」。
 容姿や経歴、専用機の性質から一夏から「鈴2号機」と呼ばれ、以来彼を目の敵にしている。
 しかし決闘中に乱入してきた絶対天敵から身を挺して守られて以降は態度を軟化させ、従姉と同じく一夏に思慕を寄せるようになる。

ビシュヌ・イサ・ギャラクシー

(CV:早見沙織)
 タイの代表候補生で、乱と同じく絶対天敵と戦う為に学園へ転入してきた。専用機は「ドゥルガー・シン」。
 根は礼儀正しい温和な少女だが、初対面で一夏に胸元に突っ込まれてしまったためにカウンターでタイキックを見舞い、以降彼を警戒していた。
 しかし理屈ではわざとではないとはわかっていたらしいが、当時のショックが大きかったためか条件反射で蹴りが先走ってしまうようになってしまい、千冬の荒療治により克服した。その過程でやはり彼女も一夏に惚れてしまい……。

オニール・コメット

(CV:)
 カナダの双子の代表候補生の片割れで、青い右のサイドテールが特徴。合宿中に出会った際に一夏が迷子と勘違いしてしまったほど幼いが、双子のコンビネーションによって駆動する専用機「グローバル・メテオ・ダウン」の攻撃は強力とされる。
 一夏に対する姿勢は意外にも積極的で、彼を「お兄ちゃん」と呼び慕う。姉のファニールと比べると言動が幼いようでしっかりしており、逆にどこか大人びた印象も感じさせる。

ファニール・コメット

(CV:)
 カナダの双子の代表候補生の片割れで、橙色をした左のサイドテールが特徴。合宿中に出会った際に迷子と勘違いした一夏に子供扱いされた事から激昂し、その場で「グローバル・メテオ・ダウン」を展開し戦闘になる(左右非対称のカラーリングの問題からか敵バージョンのアニメーションが存在せず、実際に戦うのは雑魚の絶対天敵)。
 公式ホームページ等のキャラクター紹介では「一夏にオニールがなついているのが気に入らなく、一夏を若干敵視している」とあるが、実際には初の実戦で絶対天敵に不意を突かれたのを一夏にフォローされた事に落ち込み、逆に彼に慰められた事で態度を軟化させ勝気ながらソフトタッチなちょうど良いツンデレに仕上がっている。

ロランツィーネ・ローランディフィルネィ

(CV:)
 オランダの代表候補生で、これまでに99人もの恋人(しかも全員女性)が居るツワモノ。専用機は「オーランディ・ブルーム」。
 彼女も絶対天敵に対抗するためIS学園に転入してきたが、偶然出会った箒に一目惚れしてしまい、彼女を「100人目の蕾」とする為に平時でも戦闘中でも猛アプローチをかけてくる。
 つまり、彼女はヒロインというより原作にすら居なかった異性の恋敵という本作において非常に珍しいキャラクターである。

ベルベット・ヘル

(CV:)
 ギリシャの新たなる代表候補生であり、例の如く絶対天敵対策の為に集められたが、それとは別の思惑を持って学園へ転入してきた。専用機は「ヘル・アンド・ヘヴン」。ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ……。
 転入してきた追加の代表候補生で唯一18歳の三年生であり、グリフィンが来るまでは最年長だった。
 絶対天敵討伐とは別に、ギリシャ政府から亡国機業に寝返った親友のフォルテ・サファイアの捕縛を指示されているが、本人には彼女を生かすつもりはなく自身を裏切った彼女を殺害し、自身も後を追うつもりでいた。
 しかし、復讐に駆られ動きが鈍ったところを一夏に助けられ、以来彼を意識するようになる。
 合流当初から近寄り難い雰囲気を放っており、どんな誘いにも応じず目的のために孤高を演じていた。しかしシーンカード等のイベントで胸元に目が行った一夏を殴り飛ばしたり、可愛い動物と触れ合える場所に誘ってきたり、かつてフォルテと楽しんだポーカーで勝負をするといった、歳相応に楽しげな少女としての一面も秘めている。

クーリェ・ルククシェフカ

(CV:花守ゆみり)
 ロシアの予備代表候補生という特殊な立場にいる少女。「ぷーちゃん」というクマのぬいぐるみを友達として持ち歩いている他、それとは別に「ルーちゃん」というイマジナリー・フレンド(心理学におけるそれと同様なのかどうかは不明)とも対話をしている姿が見られる。専用機は「スヴェントヴィト」。

グリフィン・レッドラム

(CV:大西沙織)
 ブラジルの代表候補生で、専用機は「テンカラット・ダイヤモンド」。2018年4月初旬のアップデートで追加されたプレイアブルキャラクターであり、以降通常属性のカードがガチャで入手可能となった。
 孤児院で多くの兄弟(孤児仲間という意味か、親を失った血の繋がりのある兄弟かは不明)を抱えており、彼らを養うために今回の絶対天敵討伐に参加した。
 来日当初、偶然ショッピングに訪れていた一夏とセシリアに遭遇し意気投合、その後学園入りを果たし多くの仲間たちを得る。
 一夏の事は弟のように感じており、ホームシックの慰めのために「グリ姉」と呼ぶように望んだ。同じく初対面だったセシリアの事も「エミリー」という妹に似ているとの事から、同じ部屋で寝る事を彼女にせがんでいた(当のセシリアは他のヒロインたちに見捨てられる形で断れなかった)。
最終更新:2019年06月30日 02:36