ジュエリー・マム
住人のほとんどがマフィア及びその関係の仕事に就いている国の国王にして死霊。
精神を病んでおり、気分の浮き沈みが激しい。
「ああ私の国民達よ、ごきげんよう!」
「坊や坊や!ちょっとこちらへ来て下さらない? ふふ、今日は異国から取り寄せたこのお茶にしましょう」
「ーーーーーーッ!!!(奇声) ああああああ貴方!目障りだわぁぁ!!!私の邪魔をしないで下さる!!?」
| 性別 |
女 |
| 所属 |
王国側 |
| 二つ名 |
憂鬱のシェイド(陰の死霊) ※他国でマムの事情を知らない人からは“豪宝の魔女”と呼ばれている。 |
| 年齢 |
45歳 没(+それから15年程経っている) |
| 身長 |
230cm |
| 一人称 |
私(わたくし) |
| 二人称 |
貴方 |
| 好き |
宝石、煌びやかな物、“お姉様とお兄様”、お茶会 |
| 嫌い |
命令に逆らう者 |
| AA |
|
過去
※ジュエリー・マムとは、ダグラスファーが自分の中で作り上げた実在しない姉である。
ダグラスファーは一人っ子で、幼い頃は父が国王として国を治めていたが度重なる災害や周辺国との仲の悪さについていけなくなり心労で倒れ亡くなってしまう。
母も父より前に逝ってしまっていた為、ダグラスファーが10代という若さで国王となったがあまりの重役でストレスが溜まり、周囲からは王を代えた方が良いとの声もあがる程精神に異常をきたしていた。
あまりに酷く辛かった時期に心の中で“私は一人ではない、お姉様やお兄様がいるもの”と勝手に実在しないものを作り出して思い込み、名前までつけて幻覚を見、ひとり言が多くなっていった。
この“お姉様”が“ジュエリー”という名だった。
頭や心がボロボロのまま20代になり、ある日自国が宝石出土量世界一だという事を知り、これで国を建て直せると信じて貿易を始めその勢いで仲違いをしていた周辺国とも少しずつ和解し始める。
この時、仕事で他国へ渡ったダグラスファーは捨て子の“
ティーカップ坊や”を拾い、自国で育てる事にした。
一方で、前々から気にしていた身長の事を“お姉様”に相談していて、「若いのにこんなに頑張って王を務めている貴女のがずっと素敵よ」と励まされ、私より貴女に相応しいわと名前を貰い受けていた。
45歳の時、隣国から来たという商人を装った男が城下町の裏路地で子供を人質に金を要求する事件が発生する。
しかしダグラスファーは“姉を殺しに来たマフィア”だと勘違いし、男に辞めるよう説得するが自棄を起こした男が銃を発砲しダグラスファーは死亡した。
この事件は実は隣国の男と人質の子供しかその場におらず、男はダグラスファーを撃った後逃走し子供も連れ攫われた為、息子の坊や以外の大衆はダグラスファーがとうに死んでいる事は今も知らない。
生前は身も心もボロボロで最期は誰にも知られず逝ってしまったダグラスファーだったが、それでも常に国の行く末を案じていた。
その思いが、死後の自身を死霊として世を彷徨わせているのである。
坊やは勿論、大衆の目にも生前のダグラスファーが映っている為、あたかも彼女が生きているように見えている。
霊だが物に触れられる上、軽いもの(MAX500mlのペットボトルくらい)は持てる。
そうして後の15年以上は死霊にも関わらず、趣味の宝石集めが高じて衣服やアクセサリーとして身に纏う事は勿論だが、食と住にも取り入れてもっと国を豊かにする為に専用の工場を設置し実用化に向けての開発に携わっている。
性格
何事もなければ穏やか。
だが、地獄耳でヒスになりやすく、口車にも乗せられやすい。
例えば気に入りの茶葉をきらしてると知っただけで大声を出して即隣国まで行き買って帰るよう命令する。
物事が自分の思っている通りになっていればキレない。
よく“可愛い”とか“愛しい”等と言うが、心では微塵も思っていない事が多い。
戦闘形態
HP/23
ATK/41
DEF/40
| 武器 |
なし |
霊なので大半の武器は持てない。代わりに光属性の鈴を装備。直に攻撃しないし出来ない為、鈴を鳴らし周りの者に命じて攻撃させる。音を感知出来る生物なら本人の意思に関わらず、命令を聴かせる事が可能。万が一鈴が壊れてもヒス時の絶叫で多少足止めできる。 |
最終更新:2013年02月02日 21:20