ケルツェ=アドヴェント
(Kerze=Advent)
「おやこんにちは、良いお日柄ですなぁ!…え?今は雷雨?…はっははは 」
「貴方の犯した罪、全智の神パヴロフを疑った罪、二度死を体験してもらいますとも。
…いや、加えて産まれてきた原罪…ふむ、三度に変更ですかな」
| 性別 |
男 |
| 年齢 |
25(若干童顔) |
| 身長 |
174cm(フード入れず) |
| 所属 |
本人は王国よりの中立だって言ってました |
| 好きなもの |
オートミール、魚、鶏肉、羊肉、教会に来てくれる人 |
| 嫌いなもの |
? |
| AA |
/(´т ▼ т`\ |
| 二つ名 |
恍惚の神罰執行人 |
普段は小さな教会の普通の日曜学校のお兄さん。おじさんって言われても怒らないけどお兄さん。
日曜以外も普通に冠婚葬祭頼まれれば全て承り、牧師として教会の仕事をしている。
概要
表情に陰が入りがちだったり、目の下の隈や光の入らない黄金色の瞳だけでも暗い第一印象を覚える風貌。
いつも小さく微笑んだような口元をしているが、 その表情のまま何もない壁や自分の手を見つめていたり、
時折意味深そうに通常使わないような単語を会話に使ったりと、 どこか人を不安にさせる要素が多い。
オルガンを弾くのは得意。
でも曲がなんだか暗い。例えアレルヤでも暗くなる。
自分でも客人に料理をふるまうことに喜びを覚えるが、 大半の場合相手の匙が進まず、ちょっと気にしている。
普段の口調は「~ですなぁ」「~ですかな?」「~ですとも」等の
場合によって若干砕けた敬語。
他人なら基本どんな時でも「さん」付けで呼ぶ。イヴには「様」付け。
敵対視している相手などには「~なさい」等の命令口調を使う時も稀にある。
礼拝説教や伝導などには口語約聖書のような小さめの旧・新両約の入った聖書を使い、 聖句を引用したりもするが、
本当は本人が信仰しているのはキリスト教ではなく、 自分の中での神様「パヴロフ」。
人混みや、大勢の前で話すのが苦手なので、聖書はマニュアルとして利用しているだけ。
礼拝の人数が多いと緊張で口の中がカラカラになるような事もある。
定期的に深夜になると、極刑の受刑者を秘密裏に引き受けたり、
アリバイの無い者やあってもアリバイを打破できそうな、何か犯罪に値する事をした者を捜し捕らえる等、
あらゆる方法で罪人を教会に連れ込み懺悔室の床から繋がる地下へと降りていく。
夢中になっている事が多く、教会の扉の錠をかけておくのを忘れている事まである。
戦闘方法、パヴロフについて
本人の信仰神、パヴロフを召喚する。
ケルツェ本人は自分の一心な信仰と供物によって神が姿を現し救ってくれていると思っているが、
妄想であり、危機に対して無意識に自分の魔法を反射的に使い具現化しているだけ。
パヴロフは背に細長い法布を掛けた、黒い巨大なシェパード犬のような姿をしている。
目隠しや隙間から唾液を垂れ流した口輪などが目立ち、下半身は腰辺りから水に落とした黒いインクのように曖昧に淀んでいて脚はない。
口から漏れる赤黒い霧のような息は毒はないが、暫く吸ってしまうと微かな痺れと高揚感が表れる。
通常時は祈るような形で両手が何重かに縛られていて、その腕を降り下ろしたり、横に振り払う等の物理的な攻撃を仕掛ける。
重いが見た目よりも速い。
パヴロフと同時に全長250cm程のツヴァイソードも出現するが、通常時はただ地に突き刺さるか音をたてて落ちたまま。
敵味方関係なく触れるし、持ち上げ操る事が可能なら誰でも扱う事が出来る。ケルツェ本人は重くて持てない。腰が折れる。
ケルツェが「ハイリッヒ(聖なる)」「ブルート(血の)」「アルタール(祭壇)」と唱え終え、頭の牛の骨を面にして被るとパヴロフの手枷と口輪が破れる。
ツヴァイソードを武器にする事が出来るようになり、片手で容易に軌道を変えながら振る事が出来、口輪が外れた事により鼻が利くようになり、噛みつく。
詠唱は一単語ずつ句切りあまり速度は無い、その間はパヴロフもケルツェもノーガードに均しい。
詠唱や面が条件なのはケルツェがそういう儀式美、形式美に固着しているだけで、
本当は意を向けさえすれば出来るが、本人は気付こうともしない。
詠唱後は魔力を急激に消費し、限界が来るまでの数分でパヴロフは消えてしまう。
解放後は自身の魔力を完全に使いきるまで実体化を続けるので、基本相手が負けるか、ケルツェ本人が魔力が0になり気を失うまで戦う。
ケルツェ自身は暗闇で相手の背後に音を極力たてず忍び寄り、弱い電撃属性の魔法をスタンガンのように使ったりする程度で、
実戦体術などは不得意の部類。というか直立不動な事が多い。
召喚中も自身は防御も人並みなので、一番の弱点になる。
ただし、短剣、鈍器、鞭、 あらゆる拷問器具に通じるものの扱い方と知識にはマニアックなものまで手慣れている。逆に銃器等には経験が無く非常に疎い。
パヴロフは自身の無意識なので、基本的にケルツェを護るように行動する。
決してパヴロフに命令はしない。でも神頼みはする。ヘルプミー。
最終更新:2013年10月03日 14:41