ソムリエ様、お願いいたします。
作中に『手紙』や『メッセージ』、『電話』、『チャット』などの直接ではないやりとりが出て来る作品を紹介していただけないでしょうか。
媒体は漫画か小説でお願いします。ジャンルは問いません。
やりとりは二人の間ででも、多人数でもかまいません。またやりとりの相手は何でもいいです。(極端な話、人でなくても)
そのメッセージなどを基点としてストーリーが広がっていくようなものがいいですが、その話自体のエッセンス程度のものでも大丈夫です。
ただ、兄弟や親子などの血縁関係(義理も含む)でのやりとりは苦手なのでNGにさせてください。
よろしくお願いします。
男女ものや親子ものなら結構ある気がしますね…。
ちょっと外してる感がありますが畠中恵さんの小説「百万の手」をおススメします。
主人公の目の前で焼死してしまった親友が、何故か携帯を通して話しかけてきます。
どうやら今回の事件は不審火によるものだと分かり、主人公が親友とともに犯人を
探し出す…という、端から聞くとファンタジーな推理小説ですが、ラノベ風で
読みやすいと思います。
ブルース・ウィリス主演で映画にもなった「ホステージ」
映画版は見てなくて原作読んだだけなんですが、主役の警官と
人質の少年がこっそりやり取りする電話が、重要になってきます。
あと、SFがOKかわからないけれど、この板のSFスレの常連作家、
ビジョルドの小説「ヴォル・ゲーム」。
ある惑星の皇帝(5歳で即位して当時25歳くらい)が、自由になりたくて家出、
いろいろトラブルが降りかかる中、主人公(大貴族の息子でミニモニサイズの20歳の軍人)が、
皇帝を守りつつ旅する羽目に…という内容で、
人質にとられた状況の皇帝と主人公の通話(テレビ電話っぽい感じだけれど、
直接の対話でないところに意味がある)が、
笑えますし、初読の時から2人の関係にいろいろ萌えました。
このシリーズは何冊か出てるものの、この巻単独で読んでも大丈夫だと思います。
(自分自身、最初に読んだのはこの本だったので)
まだ見てるか解らないけど
小川一水「老ヴォールの惑星」(ハヤカワSF)収録の短編「漂う男」まじおすすめ
無人島に墜落した男が通信機で会話しながら何年も海に漂うという話。
遅レスですが、
電撃文庫刊のラノベ『デュラララ!!』(著・成田 良悟)をオススメします。
池袋を舞台におかしな奴らがおりなす歪んだ愛の物語。
全体を通してチャットルームでの会話が多く含まれており
それがいい感じに話のアクセントになっています。
ただ、四巻ではチャットルームに住人の血縁者が乗り込んでくるので
NGにかすめてしまうかもしれませんが、一巻だけでも楽しめると思います。
最終更新:2014年09月06日 22:27