Story4 恐怖・臆病
「おい、大丈夫か!?」
やっぱりうちの盗賊だった。
そして目の前には大柄なゴブリンがいた。
ジャイアントゴブリンだろうか?
コレが魔物か、と思うと俺は少し足がすくんだ。
倒してやりたい所だが、内心とても怯えている。怖い・・・。
すると後ろから象に獣化したファントが魔物に向かって突進する。
「レオンッ逃げろぉっ。」
逃げられるはずが無い。
足が動かないのもあるし、彼を放って置ける物か。
「ジョイソ-ド、生成。」
あの時の鉄製の棒(ジョイコンボ-)を想像力を使って剣の形に見立てた。
しかし体が前に進まない。
今すぐにでも助けに行きたい。
「レオン・・レオン・・。」
ファントの声は届かない。
そしてその時レオンの中で何かが起こった。
頭の中に何かが語りかけてくる・・・。
『お前、このままでいいのか?行けよ。あいつを助けてやれよ。』
青い・・・光・・?
足が動いた。
足を踏み進め、剣を振るう。
「オリャアアアッ!!」
剣はジャイアントゴブリンの胸に刺さった。
「レオン、どけッ!」
彼が最後のとどめに突進をし、ジャイアントゴブリンは倒れた。
彼が笑いながら俺に言った。
「お前にしては良くやったじゃないか。この調子で頑張れよ。」
肩をポンと叩かれた。
内心、あまり喜べなかった。
最終更新:2008年07月30日 13:05