ハリュシナ
(Hallucina)
「ぐふっ、ボクはね、ハリュシナっていうんだよ~ キミは?キミはなんて名前なの?知りたいなあ!」
「うん、計算ならね、得意だよ!」
「えへ、へへっ、ボクはねぇ!お前みたいなヤツが一番嫌いだよ!」
| 性別 |
女 |
| 所属 |
王国側 |
| 通称 |
毒電波の算術士 |
| 年齢 |
享年16歳 |
| 身長 |
163㎝ |
| 好き |
楽しいこと、計算、人参 |
| 嫌い |
つまらないこと、仕事 |
| AA |
/U`v´) |
兎の獣人の死体。
ものすごく電波なボクっ娘。
瞳孔が十字になっているが、視力には何の影響もない。
落ち着きがない。
無意識にゆらゆら揺れていたり、よく鼻歌を歌っていたりする。
IQ(知能指数)がとんでもなく高い。
つまり天才なのだが、色々ぶっ飛んでいて一見すると馬鹿っぽい。
独り言をぶつぶつ呟いていると思えば、突然眠りこけたりする。
しかしその独り言の大半は難解な数式や他種族語など。
たまにお腹すいたなーとか言ってる。
現在はその頭を活かし、数学者として王宮で仕事をしているらしい。
しかし仕事が嫌いで、時々
ティフのお茶会へ逃げている。
腕がない。
蘇生をする際になくなったらしい(本人談)が、いまいち信用できない。
仲がいい者が気付くか気付かないか程度だが、時々悲しげな笑みを浮かべる。
性格と口調
いつでもテンションが高く、よく笑う。
しかしその笑い方がいちいち癪に障る。
笑っているけれど目が笑っていないときもしばしば。
本当に何を考えているか全くわからない。
本気を出した際の集中力が、普段とは打って変わって並外れている。
誰が話し掛けても気付かないくらい。
(というより話せる空気ではない)
話す前に勢い余って笑ってしまうのが癖。
「うふ」とか「ぐふ」とか「あはっ」とか。
コミュ障ではない。むしろその逆。
やたら馴れ馴れしかったりいつの間にか友達と見なされていたりする。
話し方もやたらテンションが高い。
語尾が間延びしており、感嘆符がよく付く。
まだ声変わりしていないあたりの中性声。
マシンガントーク気味。
気が済むまで質問攻めしておいて、最後まで聴いていないことがよくある。
ちなみに生前の一人称はアタシ。
ステータスと戦闘法
大体の基本魔法は習得しているが、その中でも特に算術魔法(演算魔法)、空間魔法を得意とする。
算術魔法は空間魔法の正確化に用いられる場合が多い。(#page66_詳細#)
火力が不安なので完全に後衛タイプ。
仲間の援護に最大の力を発揮する。
魔物の種族名や習性、弱点なども熟知している。
IQも異常だがMPがとにかく異常。
そのかわり物理がカス。
戦闘法詳細
空間魔法は主に仲間の援護に使う。
完全に防御向き。
算術魔法で範囲指定→演算→指定範囲に色々するのが主な動作。
指定範囲を現在地と目的地の二つに設定すれば、目的地へ転送させることが出来る。
算術魔法を使わなくても空間魔法は使える。
ただし精度が悪いので、3人以上の場合は必ず算術魔法を通す。
演算には長い詠唱を要する。
詠唱がないとやや正確さに欠ける。
「現在地の座標012.032.225.101を起点に、目的地の座標を211.059.077.184に固定……以上の数式の演算を開始。完了次第対象の転送を行います……」
「演算完了!対象を転送!」
↑
詠唱はこんな感じ。
対象を転送とか言う時が一番楽しそう。
ちなみに、座標の割り出しに使う数値は現在いる場所によって変わる。
(適当に数字を4つ並べておけばそれっぽくなると思う)
大体の地図が頭の中に入っているので、間違えて転送するとかは恐らくない。
空間魔法と他の魔法を組み合わせて使うこともある。
(範囲指定した仲間の攻撃力を上げたり、敵の防御を下げたり)
回復魔法はあまり得意ではない様子。
過去
大きなお屋敷を構える、とある裕福な家庭の末っ子。
小さい頃から数学の天才として、数学者同士の会談や研究会に参加していた。
この時はまだ、獣人ではない純粋な人間だった。
裕福なうえ甘やかされて育ったため、自分が天才であることを理由に他人を見下す傾向があった。
あるとき書斎に置いてあった魔術書を手に取り、禁術や黒魔術に興味を持つ。
天才の自分にはこれくらい余裕で出来るだろうと思い、リスクを考えず悪魔を召喚してしまう。
召喚自体は成功したが、制御が出来ずにそのまま殺害されてしまった。
また、対価として両腕を失う。
自由になった悪魔はその後、手始めに屋敷じゅうの人々を皆殺しにし、多分現在ものうのうと暮らしている。
悲劇の地となってしまった屋敷に、ある日死体や魂を目当てにヘルヴェルが足を踏み入れた。
そこで偶然ハリュシナの死体と魂が回収され、その後蘇生に至った。
蘇生の際、何故かウサギの獣人の魂と肉体が混じったらしく、そのため現在の姿になってしまった。
しかし本人はまんざらでもないようだ。
最終更新:2013年09月06日 21:59