司馬さんページを作成してくれてありがとうございます!!! インタビューしたところ カフェ&ギャラリー ZOE の 大隅祐輔さん 大隅祐輔さん
2年前武蔵野美術大学芸術文化学科を卒業して編集プロダクションを経て今はギャラリー&カフェZOEで働いている。
大隅祐輔さんのお仕事。 お客様の接客が一番の仕事。いわゆるサービス。ものをだすというよりも人間関係のサービスのほうが仕事の量おおいですね。
話すことがおおい仕事。
夜のお客さんは基本的に酒のみにくるお客さんですね。でも居酒屋とはちがって友達とわいわいよりも一人でくるお客さんがおおいかな。40〜50くらいの割と年配のかたがおおくてだいたい外でお食事されて、かえるまえにもう一杯というお客差がおおいね。そういうお客さん達を長時間楽しませるにはこちらがパフォーマンスしないと。あパフォーマンスっというのは体を動かすことじゃなくてコミュニーケーションのことね。なにを話のきりくちにしていかに会話で長時間たのしんでもらえるか。自分のひきだしをちゃんともってないときびしいね。だから緊張しますね。それに常連さんがおおいからできるだけネタおおくしないと。それにお酒なくても話だけでいいという方もいらっしゃるし、ゆっくりのみたい方もいらっしゃるしね。そこらへんはうまく調節しないといけない。
話をすることは昔から得意だったのか。
そんなことないっすね!学生のときもどっちかというとゲイブンで何かするというよりも外でモノつくっていたことのほうがおおかったし、ものつくっているからあんまり話す機会がなくて結局家にひきこもっちゃうことが多くて、話すのがすきってことはなかった。むしろ苦手。おれ結構人見知りだったんで。
話すことが苦手じゃなくなった理由。
現場ですね。現場はめちゃくちゃ強いとおもいます。そういうのもなくなりますしね。編集プロダクションで働いているときもいろんな人と話すことが多かった。まれに自分から仕事をもっていくときがあって。でもかたいかんじじゃなくて、居酒屋とかにのみにいってはなしをする。盛り上がったところから 記事をかいてという流れ。そこから仕事に発展していく。編集プロダクションをやめてこっちにもどってきたんですけど今そこでの現場が直接いかされていますね。ここでもやっぱり同じなんですよ。毎日のように人と話すチャンスがある。話せば結局そこでコミュニュウケーションがうまれて、情報をアウトプットもするしインプットもするわけ。それが自分の糧とかネタになって次にいかされる。次の日、前の日話をしたことをするかっていうとそういうわけでもないけど、一ヶ月後に、ふと思い出されて、こういうこと話ましたよって話をして、どんどん話同士が結びついていくってこともあるし。何に関しても人に聞いてもらうだとか人の話をひきだすって大事なことだなと思う。このことは現場で会得したもので学校だとなかなか学べないこと。だからやっぱり現場は強いです。
ギャラリーゾエの外装
外装はオーナーと仲のいいきちんとした腕のある職人さんにお願いしてわがままをきいてもらって作り上げたもので、オーナーのこだわりが全面的にでている。オーナーは女子日の日本画家さんなんです。オーナーからは美術にかんしても意見をくれます。ありがたいな。バイトとオーナーというような関係性じゃなくてもうちょっとコアな部分の話をふつうにできたりするのでありがたい。
つながりもっとふやしたいですね。まだたんないな。
実際のところ以前より少し学生が減ってしまった。よくいわれることなんですが、たしかにギャラリーZOEは他の居酒屋とは雰囲気ちがうでしょ。敷居がたかいっていうイメージはあるみたいなんですよね。でもほんとラフなおみせなんでそういうのはぬぐいさりたいかな。ギャラリーも誰でも展示できるし参加できる。誰もが気軽にこれるような環境でありたいと思う。それにこの店にはいわゆるチャージというのはないので、一杯だけのみたいなとおもったらワンコインくらいですんじゃう場合もあるんですよ。それもこの店のいいところだね。いろんなひとがこの店にぐるぐるまわって行き来して。いろんな人が知り合えるような場としてここが機能してくれればかなりおもしろいな。学生が入ってきたりとか学校の教授がはいってきたりとか地域の方々や地元の方とが入ってきたりとか入り乱れる環境になったら。さっきもいったけどうちのお客さんはだいたい団体じゃなくて1人か2人でくるからお客さん同士で話すきっかけがある。年の差があってもへだてなく奇策にお客さん同士で話してる場をよくみますよ。自分より20,30年上の人と話す機会っていうのは自分の親以外ってなかなかない。でもやはり自分よりさきを生きているわけだから考えてることもおもしろいし、その話は自分の糧になる。ここの歴史とかを知っている人もいるし。話をきくことに一切無駄はないよね。それがカウンターをはさんだ、僕ら(スタッフ)とお客さんだけじゃなくて お客さんとお客さんがつながるような場所に将来的になっていけばおもしろいな。さっきもいったけどやっぱり学校だけで学ぶ必要はないとおもう。現場で学ぶことっていうのは学校とは質がちがうかな。学校も大切だけど意識的に外にでたりだとかご飯をたべにいったりだとか、こういう場所とかに一杯だけでものみにきて話をする機会があってもいいんじゃないかなと思いますね。そうそう一・二年前は店員が全員ものづくりしてたんだよ。みんながみんなモノをつくっていてそのことについて毎夜毎夜語り合うってときがあった。おもしろかったね。そういうのがカウンターの奥じゃなくて、客席でどんどん広がっていけばいいなあ。
お客様と接していてよかったとか嬉しいとか思うとき、
ごはんだしておいしかったですと言われるのは当然うれしいしね。だいたい他の店とかは会計してから「おいしかった。ごちそうさま」で帰って行くでしょ。うちの店は結構話の一環として「おいしかったよ、それでね。」って話がつづくんですよね。それは嬉しいことだな。よかったなと思うときはいろんなことをお客さんと話して、直接的に自分の糧になったなと思って実感わいたときかな。ああ。すごいためになったなって思う。
あ、そうそう山田さんのお父さんがよくくるよこの店!!そう山田さん!!
ゲイブンの助手さん。週に2、3回くる。かっこいい人、めっちゃくちゃためになる話をしてくれるいい人なんだ。山田さんのお父さんはオープンしたときからよくきてくれてた。もちろん最初は山田さんのお父さんだって知らないからさ。たまたま息子さんのつよしさんが飲みに来てて、で山田さんが入ってくるでしょ。「こんばんは山田さん。」っていったら。毅さんが「うちの親父だよ。」って。驚いたね−。それに山田さんのお父さんはジーコに似てる。人種の壁こえたら超似てね。しぶいよね。すごいうまそうにビールのむのよ。そう山田さんにすごい励まされたり、救われた部分がある。
「従業員なのに悩み相談しちゃったりとかね。学生と教育者の立場では差がありすぎて立場が言葉を邪魔しちゃったりするときもあるじゃない。同世代同士だと見えない未来とか世界も一杯あるから話てもわからないことってあるし。そういうのがクリアにみえてきたりするのはやっぱり山田さんみたいな方と話す機会があるからじゃないかな。」
確実に俺らよりさきを経験しているわけだからね。 「お客様は人間です」その意味。
基本的には売り買いの現場では人が絡んでいるのにそれが今よくみえなくなっている。例えばチョコレートを買うとして。買うときレジをうっている人が一人いるだけ。その物を買うときの裏側がみえない。けれどよく考えたらその商品の裏側にはチョコをつくっている人がいれば、パッケージのデザインをしている人もいて、商品を開発している人もいる。人間がかんがえて、人間がつくってそして人間がお金をだして買っている。あちら側からもそちら側からもそれは見えないかもしれないけれど人間が関わっている。お客様は人間です、ってそういう意味なんじゃないかな。この店でも食事をたべてもらってお金もらう。でもそれだけじゃなくて、もうちょっと深いコミュニケーションができるんではないかな。人間同士が関わりあっているんだから。
紙切れじゃないお金
関係性が気迫になっちゃいけないと思う。以前原宿のラウンジというか音楽イベントをやっているような場所でバーテンダーをやっていたことがあって、そこにはすごい量のお客さんがくるんです。お客さんもおもいきりお酒をのむから早くついで早く出して早くお金もらってっていう感じだった。でもそこには別に何も生まれなくて。その時、僕としてはお金をもらうってことがあまり好きじゃなかった。むしろお金をうけとることがつらかった。でも今はちがう。ZOEの様な環境でゆったり話ができてお金を頂くことはそんなつらいかんじはここにはない。きちんとお金をいただけるようなサービスができていると思っています。スタッフふくめ全員それはできていると思います。だからこそお金もらえるんだ。僕らも給料もらってそれでご飯たべられる、好きなものもかえる。そうお金ってたんなる紙とかコインとかじゃないと思う。もっと深いものがあってきちんと人間が絡んで回っていってるものなんじゃないかな。
大隅さんの「お客さまは●●●です。」
お客様は・・食材かな。形とかはひとつひとつ違うけど丁寧に扱わないと腐っちゃうじゃん。食材は露骨にそれがわかるじゃん。適当にぴゃってやったら腐っちゃうし、それをお客さんにだしたら最低のサービスだよねここで働いているとお客様だけは裏切っちゃいけないと思う。友達だったら他にも友達いるしって思ってさからっても問題ないけど。「そのへんにおちてるもん食わしたりしても別に問題ないし。」
お客さんには喜んでもらいたいし喜ばしてもらっている身だから、なおさら丁寧に扱わないといけない。扱うっていうと語弊があるかもしれないけど仮にお客さんを食材としてあてはまるのであればやっぱりきちんと丁寧に扱わないといけないんだ。俺らが責任もたなくちゃいけない。
「お客様はニンニクです。」 元気をくれるし、かわいい形してるよね。ニンニクって。
最終更新:2009年11月19日 02:03