小間 基裕(ヤフー株式会社)

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    氏名        所属        職種        社会人経験年数   
 小間 基裕    ヤフー株式会社   データサイエンティスト   11年  


経歴

1979年生まれ 大阪府出身
エンジニアとして2002年の4月ヤフー株式会社に入社。広告企画や季節特集の技術担当としてさまざまなフロントエンド・バックエンドの技術を学ぶ。
次に検索エンジニアとして画像・動画検索のリリースやウェブ検索の機能改修等を経験。その頃から検索キーワードを使ったデータマイニングに取り組みはじめる。2006年からは検索技術・企画それぞれのチームリーダーとしてデータを活用した検索プロダクトの磨き込みに注力。2010年にはシニアマネージャーとして検索全体のプロジェクト企画開発をリード。2011年にデータソリューション開発部に異動して部長になる。2012年から現職に。
ほか2007年~2009年まで早稲田大学非常勤講師、2009年~2010年まで京都大学非常勤研究員を勤める。

業務内容

Yahoo! JAPANのビッグデータを扱う部門、データソリューション本部でデータインフラ、アクセス解析システム、データフィードシステム、レコメンデーション、ターゲティング、日本語処理、音声処理、映像処理等のデータにまつわるプロダクト群を管掌している。Yahoo! JAPANで初めてキーワード候補のシステムを開発した。

やりがい

ユーザーの閲覧、クリック、購買履歴といったログデータから、Yahoo!知恵袋やTwitter等のソーシャルメディアデータ、ニュースコーパスに検索キーワードといったバラエティに富んだ未知の可能性を秘めたデータやエリアに真正面から取り組めること。

仕事への姿勢/考え方

誰も使わなくなったデータや、自分を取り巻く現場の空気、その中から利益につながる“宝”を探しているような感覚で仕事をしていた。
データありきではなく、サービスやビジネスを良くしたい。そのために必死に考えた結果、データの利活用に辿り着いた

転機

今までラジオからリスナーへの一方通行だった情報の伝達をリスナーからラジオへの方向も取り入れた双方向通行にすること。ラジオ番組の企画を放送前にリスナーが知っていて盛り上がる、それを受けてラジオの内容が変わりそのことでリスナーがまた盛り上がる、といったキッカケの循環の形を「SCHOOL OF LOCK!」という番組で企画したこと。

私生活


今後の目標



感想 ①

サービスやビジネスを良くしたいと考えた結果、利用者のニーズをデータから分析し、サービスやデータ運用に応用を始めていくうちにデータサイエンティストとなっていたことに面白さを感じたとともに、データサイエンティストとしてあるべき姿―ビッグデータの分析を目的にするのではなく、それをツールとしてビジネスやサービスを作り出していく―が見えたような気がした。データサイエンティストになるためには日常の様々なデータ、情報に敏感になることやや鋭い洞察力が必要になると思った。また様々なデータを分析するためには、幅広い知識が必要になると思ったので、様々なことに興味関心を持ち普段から知識を増やして行きたいと思った。

感想②

仕事への姿勢について、目的を達成するために徹底的に人と話し合ってまとめていくという部分にとても共感した。現在、大学でもグループワークで課題を行うことがある。そのときに、一人ひとりの意見を聞くと、そういう意見もあるのかと参考になるし、自分だけの意見だとどうしても偏ってしまうので、大事なことだと思った。
またビックデータにはとても興味があり、現在の検索エンジンで不満を持つこともたまにあるので、データマイニングのことを勉強していきたいと思った。

感想③

 私が普段から使っているYahoo!JAPANには、バックグラウンドで努力している人がいるから快適に楽しいコンテンツが利用できるのだとわかった。キーワード候補は、検索ワードを入力する手間を省けるため、利用者のことを考えた便利なコンテンツだと思った。月日が経つにつれ、利用者の周りや社会全体の環境が変わっていくので、そこで利用者に喜んでくれるコンテンツを考えるのは大変そうだけれど、成功した時はやりがいをすごく感じられるのだろう。

感想④

ちょうど最近本で目にした職種でその特徴的な内容に興味を持っていました。膨大なログデータから情報を拾い出し、活用するというのは私には途方もない作業に思えます。しかしそこに小間さんはやりがいを見出していることから、そう思わせるこの職種の持つ魅力があるのだと思います。     私がアーキビストに関する資料を読んで、同じく膨大なデータを扱う職種だけれど楽しそうだと思ったのも事実です。また小間さんの転機が私も知っているラジオ番組で、ラジオ番組からITへ繋がるというのが驚きでした。

感想⑤

Yahoo!JAPANでキーワード候補のシステムを開発するなど、膨大なユーザーのログデータを活用して、役に立つサービスを作ってきたデータサイエンティストであることが分かった。SNSが急発達し、ビッグデータが重要視されるようになった現在、彼のような人材がより便利な情報社会を作っていくために必要だと思った。

感想⑥

仕事に取り組む姿勢として自分を取り巻く環境から何をどうしたらよくなるのかを考え行動しているところに好感を持った。キーワード候補のシステムは今やなくてはならないものであり、そのようなものを生み出すに至った経緯についてもっと詳しく知りたいと思った。


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最終更新:2020年06月24日 22:33
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