story11 仲間との出会い
―騒動が収まり・・・・。
「お前が、黒魔法使いか?」
「あぁ。そうだが、文句あるか。」
黒いマントを羽織った少年。
自分とさほど年の差は無いように見える。
「俺は、レオンだ。よろしくな。」
手を差し伸べたが、パチンッと叩かれた。
「いい気になるなよ?俺は、貴様が足手まといだと感じたら、迷わず見殺しにするからな。」
「あぁ。いいとも。」
何事も無かったかのように、二人はそこから出て行った。
「・・・。」
会話も何も無く、とりあえず黙々と歩く二人。
‥‥‥。
沈黙。
「なぁ?どこに向かってるんだ?ところで。」
沈黙を破って声を発したのはレオンだった。
「あぁ。近くの町のクエセンだが?」
クエセン。
それは、パ-ティが、ダンジョンなどに入って、モンスタ-狩りをしたり、
お宝ザックザクだったり、そんな感じのクエスト。
それを受ける所がクエセンである。
もちろん、報酬としてお金ももらえる。
「そうか。お前、瞬間移動魔法とか無いのか?」
「そういえば、あったなそんなもの。」
「・・・・。」
意外と天然?、思わず頭の中にその言葉が浮かんでしまったレオンであった。
「おい、肩に触ってろよ?いくぞ!移動呪文ラルガッ!!」
ギュンン、と周りの景色が飛ぶ。
暗い所。
そこに指で「ランゲッタ」と街の名前を宙に書いた。
すると、何事も無かったかのように、背景が街の景色になる。
「はぁ~ん。魔法てこんなんなのか。」
「お前、少しは学習したらどうだ?」
「はは・・はは・・・。」
最終更新:2008年08月01日 07:55