氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
新海誠 |
フリーランス |
アニメーション作家・映画監督 |
18年 |
経歴・業務内容
中央大学文学部在籍中にアルバイトとして日本ファルコムに従事し、大学卒業後の1995年に正式に入社。同社のパソコンゲーム『英雄伝説 ガガーブトリロジー』『イースIIエターナル』などのオープニングムービーを制作する傍らで自主制作アニメーションを制作し、1998年に『遠い世界』でeAT'98にて特別賞を、2000年に『彼女と彼女の猫』でプロジェクトチームDoGA主催の第12回CGアニメコンテストでグランプリを獲得した。2000年頃に日本ファルコムを退社し、フリーランスになる。その後一人で自主制作映画を作っていたが、途中からプロのスタッフを雇い、一人での製作は現在やっていない。美術の部分においてもパソコンで作業をしている。
やりがい
視聴者が作品を見たらいい意味で影響を受けてもらえるんじゃないか、元気づけることができるんじゃないか」という思いが原動力となっている。
仕事への姿勢/考え方
アニメーションには、フィクションには現実でどうしてもうまくいかない時、それを少しだけ助けてくれるチカラがあると思う。
いつか忘れてしまっても良いから、でも必要な時にその作品を観て何かを感じてもらえればうれしいです。
自分の作品の対象は観客であると同時に、過去の自分でもある。
転機
27歳のときには、仕事やプライベートで気持ちが釣り合わなくなってしまい、自分がずっといたいと思える場所にちゃんとたどり着けるのか見えなくなったことをきっかけに、自主制作でアニメーションをつくり始めた。
「雲のむこう、約束の場所」この作品で第59回毎日映画コンクールアニメーション映画賞を、宮崎駿監督の『ハウルの動く城』などを抑え受賞した。
今後の目標
新津さん自身は、「こうあるべき」「こうするべき」という言い方はあまり好きではない。それぞれの人が、自分で考えて、自分のやりたい方向に進んでいけばいいのではないか。
自分が作りたいから作る、という気持ち。
感想 ①
今回は自分の好きなアニメーション作家の新海誠さんについて調べました。僕が中学生のときに初めて見た秒速5センチメートルという作品を見て衝撃を受けました。友達に紹介され見たこの作品がきっかけでパソコンに興味を持ち、自分の進路を決定するのに影響しました。この人が『ほしのこえ』という作品を作り始めたころ、広くインターネットが普及し始め、ネットを通じてたくさんの人に知ってもらうことができたと言っていたのですが、インターネットという情報システムというものの影響力のすごさを実感できました。
感想②
プロの意識というのはすごいもので、こだわりも人一倍だと気づいた。
自分の力だけではどうにもならないところはきちんと人に頼る点も素晴らしい。
もし生まれ変われるならこういう人と仕事してみたいと思った。人の心を動かせる作品を作れるひとはすごいと思う。
感想③
私は新海誠監督の映画である「言の葉の庭」や「秒速5センチメートル」を見たことがあり、自分の人生観というのを見直すきっかけとなりました。このように人の心の深い部分に切り込んでいくことができるものがパソコンを使い作られているというのは情報学部の学生として非常に勇気づけられるものでした。そして自分も人のためになる仕事をパソコン、インターネットを通してできたらいいと思いました。
感想④
私が鑑賞したことがある新海誠作品は『秒速5センチメートル』と『言の葉の庭』の2作品であるが,この両作品に共通する特徴として,「わたし」と「あなた」という二人の関係が物語を動かしている,ということである.現実を超越したような,幻想的とも言える美麗な作画で描かれるのは極めて現実的な問題を抱える一般人達である.その一種のミスマッチは,単純に作画というだけでなく作品全体の鮮やかなコントラストを演出している.「アニメーションには、フィクションには現実でどうしてもうまくいかない時、それを少しだけ助けてくれるチカラがあると思う」という言葉はどこまでも謙虚である.「アニメーションで世界を救う」でもなく「アニメーションであなたを救う」でもなく「アニメーションによってあなたが少しだけ救われるかもしれない」なのである.多くの賞を受賞し,世界にも認められたアニメーション映画監督である彼だが,その作品は飽くまでも視聴者の手の届く範囲の物語をアニメーションという幻想を通じて投射したい,という想いが込められているように感じる.そのような基盤から作り出される物語であるからこそ,見るものの心をじんわりと打つ作品になるのだろうと思う.
感想⑤
前に新海さんの講演を聞いたことがありますが、高校の時にもっと遠い世界に行きたいと考えていたと話されていたことが印象に残っています。記事にもありますが「こうあるべき」「こうするべき」という固定観念に捉われず、自分の好きなことに突き進んでいく方なのだと感じました。自分の作品で影響を受けてもらいたいという信念が、「君の名は」の大ヒットに繋がったのではないかと思います。「ほしのこえ」から「君の名は」まですべて見ましたが、彼の持っている信念が体現できている場面がいくつもあるように感じました。特に「秒速5センチメートル」の作画はどのシーンを見ても輝いていましたし、「星を追う子ども」はまだ見ぬ世界を旅するワクワク感がありました。
感想⑥
私は「君の名は」「言の葉の庭」の二作品を見たことがある。
どちらも心にグッとくる作品でした。そのように人の心に訴えかけるような作品を作ることが出来るのは、誰かからこうするべきと指図されるのではなく新海誠さん自身の作りたい作品を作っているからだと感じた。「秒速2センチメートル」等のほかの作品も見たい。
感想⑦
高いプロ意識と明確な方針を持っている尊敬すべき人物であると感じました。自分も新海誠監督の映像作品のファンであり、何度も感動させられているので、彼自身の背景を知る良いきっかけとなってよかったです。
感想⑧
アニメーションには、現実でうまくいかないときに手助けしてくれる力があるという新海誠さんの考え方が、とても素敵だと思いましたし、共感しました。また、今回この記事を読んで、新海さんの仕事に対する熱意が感じられました。自分も、こんな風に何かに熱中できる人間になりたいです。
感想⑨
作品を見ることで気が楽になるのは理解できる。
確かに彼の作品はつらい人や疲れている人向けだと思う。
そんな人が大衆化されてしまうなんてニルヴァーナみたいだ。
しかし、「イース」や「銀英伝」はやはり偉大な作品である。
感想10
新海誠監督は「君の名は。」や「言の葉の庭」で知った。どの映画も絵がとても綺麗で幻想的で映画館で見るべき映画であると思う一人で自主製作映画を作るというのはかなりの時間や労力が必要であるはずだ。今は一人での制作はしていないと書いてあるが、新海監督の美術センスはいつまでも評価されるべきあると思う。
感想11
受験期の夏、偶然テレビでアニメーション映画「言の葉の庭」を見た。唐突に画面に映し出された、水面の上で揺れる緑の木。それはあまりにリアルで、現実を映した放送なのかアニメを扱ったCMなのか判断しかねた。最終的にアニメだと気付いたのは、それがあまりに美しすぎたからだった。その後、私が新海作品に夢中になったことは言うまでもない。彼のように謙虚に美しいものを作りたいと思った。
感想12
新海誠さんは自身の作品に情熱をかけていると伝わり、思い返すと新海さんの作品にもその思いがこもっていると思いました。私は「言の葉の庭」と「君の名は」を見たことがありますが、とてもきれいな作品で心が癒されました。今後の目標にある「こうあるべき」というという考えが好きでないというのは、実際に行動に起こすのは難しいだろうけど、とても素晴らしい考えだと思います。
感想13
自分の作品を見てくれた人を元気づけることにやりがいを感じているという点で素晴らしい人だと思った。現実でうまくいかなかったときでも、アニメーションには見た人を支えてくれる力があるということも共感できた。
人に言われたからではなく、自分のやりたいことをやる、作りたいものを作るという気持ちを持てることにあこがれる。
- 「今後の目標 」のところで「新津さん自身は、」となっているが、新海さんは「新津」と名乗ることを好ましくないと思っているとのことです(ソース:gg検索)。わかる人は分かるというのを演出したいのであればいいのですが、そこまで知らない人たちにとっては「誤字かな?」と思わざるを得ません。対策をお願いします。 -- keinTisch (2018-06-06 22:03:20)
最終更新:2018年06月19日 22:45