ウィニッドコット=スランバー
(Winedcot=Slumber)
「………」
「(ああ、また怖がらせてしまったかな…笑ってるつもりなんだけど…)」
「(私は戦わなきゃ駄目なんだ、死ぬまでずっと)」
| 性別 |
不明 |
| 所属 |
王国側 |
| 年齢 |
15歳 |
| 身長 |
153㎝ |
| 好き |
お菓子、筆談 |
| 嫌い |
アルコール、怒鳴り声 |
| AA |
†●_◎) |
右目の眼帯と大きな棺が特徴的な子供。
左目の下から三本の黒線が伸びている。
よく下睫毛と勘違いされる。
戦闘の際には棺を振り回す。棺イズ鈍器。
ちなみに棺の中にはレゾンデートルという名の上位悪魔がいる。
耳は聞こえるが、喋ることが出来ない。
そのため筆談をする姿がよく見られる。
過去にあったことや戦闘方法の影響で、身体が非常に脆い。
あと5年生きられるかも危うい。
既に、身体の至るところにガタが出始めている。
アルコールに滅法弱い。
わずかな量でも真っ赤になるので、お酒の入ったお菓子ですら食べられない。
酔うと、暴れ回ったのちに爆睡する。
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性格と口調 |
無口。というか喋れない。
そのぶん感情を表に出すことが苦手。
筆談をするのが好き。
でも肝心の友達が少ない。しょんぼり。
見た目(眼帯や包帯)と表情の硬さから怖がられてしまうことを、少しコンプレックスに思っている。
本人はあれでも笑っているつもり。
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ステータスと戦闘法 |
HP35/ATK252/DEF50
棺を鈍器のように振り回して戦う。
この棺は聖属性の魔力を発する特殊な金属で出来ているので、壊れることはまずないと思われる。
ウィニッド自体が持っている固有の魔法は、光属性の波動のようなもの。
物理攻撃に比べると火力は劣るが、目眩ましや広範囲攻撃が可能。
ATK値が異様に高いのは、元々の身体能力の高さに加え、常時フルパワーで戦っているため。
一言で言うと無茶の極み。
懺悔のために戦い続けなければならないという強迫観念に駆られている。
こうした無茶な戦い方が、身体を脆くしてしまう原因のひとつでもある。
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過去 |
捨て子。
スラム街で育つ。
両親に捨てられた自分の存在価値がわからず、半ばそれを探す為に生きていた。
そうして生きているうち、ある日突然レゾンデートルと出会い、それが住む閉鎖世界に閉じ込められてしまう。
自分へ新たな存在価値を与えることを条件に、レゾンデートルとの契約を果たす。
このとき代償にしたものは右目の視力と寿命の半分、存在価値。
(レゾンデートルの宿主であることが、ウィニッドの新たな存在価値となる)
レゾンデートルと契約した後は各地を転々とし、魔物殺しや悪魔殺しの依頼やらで金を稼ぐ。
(この一環で吸血鬼狩りに行ったとき、のちの武器となる棺を勝手に持ってきた)
定住はせずに、レゾンデートルの閉鎖世界を主な寝床としていた。
こうして悪魔と契約したことで安定した生活を手に入れたが、徐々にそのことを後悔しはじめる。
その後王国へ移る。
狩りの本格的な武器にするため、裏で働く職人に棺への改良をしてもらう。
ほぼ同時期にレゾンデートルを説得、棺への封印を果たす。
(このとき、追加の代償として右目の眼球と声、残った寿命の三割を奪われる)
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レゾンデートルについて |
レゾンデートル
Raison-d'etre
結構上位の身分に属する悪魔。えらい。
血液や舌が青い。
存在意義を求める人の前に現れ、自分の閉鎖世界へと連れ去ってしまう。
連れ去られてしまった人のほぼ全員がその場で犬死にするか、レゾンデートルの「遊び相手」となって死ぬ。
連れ去る理由ははっきりしていないが、恐らく独りでいることのつまらなさや、寂しさから取る行動と思われる。
口も見えず目はどこを見ているかわからない。
目が合うだけでホラーもの。こわい。むしろ畏怖。
なので何を考えているのか非常にわかりにくい。
そもそも感情があるのかと疑うくらい。
喋ることはない。
テレパシーを使うでもなく、思っていることを他人の頭の中で理解させている。
「話されている」相手は、いつの間にか無意識で理解している感じ。
名前は仮称。存在意義という意味がある。
契約した人のみが本当の名前を知ることができる。
また、契約した人には新たな存在価値と名前が与えられる。
つまりウィニッドは偽名。
偽名というか、元々名無し。
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最終更新:2013年04月08日 17:37