働くおじさんたちの「実際」の成功物作品

続けて出すみません。ソムリエ様お願いします。
働くおじさんたちの「実際」の成功物が読みたいです。
プロジェクトx的な感じで。

好きな本は
「田宮模型の仕事」田宮 俊作
「奇跡のいぬ」ダン・ダイ+マーク・ベックロフ(←この二人はあやしい…)
などです。

日本・海外(翻訳)問いません。
仕事ではなくて研究とか趣味的なものとかそういうのでも構いません。
できたら読み物として面白いとうれしいです。
よろしくお願いします。


「ご冗談でしょう?ファインマン先生」はいかがでしょうか。
物理学者のファインマン博士の自伝です。
読み物としても面白く、科学者の方々の大人気ない姿がとてもかわいらしいです。
上巻は青年時代までのため、大きなエピソードはありませんが
下巻は複数人の関わる大きなプロジェクトがいくつも出てきます。


「桶屋の挑戦」加藤薫 はいかがでしょうか?
造り酒屋で戦後ホーロー桶に取って代わられた木桶を復活させようとする人々のノンフィクションです。
爺木桶職人に弟子入りする若者や杜氏さん、材木業者と、どんどん人の輪がつながって
お互いにリスペクトし合いながら伝統を生かしていく感じが、著者の穏やかな視点とあいまって
なんだか素敵です。とくに職人萌えや伝統工芸萌え・日本酒好きの方なら楽しめるかと。


「いい音ってなんだろう」村上輝久
著者は日本のピアノ調律師の草分けであり、本邦初の調律師養成学校設立
を主導した人物です。
コンサートピアノ開発計画の一環として、社命により渡欧した若き日の
著者が一流のソリストたちやピアノ製造者の下、実地で「いい音」づくりを
学んでゆく過程が生き生きと描かれています。
今や「伝説」となった個性的なピアニストたちのエピソードも読みどころ。

「おっさん」萌えの方にお勧めです。
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最終更新:2014年09月06日 22:52