アットウィキロゴ

Story7 青き光

「ガ・・・・ガアアアアッ!!」
とてつもない素早さで魔導の周りを駆け回る。
しかし、魔導はいとも簡単に避けている。
「やはり、その辺の獣と変わらぬか。ガキめ。」
手を翳すと、赤黒い炎を放った。
少年は数メ-トル吹っ飛ばされた。
すると、すぐさま立ち上がり、長い爪を魔導の首元にむける。
「ガ・・ガアァ!!」
勢いで刺そうとするが、片手で止められた。
「ライカン・・・とはこんな物なのか?」
魔導がそう言った瞬間、少年はうなだれた様になり、片手で掴まれていた爪は
元に戻り、瞳の色も元に戻り・・・・、いや、戻るどころか暖色から寒色のダ-クブル-に
変わったではないか。
そしてなにやら呟き始めた・・・・。
「そろそろ・・・俺様の出番かなぁ・・・?」
少年の髪には青いメッシュが入る。
魔導が少し後ずさりする。
「貴様・・・・何者だ?」
「あ~。そうだ、セイロウとでも言っておくか。ていうか中の奴がその名前がいいのでは?とか言ってるし。」
魔導は理解に苦しんでいた。
頭を抱える魔導に形振り構わず殴りかかる。
避ける間が無かったのか、殴るスピ-ドが早かったのかは不明だが、魔導が数メートル吹っ飛んだ事は確かだ。
「お・・お前ッ!不意打ちとはセコいぞ!!」
「不意打ち?これ、不意打ちって言うのか。フーン。」
怒り心頭の魔導。
そんなのは気にもせずに、折れたジョイコンボ-を眺めるセイロウ(レオン)
「これ、成るのかな?」
ひょいっとジョイコンボ-を投げると、青い稲妻を放ち大剣の形を象る。
それを軽々と片手で振り回す。
「さっきのガキとは大違いに無茶苦茶な奴だな。セイロウ。しかし、負ける訳には行かないんだな。」
そういうと魔導は大声を張り上げ、翼を生やす。
「さぁて、行くぞッ!!」
二人が凄まじいスピ-ドで駆けて行き、拳と剣でぶつかり合う。
「やるなぁ。しかし、そんな暇はないんでな。」
クッと左手を曲げる。
「なっ!」
地中から物凄いスピ-ドで切っ先が飛び、魔導の胸元に命中する。
「どうだ?剣技二重奏(デュアルソ-ド)とでもしておこうか?」
最終更新:2008年07月30日 13:07