氏名 |
所属 |
職種 |
西郡 勲 |
P.I.C.S.management |
映像作家・CG作家 |
経歴・業務内容
文化学院高等部美術科在学中に、CGを駆使したVJを始める。95’MTV Station-IDコンテストグランプリ受賞をきっかけにMTV JAPAN入社~クリエイティブプロダクションP.I.C.Sを経て現在フリーランス。演出、監督業のほか、自らCG製作を行っている。Siggraph、PROMAX&BDA等多数受賞。2004年エジンバラ国際映画祭、世界最大のデジタル映像フェスティバル onedotzeroやResfestによる作品招待、文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 優秀賞受賞。2006年Anifest(チェコアニメーションfestival)審査員特別賞受賞等。
やりがい
映像を作っているということ、自分の付けた動きで時間軸が埋まっていくということ。
仕事への姿勢/考え方
MV(ミュージック・ヴィデオ)を作ることはミュージシャンと対等だと考えている。3Dの奥行きのある動きというのは、音楽と非常に通じていてそれを生かすことを常に考えている。CM製作とMV製作というのは仕事の性質は違っても、自分の中では一緒であり、3DCGは絵コンテでは伝わらない部分が絶対にあると考えている。
転機
中学3年のときに部活のサッカーで挫折して、将来の進路を考えたのが始まり。親の影響もあって設計士を目指すべく文化学院の高等部に進み、高校1年の時に友だちと行った「3Dクラブバース」でVJを見て衝撃を受けた。
今後の目標:オーケストラレーションの音の重なりとCGのレイヤーを重ねた映像をナマの舞台、ライブで表現すること。
感想①
CGとは立体物をよりリアルに作る道具ではなく、人の持っているイメージを飛躍させる「感覚を刺激する映像」だと西郡さんは考えていて、私はCGについて考えてみたら確かにそうかもしれないと感じた。また、MV(ミュージックヴィデオ)を製作するにおいて、音楽を聴いて頭に思い浮かぶイメージを彼自身のCGにおける映像技術を駆使して、そのMVを見る人々に様々な印象を与えるというのは、難しいことであるし、自分のイメージ通りに映像が動かないときほどもどかしいことは無いと思った。だが、そういった試行錯誤を繰り返して自分のイメージしたものに近づいた作品を作り上げられた時ほど達成感とやりがいを感じられる時間は無いのだとも感じた。また、自分のイメージと音楽のイメージがあまりにもかけ離れていてはMVを視聴する人にとっては見ていてしっくりこないし、音楽のイメージを壊さないよう、上手く視聴者の想像力を膨らませられる映像を作らなくてはならないと知り、この職業は映像や音楽に対するセンスも持ち合わせていなければ成功することは難しい職業だと思った。また、ライブでの映像表現についても目標を持っていて、ナマの舞台での映像を使った新しい演出は観客をどれだけ楽しませるのだろうと考えると、とてもわくわくするやりがいのある職業だとも思った。
感想②
西郡さんは、3DCGを作る際は3Dの奥行きのある動きを生かすことを考えながら仕事をしており、また3DCGは絵コンテでは伝わらない部分が絶対にあると考えていることから非常に自分の仕事にやりがいを持っているのだなと感じた。
最終更新:2018年10月10日 00:13