額に宝石や鏡に似た光球を持つ生物。額の石は深紅に輝くものが最も伝えられている。
目撃数自体が少なく、人への積極的な干渉も行わない為、胎生か卵生かはたまたそれ以外の産まれ方をするのかなども人間の確定的な記録はなく謎に包まれている。
人語を理解し、強い魔力を備えており治癒能力に長けるが、戦闘的な種族ではない。
深い森などが最も目撃者が多い。
その稀少さから額の宝石は手にした者に富や栄光を与える等の噂なども生まれ、それを狙う者も出るが、そういった目的で森に立ち入った者がカーバンクルを捕獲出来た記録は公的には残っていない。
その為、相手の感情を内面から感知する能力が備わっていると考えられている。
アルマウヴァ王国では、初代国王の時代にカーバンクル族の長とされる者直々から接触があり、古くは現在よりも人間と親睦が深く、複数で人々の前に姿を現せる事も大変多かった。
彼らの内でも「死者を蘇らせる」行為は禁忌であり、然るべき罰を与える。
最終更新:2013年09月10日 13:30