最新情報
- 2020年度ゼミナール募集について掲載しました。(2019.9.19.)
- 担当教員のメールアドレスはisaoアッマークトshonan.bunkyo.ac.jpです(アットマークを@に変えてください)。(2019.9.19.)
個別相談とゼミ個別説明会
個別相談
- 原則として火曜日昼休み、水曜日昼休み、金曜日昼休みに実施します。不在のこともあります。事前にメール(isaoアットマークshonan.bunkyo.ac.jp)で連絡いただいた方が確実です。(2019.9.19.)
ゼミ個別説明会
- 決まり次第、こちらの書き込みます。(2019.9.19.)
ゼミナールの内容
社会心理学研究
- 本ゼミナールは、社会心理学研究(実験、調査、内容分析、二次データの分析を実施し、そこで得られたデータに基づいて主張をするタイプの研究)を実施できる能力を育成することを大きな目標とします。
- 授業でもわかる通り社会心理学にはさまざまなテーマが含まれています。情報社会学科の学習内容と関連のあるテーマ例としては、「スマフォ依存がコミュニケーション能力に及ぼす影響」「SNS利用が対人関係に及ぼす影響」「インターネットが精神的健康に及ぼす影響」「送り手の専門性が説得コミュニケーションの効果に及ぼす影響」などが挙げられます(もちろんこれらに限定しません)。
- こうしたさまざまなテーマのなかから自分の関心をある具体的なテーマを見つけて、そのテーマについてこれまでにどのような研究がなされてきたのかをレビューし、卒業研究では実証的研究に基づいて論文を作成してもらうことを考えています。
ゼミナールを受講して得られるもの
- 本ゼミナールの受講を通して受講生が次の4つの能力を身につけることができるだろうと考えています。それは、①社会心理学の専門知識、②コミュニケーション能力(資料作成能力、論文作成能力、プレゼンテーション能力)、③分析力(社会現象を社会心理学の知識と理論に基づいて分析する能力、計量データの分析能力など)、④情報収集能力(研究資料、データの収集方法など)、です。
- これらの能力はスポーツで言えば基礎的な体力のようなもので、すぐに何かに役立つものではありません。しかしあらゆる分野で必要とされる能力だと思います。
卒業研究のテーマ
- 卒業研究のテーマは、社会心理学の観点から実証的研究を行うという制限はありますが、自由に選んでもらう予定です。参考までに過去に提出された卒業研究の題目の一部がここにあります。すべて質問紙調査、質問紙実験、内容分析に基づいた研究を行っています。
- 最近の卒業研究の主なテーマは以下の通りです。以下の題目を見ていただければおわかりの通りテーマは多種多様なものになります。共通するのは、アンケート調査などのデータに基づいて論じるという点です。
- 地域に関するメディア報道への接触と地域訪問意図
- 大学生のまとめサイトの利用状況の比較
- 動画共有サイトの利用の目的
- テレビドラマの視聴と性役割意識
- 口コミとマスメディアが美容品の購買意思決定に及ぼす影響
- 大学生におけるSNS疲れの原因
- ディズニープリンセス映画に見るジェンダー・ステレオタイプ
- インターネット利用による家族間コミュニケーションの変化
ゼミナールの予定
- ゼミナールではおおよそ次のようなことをしたいと考えています。
- ゼミナール開始前(2年次の春期休業中)
- ゼミナールⅠ(5セメスター)
- グループ研究
- グループで質問紙調査(アンケート調査)を実施
- 先行研究(論文)の講読、研究計画の立案、質問項目と質問紙の作成、データの分析、結果のプレゼンテーション、調査レポートの作成の一連の過程を行う。
- 2019年度のテーマは「地域」「スポーツ」「アパレルブランド」に対する態度とイメージの調査。
- 3年次の夏期休業中
- ゼミナールⅡ(6セメスター)
- 個人研究
- 個人が関心のあるテーマに関連する研究論文を収集・整理し、論文を作成して、授業内で発表してもらう。
- 卒業研究の準備
- 3年次の春期休業中
- 卒業研究Ⅰ(7セメスター)
- 卒業研究の研究計画の立案
- 卒業研究に関する文献リストの作成
- 卒業研究に関する文献の購読
- 実証的研究の準備と実施
- データの収集
- 4年次の夏期休業中
- 卒業研究Ⅱ(8セメスター)
- 問題の検討
- 方法と結果の執筆と検討
- 卒論下書き提出(年内)
- 卒論提出(おそらく2月上旬)、発表会
※上記にも書いてあるものを含めると
ゼミナール関連の行事としては、飲み会、見学会があります。夏合宿をすることもあります。
※それ以外にも他ゼミや他大学のゼミとの交流も計画中です(一部実施しています)。
希望する学生
- 社会心理学の実証的研究(アンケート調査、内容分析、実験などの計量研究)を行いたい学生を対象にしたいと思います。数学の知識はあまり問いません。私自身もそうですが、机の上でずっと本を読むよりも、実際に動いてアンケート調査をしたり、実験をしたりすることが好きな人に向いていると思います。ただし全く本を読まないで良いというわけではありません…。
- 不思議に思うことを「どうでもいい」と片付けるのではなく、自分なりに考えてみたい人にも向いていると思います。
- 結構細かい作業が多いので、その点は向き不向きがあると思います。
現在のゼミナール生
- 4年生11名(男性8名、女性3名)
- 4年生11名(男性9名、女性2名)
ゼミナール選択に当たってのお願い
- 希望者は個別相談またはゼミ個別説明会に来て下さい。直接話しをすることでいろいろと理解が深まるところがあると思います。
選抜方法
その他
- 質問がある人はメールでも受け付けています。isaoアットマークshonan.bunkyo.ac.jpまでお願いいたします(アットマークを@に変更してください)。
最終更新:2019年09月19日 11:06