氏名 |
所属 |
職種 |
柳井正 |
ファーストリテイリング |
実業家 |
経歴/業務内容
1949年2月、山口県宇部市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。父のすすめでジャスコに入社するも周囲と合わずすぐに退職。翌年、地元に戻り父の経営する小郡商事に入社する。その後社長に就任。一号店を広島に出店。「ユニクロ」という店名でカジュアル小売業に進出。1991年、社名をファーストリテイリングに変更。
やりがい
全部自分でやることによって、業務成績が成績表のように感じ、商売をする楽しさを知る。商売はいろいろなものがつまっていて、ある意味総合芸術である。うまくやれば儲かる。それが一番楽しい。
仕事への姿勢/考え方
経営は信頼が第一である。信頼されなければ何もすすことができない。商売は厳しく臨まなければならない。お客様の視線、従業員の視線は皆シビアに向けられている。そして一貫性も重要である。意見をころころ変えるような人に、人はついてこない。経営者は全部自分でやってみる、そして失敗することが大事である。
転機
父が経営していた商店を継いだ時、他の社員のことも考えずに行動していたために、社員が離職。仕入れ、販売、経理、人事を一人でこなさなければならなかった。しかしそれが結果として商売の楽しさを知るきっかけとなった。
今後の目標
新興国市場での成長(2013年11月17日、NHK放送「NHKスペシャル」にて)
感想 ①
なんでも自分でやってみる、という言葉が印象に残った。企業家という職業はいつもいすに座っているようなイメージだが、柳井さんの場合はその正反対で、チャレンジングな精神に満ちあふれているように感じた。何度でも失敗しなきゃ身につかないという言葉に勇気をもらった。
感想②
仕事に対しての意気込みがかなり強く感じられた。仕事に対しては妥協しないし、常にハングリー精神で、常に上を目指し続け、満足することはない。そういった仕事に対する姿勢が、企業をここまで大きくすることができる1つの要因なのだと感じた。また、そういった人物だからこそ、社内でも信頼がおかれ、大きな企業のトップになれたのだと感じた。
最終更新:2014年02月10日 00:31