氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
黒田茂夫 |
株式会社昭文社 |
出版地図大手株式会社昭文社・代表取締役社長 |
24年 |
経歴
1989年帝京大経卒、東京ダイキン空調入社。
1992年昭文社入社。
1999年取締役、
2002年常務。
2005年10月1日付で社長 昇格。
業務内容
SiMAP(サイマップ:昭文社統合地図情報システム)を中核とし、それを活用した地図・雑誌・ガイドブックの企画・制作及び出版販売を行う「出版事業」、ならびにデジタルデータベースの企画・制作・販売及びそれらを活用したサービスを提供する「電子事業」を展開。
やりがい:日本人の価値観やライフスタイルが変化と共に多様化し、情報が世の中に溢れている今、求められるのは情報の数ではなく、「質」や心に訴える「わくわく感」だと考え、女性の声を反映し大ヒットした「ことりっぷ」を始め、これからは今まで以上に旅への好奇心をかきたてる商品づくりを進めている。
「旅とおでかけ」をキーワードに、旅と読者を笑顔でつなぐ架け橋になっていけたらと考えている。
やりがい
仕事への姿勢/考え方
世の中におびただしい情報があふれている時代だからからこそ、
“本当に価値ある情報“が求められていると考えている。半世紀を経て、蓄積された昭文社の地図、旅行情報は、プロフェッショナルの目で厳選された、いわば「ニッポンの特選情報ライブラリィ」だと自負している。これからも、安心して利用いただける質の高い地図、旅行情報の提供にこだわり続けている。
転機
地図、旅行情報の発信メディアは、出版物からインターネット、携帯電話、カーナビゲーションなどのデジタルメディアへと急速な広がりを見せた。しかし、昭文社は業界の急速なデジタルシフトへの流れに乗り切れず、業績低迷する時期があった。その後、紙地図事業から電子地図事業へと収益の柱をシフトし、電子事業の売上を41億1800万円から146億6300万円へと成長させる目標を立て、メディアの特性を活かした利便性の高い商品を提供するようになり、業績を回復した。
私生活
今後の目標
これまでマップルの表記はカタカナだったりアルファベットだったり、また、リンゴの写真だったりイラストだったりとバラバラだった。「昭文社」という企業名よりも、書店で広く流通している「マップル」のほうが消費者には広く認知されているため、統一ブランドロゴを定めて、人びとの潜在意識に植え付けようと考えた。今後、Webサービスや出版物でも、このマップルのロゴを大々的に使っていき、人々に広く認知される企業をめざしている。
感想①
旅行雑誌の編集に興味があり、まっぷるの会社について調べようと思い、黒田茂夫氏を選んだ。企業のトップに立つ人間は常に時代の流れを把握し、それに合わせて会社を変革していかなければならないのだなと感じた。人々に利用してもらえる商品を作るためには、人々の記憶に残るようにロゴの工夫などの努力も必要なのだろう。
感想②
長く続けてきたものを変えることはなかなか大変なことであるが、しっかり時代の流れを見て、続けてきたものを活かして新しいことを始めたのがすばらしいと思った。
感想③
出版関係の仕事に少し関心があり、黒田茂夫氏の記事を読みました。世の中に大量に情報が溢れている今、私たちは間違った情報に惑わされることがたくさんあり、本当に価値ある情報を選択することがいかに大切であるかがよく分かりました。メディアがデジタル化していく中で、デジタル化をうまく利用して業績を伸ばした黒田氏はすごいなと思いました。
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最終更新:2017年02月26日 17:53