1 : 風吹けば名無し[] :2011/06/20(月) 16:22:05.06 ID:q5GP6rgr
最近のアマチュア野球は低レベルも甚だしい。
大学通算防御率1点台という輝かしい成績を誇った鳴り物入り投手も、プロの世界では打撃投手さながらの打たれっぷりであり、また野手も 大学リーグ首位打者が1割前後の打率という有り様だ。
こうしたアマチュアのレベル低下を引き起こしているのは他ならぬ金属バットのしわざ、と俺は睨んでいる。
金属バットは反発力が高く、本来ならファールや凡打になった打球もヒットに変えてしまうので投手は堪ったものではない。
これに対抗するために、投手は変化球で躱すピッチングを強いられ、直球のキレを失ってしまう。野手の場合はチョコンと当てただけでも ヒットになるためバットを振り切らず、スイングスピードは遅くなるばかりだ。
このように道具によって全体のレベルが下がってしまうことはお笑いもまた然りである。
最近のお笑い会場には主催者側が事前にサクラをしこんでいる場合が多い。
そのため若手芸人は自分が面白いと勘違いしてしまうのだ。お笑い番組でも現在では編集段階で笑い声が入れられている場合が多いため、 同様の現象が見られる。
このままではすべての娯楽の質が下がってしまう。
だからこそ、俺は声を大にして言いたいのである。「便利な道具を捨て、昔に戻ろう」と。
松本著「頭で投げる」より
最終更新:2011年06月20日 17:14