最新情報
- ゼミ説明会の日程を入れました(2024.12.10.)。
- 個別相談は1月中にも実施予定です。1月の予定についてはしばらくお待ちください。(2024.12.11.)
個別説明会と個別相談
- 個別説明会:
- 12月17日火曜日の昼休み(12:25頃~12:40頃まで)4402
- 12月20日金曜日の昼休み(12:25頃~12:40頃まで)4302
※可能なら事前にメール(isaoアットマークbunkyo.ac.jp)で連絡してください(アットマークを@に変更してください)。難しければ直接参加で構いません。
- 個別相談:
- 原則、火曜日昼休み、水曜日昼休み、金曜日2時限と昼休みが対応可能です。希望者は事前にメール(isaoアットマークbunkyo.ac.jp)で連絡してください(アットマークを@に変更してください)。当日直接来ていただいても対応できますが、不在にする場合もあります。事前にメールで連絡をした方が無難だと思います。
- その他:
- 対面での個別説明会や個別相談に参加ができない人は、Zoomを用いたオンライン面談、メールでの質問も受け付けます。メールにて連絡をしてください。
ゼミナールの内容
社会心理学研究
- 本ゼミナールは、社会心理学研究(実験、調査、内容分析、二次データの分析を実施し、そこで得られたデータに基づいて主張をするタイプの研究)を実施できる能力を育成することを大きな目標とします。
- 授業でもわかる通り社会心理学にはさまざまなテーマが含まれています。情報社会学科の学習内容と関連のあるテーマ例としては、「スマフォ依存がコミュニケーション能力に及ぼす影響」「SNS利用が対人関係に及ぼす影響」「インターネットが精神的健康に及ぼす影響」「送り手の専門性が説得コミュニケーションの効果に及ぼす影響」などが挙げられます(もちろんこれらに限定しません)。
- こうしたさまざまなテーマのなかから自分が関心をもち、かつ情報社会と関連があるテーマを見つけて、そのテーマについてこれまでにどのような研究がなされてきたのか先行研究をレビューします。そして卒業研究では実証的研究(データ)に基づいて論文を作成してもらうことを考えています。
ゼミナールを受講して得られるもの
- 本ゼミナールの受講を通して受講生が次の4つの能力を身につけることができるだろうと考えています。それは、①社会心理学の専門知識、②コミュニケーション能力(資料作成能力、論文作成能力、プレゼンテーション能力)、③分析力(社会現象を社会心理学の知識と理論に基づいて分析する能力、計量データの分析能力など)、④情報収集能力(研究資料、データの収集方法など)、です。
- これらの能力はスポーツで言えば基礎的な体力のようなもので、すぐに何かに役立つものではありません。しかしあらゆる分野で必要とされる能力だと思います。
卒業研究のテーマ
- 卒業研究のテーマは、情報社会と関連する内容で実証的研究を行うという制限はありますが、自由に選んでもらう予定です。参考までに過去に提出された卒業研究の題目の一部がここにあります。すべて質問紙調査、質問紙実験、内容分析に基づいた研究を行っています。
- 最近の卒業研究の主なテーマは以下の通りです。以下の題目を見ていただければおわかりの通りテーマは多種多様なものになります。共通するのは、アンケート調査などのデータに基づいて論じるという点です。
- 地域に関するメディア報道への接触と地域訪問意図
- 大学生のまとめサイトの利用状況の比較
- 動画共有サイトの利用の目的
- テレビドラマの視聴と性役割意識
- 口コミとマスメディアが美容品の購買意思決定に及ぼす影響
- 大学生におけるSNS疲れの原因
- ディズニープリンセス映画に見るジェンダー・ステレオタイプ
- インターネット利用による家族間コミュニケーションの変化
ゼミナールと卒業研究の予定
- ゼミナール(3年次)と卒業研究(4年次)ではおおよそ次のようなことをしたいと考えています。
- ゼミナール開始前(2年次の春期休業中)
- 社会心理学に関連する書籍を1冊読んで、その概要をまとめる
- ゼミナールⅠ(5セメスター)
- 社会心理学の研究法についての学習
- 社会心理学の研究法に関連するテキスト、論文を講読
- web調査を実施しながら、研究計画の立案、質問項目と質問紙の作成、データの分析、結果のプレゼンテーション、調査レポートの作成の一連の過程を行う。
- 3年次の夏期休業中
- 見学会(本年度は実施できませんでしたが以前はテレビ朝日に見学に行っていました)
- ゼミナールⅡに続く課題の出題
- ゼミナールⅡ(6セメスター)
- 個人研究
- 個人が関心のある研究テーマをひとつ設定し、それらの研究を実際に行い、最終的に論文とポスターにまとめる
- テーマは制約(とはいえできる限り「情報社会」に関連するものがよい)はないが、「データに基づいた論文」という条件だけを設ける
- 卒業研究の準備
- 3年次の春期休業中
- 卒業研究Ⅰ(7セメスター)
- 卒業研究の研究計画の立案
- 卒業研究に関する文献リストの作成
- 卒業研究に関する文献の購読
- 実証的研究の準備と実施
- 4年次の夏期休業中
- 卒業研究の研究計画の精緻化(仮説や質問項目の検討)
- 卒業研究Ⅱ(8セメスター)
- データの収集と分析
- 卒論本文の執筆
- 卒論初稿提出(1月初旬)
- 卒論提出(おそらく2月上旬)、発表会
※上記以外にも他ゼミや他大学のゼミとの交流も計画中です(一部実施しています)。
希望する学生
- 社会心理学の実証的研究(調査、内容分析、実験などの計量研究)を行いたい学生を対象にしたいと思います。数学の知識はあまり問いません。私自身もそうですが、机の上でずっと本を読むよりも、実際に動いて調査や実験をしたり、データを眺めたりすることが好きな人に向いていると思います。ただし全く本を読まないで良いというわけではありません。
- 不思議に思うことを「どうでもいい」と片付けるのではなく、自分なりに考えてみたい人にも向いていると思います。
- 結構細かい指示やそれに基づく作業が多いので、その点は向き不向きがあると思います。
現在のゼミナール生
- 4年生12名(男性5名、女性7名)
- 3年生8名(男性7名、女性1名)
ゼミナール選択に当たってのお願い
- 希望者はゼミナール個別説明会、個別相談に来て下さい。直接話しをすることでいろいろと理解が深まるところがあると思います。メールでの質問も受け付けています。
その他
- 質問がある人はメールでも受け付けています。isaoアットマークbunkyo.ac.jpまでお願いいたします(アットマークを@に変更してください)。
最終更新:2024年12月11日 12:43