□story
永封暦。
それは永遠に語られる事なく、永遠に繰り返される事がない、人類の空白の歴史。
封印された訳は諸説あるが、いまだに詳しい事はわかっていない。
その中から、現在有力な説を幾つか語ろう。
それは、とある天使がつづった書物「セファー・ラジエール」を巡っての人間と神との共和の物語―
永封暦1300年。
世界の国々は常軌を変える力「Aberrant」を求めてお互いに争いあっていた。
その中でも最もAberrantに近いといわれる二つの大国「ロゼアリー帝国」と「オルトロス皇国」。
両国の戦歴は300年にまでもわたり、そしてその戦争は醜く、無残で、そして哀しかった。
そんな永き戦争に終止符を打つ為に、結成された暗躍組織があった。
暗躍組織「Ain」の一員―セルス=マクミーナとその相棒キリエル=アーヴィンはある日、奇妙な任務を与えられる。
それは「空虚と現実のハザマを見つけ出せ」と言ったものだった。
訳のわからないままそのまま普通の毎日を過ごすセルスであったが、そんな彼の元に「ロゼアリー帝国第三皇女 シリア=エル・ラズベリー」が現れる。
彼女は彼の元にやってくるなり、いきなり暗殺の依頼を持ちかけてくる。
そしてその暗殺の相手は彼女の父であり暴君「ウルス・エメアリー=ラズベリー」であったのだ。
組織との契約書を見せ付けられたセルス達は、何がなんだかわからないままラズベリー帝国を目指す。
この頃から、彼らの運命は大きく変動していったのであった。
□世界観
□用語
□キャラクター
セルス=マクミーナ
他人には中々心を開かない性格を持つ、16歳の少年。
革命組織「Ain」に所属している。
PKという超能力を使う。ただし、その力量は岩の塊を浮かせて移動させる程度が限界。
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赤ん坊の頃、組織「ラディン」で カイン・プロジェクト の実験サンプルとして伝説の吸血鬼「カイン」のDNAを注入された。
セルスの細胞は"カインの細胞と酷似しているタイプ"であった為、細胞が何らかの反応を起こしてセルスはPKと吸血鬼もともとの力を開花させる事に成功する。
その後も様々な実験を施される予定であったが、ひそかにセルスの父親「フレンベルク=マクミーナ」が、まだ赤ん坊の状態の彼を研究所から連れ出して孤児施設に預けた為、それ以上の実験は施されていない。
小学校の頃、受けた裏切りが元でショックが起こり、吸血鬼の力を操る裏人格ルシアとPKを使う事ができる表人格セルスに人格が分散した。
事件の後は革命組織「Ain」に入団。現在に至る。
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JOKER
道化師のような身なりをした、狂気の男。
目的を達成する為ならば手段を選ばないという冷徹非道な性格と、戦況や状態を一瞬で把握するという脅威の判断力を持つ。
また高いカリスマ性を備もち、自分の意思で彼の僕に成り下がったという人間も少なくは無い。
神秘の本「セファー・ラジエール」を捜し求めている。セルスとは幾度と無く対立する。
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元々は「プロミネンス・スクウェア」というサーカス団で創られたロボット。
あまりにもよくできていた為に生物としての「感情」を持つようになり、心の底から人々を楽しませる事ができた。
しかしある日。怪人と恐れられた快楽連続殺人鬼「ヴァネッツィア」がサーカスに進入。彼をのぞく全団員十六名を含む三十二人がその場で殺害された。
死体のみが散乱するステージに一人立った機械仕掛けのピエロは暴走する。
何故自分は死ねなかったのか。
何故仲間達が死ななくてはならなかったのか。
これから自分はどう生きていけばいいのか。
JOKERの心はいつもの哀楽の感情とは違う、何か邪悪な渦が渦巻いていた。
黒く染まったピエロがまず起こした行動は「復讐」であった。
そして長い年月をかけ、ようやくヴィネッツィアを探し出す事に成功したJOKERは、かつてのサーカスがあった場所まで彼を呼び出し、殺害する。
しかし、その時JOKERは気づいた。自分には限られた時間がある、と。
死を目の前で体感した彼の冷たい心に鳴り響いたのは、「恐怖」という名の小さな鈴の鳴る音だった。
そこで彼は決意した。永遠なる体を捜し求めよう、と。
動機は仲間達の死ではない。仲間達の為でもない。自己満足でもない。ただ自分自身の「死」に対する恐怖であった・・・。
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台詞集
「道化師とは普通、人に夢を与えるのが常識です。しかし、十個焼いたパンが全てが全て同じ味をしていないという様に、そこに例外が居てもおかしくは無い・・」
「何が言いたいのか分かりますか、Mr,セルス。この世の常識に革命を起こそうと言うのです」
「Mr,セルス。実を言うと、貴方の体が妬いのです。決して死ぬ事がない不死身の体・・・永久に年をとらない不老不死の力・・何者をも圧倒する吸血能力・・」
「き・・・き・・・・き・・・まさきィィィィッ!」(自我崩壊)
「神の御前で戦おう!」
「おお・・・これが・・Aberrant・・・常軌をはずす力・・」
ゼルノ・ゼアミアス
心が壊れ、精神が病んだ少年。
精神が病んでいるせいか、起きている物事に対する適切な判断を下せない。
その代わりに、絶大的な魔力と恐ろしい能力を持っている。
一人称や口調はあいまいで、場合によってコロコロと変わる。
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遺伝子操作の実験で生み出された、人工の吸血鬼。
セルスと違ってカインの力をそのまま引き継いでおり、純粋な吸血鬼となっている。
ただしその代償として、精神に障害を持つようになってしまった。
彼が6歳の時にその研究チームは解散し、彼はとある一人の女性に預けられる事になった。
その義母に毎晩読んでもらった本が印象的であり、現在でも彼の愛読書となっている。
ある日、とある組織(セルスを吸血鬼にした組織)が彼と母親の元へと現れ、彼を連れて行こうとした。
最終更新:2008年08月18日 10:39